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(24日の選挙)岐阜県可児市長選 冨田氏、民主推薦で初当選 

2010-10-31 16:31:53 | Weblog
(24日の選挙)冨田氏、民主推薦で初当選 2010年10月25日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20101025-OYT8T00016.htm
 24日に投開票された可児市長選で、元県環境生活部長の冨田成輝氏(57)(無所属=民主推薦)の初当選が決まると、事務所に詰めかけた大勢の支持者から大きな拍手が起こった。冨田氏は「みなさんのおかげです。市民にとって暮らしやすい街づくりを目指します」と抱負を語った。
 今回の市長選は4期16年間務めた山田豊市長に代わる市政のかじ取り役を決める選挙で、昨年8月の政権交代以降、県内の首長選では初めて民主と自民が対決する構図となった。
 民主県連と連合岐阜の推薦を受けた冨田氏は介護、子育て支援、地域活性化を公約の3本柱に据え、県庁時代の裏金問題の究明や県政初の給与カットなどの行革に取り組んだ実績を踏まえながら、「市民目線の市政に変えよう」と強調。企業や団体などから幅広い支持を集め、有利に選挙戦を進めた。
 一方、山田市長の応援を受けた元県ぎふ清流国体推進局長の近藤登氏(56)(無所属)は市議会の自民系最大会派などが支援。教育・医療福祉の充実や企業誘致などで元気なまちづくりを訴えたが、あと一歩及ばなかった。
 当日有権者数は7万6750人。投票率は50・53%(前回50・85%)だった。
★可児市 市長選挙結果
当21948 冨田成輝=無新<1>[民]
 16412 近藤登=無新



 岐阜県可児市は、愛知県犬山市などに隣接する県境の人口9.8万人程の市で、市長選は1994年から4期16年市長を務めた現職の山田豊が出馬を見送ったため、
 前県環境生活部長で民主が推薦する冨田成輝氏と前県国体推進局長の近藤登氏による新人同士の争いとなりましたが、
 「お年寄りを愛し、子どもを育てる母親を思い、支援する。夜遅くまで働く父親が休日にリラックスして過ごせる場所を整備する」と共に、「農業従事者を一生懸命助ける人は誰か、情報を公開し市民のための市政を運営するのは誰か」「何より、市民の市民による市民のための可児市政を実現する」と訴えた冨田成輝氏が21948票を獲得し、
 山田豊市長の応援を受けた他、「どんな場所にも出かけて行き、市民の目線で政策を積み上げていきたい」と“現場主義”を強調し、「総合運動場の整備に取り組む」「高齢者の健康づくりに予算を組む」「流通、サービス産業などの企業誘致を実施する。年間数十万人に上る観光客を線で結ぶルート観光を実現し、観光交流都市としての活性化に取り組みたい」と訴え16412票を獲得した近藤登氏に 5500票以上の大差をつけて初当選しました。
 民主党に強い批判が高まる中、こちらの民自対決も正直もう少し接戦になるかとも思っていたのですが、新市長に就任する冨田成輝氏はどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか…。
 可児市も、玄関口となるJR太多線可児駅と名鉄広見線新可児駅の目の前に約3000㎡の空き地が広がり、町の中核となる中心地もないといった問題を抱えるなど、今後中心市街地をどう活性化していくかといった複数の課題を抱えていると思いますが、新市長がどう舵取りを行っていくのか、その手腕に注目が集まりそうです。

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