ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

米大統領選、ルイジアナ州でもオバマ氏制す・3州で勝利 

2008-02-10 19:20:34 | Weblog
米大統領選、ルイジアナ州でもオバマ氏制す・3州で勝利 2008年2月10日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080210AT3K1000910022008.html
 米大統領選は9日、民主党が開いた南部ルイジアナ州予備選でオバマ上院議員がヒラリー・クリントン上院議員を抑え、勝利を確実になった。米CNNテレビやNBCテレビなどが伝えた。
 オバマ氏はワシントン、ネブラスカ両州の党員集会でも勝利する見通しで、獲得代議員を上積みした。次の焦点は12日のメリーランド、バージニア両州、ワシントンDCになる。


 米大統領予備選ですが、スーパーチューズデーでは、民主党は獲得州数ではオバマ氏が13州、クリントン氏が8州とオバマ氏がリード、一方の獲得代議員数ではクリントン氏がややリードしていましたが、その後行われた3州では、いずれもオバマ氏が有利に展開しているようですね。
 おそらく勝負は3月4日に行われる4州のうち、大票田となるオハイオ(大議員数161人)、テキサス(同228人)あたりで決まりそうな気がしますが、雰囲気的にはオバマ氏がやや有利になってきたでしょうか。
 一方の共和党はマケイン氏がほぼ当確で、本選挙にむけて一気に体制作りが進みそうです。


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
補記 (管理人)
2008-02-11 18:05:27
 アメリカ大統領選予備選に関する記事があったので、追加補記します。共和党はマケイン氏に決まりかと思っていましたが、ハッカビー氏が予想以上に善戦。思想信条の差からマケイン氏に反発する方も多いようで、民主党の候補者が決まる前に共和党全体としての候補を一本化して、優位に本選挙を進める戦略をとることは困難になってきました。



米大統領選:次の山場は「ミニ・チューズデー」 2008年2月11日 毎日
http://mainichi.jp/select/world/news/20080211k0000m030067000c.html
 米大統領選の民主党指名争いは5日の「スーパーチューズデー」後、初の予備選・党員集会でバラク・オバマ上院議員が全勝した。勢いに乗る同氏に対し、ヒラリー・クリントン上院議員は次の山場となる3月4日の「ミニ・チューズデー」で勝利を目指す。
 一方、共和党では保守派のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事が善戦。指名が確実視されているジョン・マケイン上院議員の党内保守派に対する求心力不足が改めて浮き彫りになった。

■綱渡りのオバマ氏
 「西海岸、南部、そして米国の中心部が『イエス・ウイ・キャン(我々なら達成できる)』と主張するために立ち上がった」。9日、西部ワシントン州など3州で全勝したオバマ氏は勝利演説でこう強調。黒人の多い南部(ルイジアナ州)に加え、中西部(ネブラスカ州)でも勝利したことで、「全米的な候補」だとアピールした。
 オバマ氏の快勝は、クリントン氏を猛追したスーパーチューズデーの勢いを加速させ、「オバマ氏リード」のムードを高める効果を生んだ。クリントン氏をしのぐ資金力もオバマ氏の存在感を高めている。黒人有権者が多い首都圏での12日の予備選でも、オバマ氏のリードが続く気配だ。
 一方、オハイオやテキサスなど大票田を含む4州で予備選が行われるミニ・チューズデーは、クリントン氏の優勢が予想されている。オバマ氏にとってミニ・チューズデーまでの取りこぼしは大きな痛手となるため、今後1カ月は綱渡りの状態が続くことになる。
 クリントン氏は12日の予備選のうち、黒人の人口比率が2割と他より低く、民主党系の退役軍人が多いバージニア州で勝利し、オバマ氏の足元を崩したい考え。同州での戦いぶりが戦略の成否を占うカギになりそうだ。

■マケイン氏批判強く
 米メディアの出口調査によると、元牧師のハッカビー氏が勝利したルイジアナ州では、投票者の7割を占めた保守派の半数が同氏を支持。マケイン氏の支持は3割強にとどまった。人工妊娠中絶に反対し、頻繁に教会を訪れる保守層が、穏健派マケイン氏に対する批判票の受け皿として、ハッカビー氏を選んだとみられる。
 ハッカビー氏は、戦線離脱したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事を支持していた保守層の取り込みにも躍起だった。
 「奇跡は私の専門。今でも奇跡を信じている」。ハッカビー氏は9日、保守派の集会でこう発言した。ただ、獲得代議員数でマケイン氏に約500人の差をつけられており、挽回(ばんかい)は困難な情勢。ハッカビー氏の狙いは、存在感を高めて副大統領候補指名を得ることだとの観測が根強い。
 一方、スーパーチューズデーで勝利し、ロムニー氏を戦線離脱に追い込んだマケイン氏は、その勢いを生かせなかった。ニューオーリンズ大のシェルベナク准教授は「指名は得られるだろうが、11月の本選に向け保守派の支持取り付けが課題だ」と指摘している。

オバマ氏とクリントン氏、戦略の差が鮮明に 2008年2月11日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080211AT2M1000B10022008.html
 【ワシントン=丸谷浩史】米大統領選は9日の予備選・党員集会で民主党のオバマ上院議員が全勝し、クリントン上院議員の追撃態勢を整えた。オバマ氏は10日のメーン州に続いて、12日に実施されるメリーランド州などの「首都圏決戦」でも有利とみられ、中小州の勝利を重ね、代議員数を積み上げる戦略だ。クリントン氏は3月4日のテキサス州などの大票田で勝利を決する作戦で、双方の戦略の違いが鮮明になった。
 オバマ氏は9日、「西部、中西部、南部で勝った。私が指名候補を勝ち取る」と表明した。首都のワシントンDC、メリーランド州とともに12日に予備選を実施するバージニアで同氏はケーン州知事の支持も取り付けており、必勝を期す。
返信する

コメントを投稿