ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

衆院秋田3区、三井マリ子氏擁立へ…民主県連

2012-10-15 08:48:41 | Weblog
衆院秋田3区、三井マリ子氏擁立へ…民主県連 2012年10月14日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20121014-OYT1T00063.htm
 民主党秋田県連が次期衆院選の秋田3区で、横手市出身の北欧社会研究家三井マリ子氏(64)を、党公認候補として擁立する方針を固めたことが13日、わかった。
 県連は12日に党本部へ公認申請をしており、16日の党本部常任幹事会で正式に決定される。
 3区では、社会保障・税一体改革関連法案に反対票を投じた京野公子衆院議員が民主党を離党し、小沢一郎氏らが結成した新党「国民の生活が第一」に参加。
県連は7月の常任幹事会で、京野氏の後任候補擁立を目指すとしていた。
 県連などによると、三井氏は長野県在住。米コロンビア大大学院修士課程修了後、高校教員を経て、1987年5月から都議を2期務めた。
 13日に秋田市内で取材に応えた三井氏は、2年前に亡くなった母の介護を通して高齢者問題などへの関心が強くなったといい、「古里に良くなってほしい、自分のやってきたことが役に立てばと思っていた。自民党の政権復帰を阻みたいという思いもある」と出馬を決意した背景を説明。「北欧の良さを採り入れ、子育てしながら働き続けられる社会を実現したい」と抱負を述べた。
 今夏以降、三井氏に出馬要請を続けてきた県連代表の松浦大悟参院議員(秋田選挙区)は「(三井氏の)女性の視点から社会保障を見つめ直したいという思いに共感した」とし、「3区の支持者には(京野氏との)政策の違いを丁寧に説明していく」と強調した。



 三井マリ子氏と言えば、ジェンダーフリー教育に熱心で、大阪府豊中市男女共同参画推進センター「すてっぷ」館長を雇い止めされ裁判を提起する「館長雇い止め・バックラッシュ裁判」で一躍有名になった(一審では敗訴したものの二審で逆転勝訴)方ですが、主な活動領域は関東・中京・関西といった太平洋ベルト地帯がメインのはず。
 なんで秋田3区(要は秋田市を除いた県南部)で出馬???(東京都議会議員を2期、旧東京4区で出馬した実績はあるので東京の出馬ならまだわからなくもないのですが…)と思ったら、某電子辞書の経歴にも書いてなかったので知らなかったのですが、実はこの方横手市出身の方だったんですね…。

 まあ、女性票それも男女共同参画に熱心な方の票は取れるかもしれませんが、元々保守色の強い地盤。
 秋田3区と言えば4人が出馬して当時民主・現国民の生活が第一の京野公子氏が37.4%に相当する101777票を獲得して、自民御法川信英氏(33.3% 90575票、比例復活当選)、平沼グループ所属の村岡敏英氏(28.2% 76787票)その他1名を制した激戦区。
 前々回に御法川信英氏に敗れて村岡兼造氏から代変わりした村岡敏英氏(村岡敏英氏は兼造氏の次男)は前回と直近に出馬して今回も出馬してくると思いますが、前回は民主党に風が吹いていたことを割り引いて考えれば、最悪刺客を立てたつもりが共倒れになって両方とも比例復活当選もできないという最悪のシナリオにもなりかねないと思うのですが、そこまでして対立候補を無理やり擁立する必要はあるんでしょうかねぇ…(呆れ
 一個人の感想としては、「国民の生活が第一」の京野公子氏が議席を守れるか、御法川信英氏が小選挙区の議席を奪還するかよりも、三井氏の経歴に傷がつくだけの結果になりかねないかの方が心配です。


コメントを投稿