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米グーグル、ネット上で無料ワープロ・表計算

2006-10-13 06:25:08 | Weblog
米グーグル、ネット上で無料ワープロ・表計算 2006年10月12日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061012AT2M1200E12102006.html
 米グーグルは11日、インターネット上でワープロや表計算ができる無料サービスの提供を始めた。マイクロソフト(MS)の基本ソフト(OS)に次ぐ収益源である業務用ソフト「オフィス」と競合する。新型オフィスの消費者向け発売を来年初めに控えるMSの戦略にも影響しそうだ。
 新サービス「グーグル・ドックス・アンド・スプレッドシーツ」はグーグルのサイトで登録手続きをした上で利用する。パソコンがネットに接続できれば利用可能で、特別なソフトは要らない。同社は今春、ネット対応のワープロソフト会社を買収し、6月には表計算サービスを始めていた。今回はこれらを統合し、使い勝手を良くした。
 一本400―500ドル程度するMSのオフィスに比べると機能は限定的だが、複数の人がネット上で共同作業できるといった特徴がある。グーグルは、複雑な文書の作成や計算が不要な個人、中小企業、教育機関などでの利用が見込めると期待している。


 これはマイクロソフトにとっては脅威でしょうね。確かオフィスは学生専用の優遇料金を設けていたと思いますが、現行バージョンを最新バージョンに切り替えるのにも、最初の購入料金の半額程度のアップデイト料金がかかります。
 そろそろオフィスは最新バージョンが発売される頃だと思いますが、これでオフィス97やオフィス2000を使用しているユーザーのサポートを打ち切ることはできなくなりました(グーグルにシェアを奪わせる絶好のチャンスを与えるようなものですしね…)し、最新バージョンへの更新が無料になることはないとしても、その料金相場はかなり低くなる(学生料金並みに下がる?)可能性も出てきました。
 グーグルの新製品はどれだけのシェアを奪うのでしょうか。マイクロソフトの独断場だったこの市場も大きなシェアの変動が予想されます。


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