出荷は２５万個 不二家、期限切れ原材料の洋菓子

出荷は２５万個　不二家、期限切れ原材料の洋菓子　2007年1月27日　産経
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070126/jkn070126020.htm
　大手菓子メーカー「不二家」の期限切れ原料使用問題で、大阪府は２６日、泉佐野工場（泉佐野市）から全国に出荷された消費期限、賞味期限切れの原材料を使った洋菓子は、計約２５万個に上ると発表した。また同工場の製品回収基準が、大腸菌数に関しては本社基準値の１０倍と緩く設定され、検査手法も不適正だったことも判明。府は同工場からの報告内容の確認などのため、２９日に食品衛生法に基づく立ち入り調査を行う。
　府食の安全推進課によると、消費期限を１日過ぎた液卵を使用したモンブランは、昨年４月～６月の間、７回にわたり計約１０万５０００個を出荷。また賞味期限切れの生クリームなどを使用したモンブランやティラミスも、昨年２月～８月にかけて全国に出荷された。これらをすべて合わせると計約２５万２０００個に上るという。
　さらに、同工場の製品回収基準値が、大腸菌数に関しては本社基準値が１グラム当たり１万個以上となっているのに対し、同工場は１０万個以上と大幅に緩く設定されていた。検査手法もマニュアルを逸脱し、菌数を正確に計る手法を取っていなかった。
　同工場では、製品回収基準値が本社基準値と違ったことについて「修正した経過はなく、原因不明」と府に説明しているという。府は今後、すでに判明しているプリンの消費期限の無表示などについて、食品衛生法の表示基準違反の疑いもあるとみて調査を進める。


　これは会社全体ではなく、泉佐野工場だけで25万個も消費・消費期限切れの原材料を使っていたということなんですね…(呆
　埼玉工場からはじまったこの一連の問題。埼玉、泉佐野と続けば、他の工場でも同様の状況である可能性が非常に高いと思いますし、まだまだ不祥事が次から次へと出てくるような気がしました。
　『叩けばボロが出る』と言う言葉はよく知られていますが、この言葉　まさに不二家のためにあるようなものですね。ホント　いい加減にして欲しいものです。