赤福、117日ぶり営業再開 朝5時に行列300人 2008年02月06日
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0206/NGY200802060004.html
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080206AT3D0600106022008.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080206-OYT1T00199.htm
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080206/crm0802061336021-n1.htm
赤福餅の消費期限偽装が発覚して昨年10月から営業をやめていた和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)は6日朝、伊勢市の本店で営業を再開した。昨年10月12日以来約4カ月ぶり。客が殺到して生産が追いつかず、市内のほかの2直営店は開店時間を遅らせた。浜田典保社長(45)は本店開店の午前5時、店頭で、「不始末によりお客様にご迷惑をおかけしました。改めておわび申し上げます」と述べて深々と頭を下げた。
本店前には前日から列ができ、通常通りの午前5時の開店時には約300人が並んだ。午前9時半には店頭で食べる商品以外の持ち帰り商品がいったん売り切れた。その後、工場から商品を運んだが、品切れのため午後1時15分までに3店とも閉店した。
赤福によると、午前10時までの本店での売り上げは、昨年同日の1日の売り上げの4倍になるという。折り箱の小(8個入り、700円)は5300箱売れた。
赤福は不正が明らかになった昨年10月まで、伊勢市、名古屋市、大阪市などの直営計21店と307の委託店で赤福餅を販売していた。今後、取引先への説明や配送の準備などが整い次第、順次、営業範囲を広げる。
赤福は一度製造した製品を冷凍保存し、解凍した日を製造日と表示し直して消費期限を偽装した行為などが日本農林規格(JAS)法違反とされ、昨年10月12日に営業を自粛。同19日には店頭から回収した赤福餅の再販売・再使用などが食品衛生法違反に当たるとして、三重県から無期限の営業禁止処分を受けた。
一連の不正を招いた拡大路線を主導した浜田益嗣(ますたね)前会長は辞任し、創業家からは浜田社長だけが経営陣に残った。
再開に向けて赤福は3億円を投じて本社工場を改修。「製造日限りの販売」を再度前面に打ち出し、包装紙に加え折り箱にも製造日を印字するシステムを導入、冷解凍設備は撤去した。売れ残りはすべて外部業者に委託して焼却処分する。
再発防止の社内体制が整ったとして三重県は1月30日、営業禁止処分を解除していた。
約4ヶ月ぶりに地元の3店舗体制で営業を再開した赤福ですが、朝の5時開店前から開店待ちの行列ができ、午後には全商品が売り切れるなど、とりあえず再開初日は順調に乗り切ったようです。
もっとも、購入者の大半は地元の方か、たまたま伊勢神宮近辺に観光に来られていた方でしょうし、今日はいわばご祝義買いのようなもの。問題は、この売れ行きが3ヵ月後も半年後も続くかどうかでしょうし、地元3店だけならば、まだ地元の方や観光客が買い支えてくれるかもしれませんが、近鉄沿線やデパート、高速道路のサービスエリアなど、他の売り場が再開したときは、今度は『お客さんに、他の数ある有名なお菓子の中から赤福という商品を選んでもらわなければならない』だけに、この商品が本当に復活するかどうかは、むしろ近鉄沿線やデパートなどで取扱いを再開してしばらくたってからが本当の意味での勝負になると思います。
万が一にも、今度と同じような不祥事を引き起こせば、今度こそ真の意味での銀行管理会社になりかねだいだけに、赤福には、気を抜くことなく信用の回復に取り組んで欲しいものです。
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0206/NGY200802060004.html
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080206AT3D0600106022008.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080206-OYT1T00199.htm
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080206/crm0802061336021-n1.htm
赤福餅の消費期限偽装が発覚して昨年10月から営業をやめていた和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)は6日朝、伊勢市の本店で営業を再開した。昨年10月12日以来約4カ月ぶり。客が殺到して生産が追いつかず、市内のほかの2直営店は開店時間を遅らせた。浜田典保社長(45)は本店開店の午前5時、店頭で、「不始末によりお客様にご迷惑をおかけしました。改めておわび申し上げます」と述べて深々と頭を下げた。
本店前には前日から列ができ、通常通りの午前5時の開店時には約300人が並んだ。午前9時半には店頭で食べる商品以外の持ち帰り商品がいったん売り切れた。その後、工場から商品を運んだが、品切れのため午後1時15分までに3店とも閉店した。
赤福によると、午前10時までの本店での売り上げは、昨年同日の1日の売り上げの4倍になるという。折り箱の小(8個入り、700円)は5300箱売れた。
赤福は不正が明らかになった昨年10月まで、伊勢市、名古屋市、大阪市などの直営計21店と307の委託店で赤福餅を販売していた。今後、取引先への説明や配送の準備などが整い次第、順次、営業範囲を広げる。
赤福は一度製造した製品を冷凍保存し、解凍した日を製造日と表示し直して消費期限を偽装した行為などが日本農林規格(JAS)法違反とされ、昨年10月12日に営業を自粛。同19日には店頭から回収した赤福餅の再販売・再使用などが食品衛生法違反に当たるとして、三重県から無期限の営業禁止処分を受けた。
一連の不正を招いた拡大路線を主導した浜田益嗣(ますたね)前会長は辞任し、創業家からは浜田社長だけが経営陣に残った。
再開に向けて赤福は3億円を投じて本社工場を改修。「製造日限りの販売」を再度前面に打ち出し、包装紙に加え折り箱にも製造日を印字するシステムを導入、冷解凍設備は撤去した。売れ残りはすべて外部業者に委託して焼却処分する。
再発防止の社内体制が整ったとして三重県は1月30日、営業禁止処分を解除していた。
約4ヶ月ぶりに地元の3店舗体制で営業を再開した赤福ですが、朝の5時開店前から開店待ちの行列ができ、午後には全商品が売り切れるなど、とりあえず再開初日は順調に乗り切ったようです。
もっとも、購入者の大半は地元の方か、たまたま伊勢神宮近辺に観光に来られていた方でしょうし、今日はいわばご祝義買いのようなもの。問題は、この売れ行きが3ヵ月後も半年後も続くかどうかでしょうし、地元3店だけならば、まだ地元の方や観光客が買い支えてくれるかもしれませんが、近鉄沿線やデパート、高速道路のサービスエリアなど、他の売り場が再開したときは、今度は『お客さんに、他の数ある有名なお菓子の中から赤福という商品を選んでもらわなければならない』だけに、この商品が本当に復活するかどうかは、むしろ近鉄沿線やデパートなどで取扱いを再開してしばらくたってからが本当の意味での勝負になると思います。
万が一にも、今度と同じような不祥事を引き起こせば、今度こそ真の意味での銀行管理会社になりかねだいだけに、赤福には、気を抜くことなく信用の回復に取り組んで欲しいものです。
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