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内閣府悪徳商法対策メルマガ第7号が発行されました

2006-11-10 11:32:55 | Weblog
内閣府悪徳商法対策メルマガ第7号が発行されました
 内容は以下の通り
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 『展示会でアルバイト』のはずが、次々と着物を買わされる被害多発!
・平成18年9月頃明るみに
・東北地方で
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<被害内容>
 日給5000円の着物展示会のアルバイトのはずが、展示会場の中では、他の販売員から口々に「この着物を着て接客すれば売り上げNO.1」「アルバイト料で簡単に払える」と勧められます。断っても聞き入れられず500万円以上も買わされる被害まで出ています。
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<ひとこと助言>
◇アルバイトと称して人集めをし、仕事に必要などと言い複数のクレジットを組ませ、次々と着物を売りつける手口です。なかにはアルバイト料も貰えず、購入したはずの着物も届かず、クレジットの支払いのみが残る被害も出ています。全国に同様の被害が広がる恐れがあります。
◇心配なときは、お近くの消費生活センターに相談してください。


 呉服販売トラブルと言えば、「松葉」「健勝苑大阪」「ニッセン」など10社が、パートの売り上げが目標に足りないことを理由に、信販会社とローン契約を組まされ、半強制的に高額な着物を買わされたとして提訴されています
(http://blog.goo.ne.jp/ibarakiisuzu/e/027c2b234a8d5a4923936fb7bc19070e)が、今度は日雇いのアルバイトにまで強制的に着物を買わせる手口ですか…。

 所詮日雇いなんですから、会社のノルマに協力する筋合いもありませんし、それでもしつこくつきまとうなら、業者の勧誘は一切無視して、日給を放棄して時間が来たら帰ればいいのに…などと私などは考えてしまうのですが、そこにクレジット会社や信販会社という第三者が入ると、契約の解除は一気に難しくなってしまいますし、悪徳業者としてはそこに追い込むのが手口なんでしょうね。
 はっきりいって 現代の日本では、高価な着物など、茶道や華道のそこそこ高いレベルまで行かなければ、滅多に着る機会もありませんし、普段着慣れていない人にとっては窮屈なだけ。個人的には、余程普段から着物を着慣れていて、かつ、セールストークがすぐに思いつく自信のある人でもない限り、着物販売の仕事自体避けた方が無難かと思います。今は景気が回復していますし、時給さえ選ばなければ販売の仕事なんていくらでもありますよ!


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