ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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日経平均反発、終値140円高の1万1749円 AIG救済を好感

2008-09-17 15:27:11 | Weblog
日経平均反発、終値140円高の1万1749円 AIG救済を好感 2008年9月17日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080917NT001Y20217092008.html
 17日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。大引けは前日比140円7銭(1.21%)高の1万1749円79銭。16日の米株式相場が反発した流れを引き継ぎ、前日下げの目立ったキヤノンなど電機株に買い戻しが入った。経営危機に陥った米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が米政府管理下に置かれると決まったことも、株価指数先物への買い戻しにつながり、現物株全般を底上げした。ただ、世界景気減速への警戒感から積極的な買いは限られ、日経平均は前日の急落分(605円)の約2割を戻すにとどまった。東証1部の売買代金は概算2兆3151億円(速報ベース)。



 う~ん。なんとなく予感はしていたのですが、午前中はAIG救済のニュースを好感して241円の上昇となった日経平均も、午後は伸び悩んだようで、結局前日比140円と前日の下落幅の2割しか戻すことが出来ませんでした。
 まあ、AIGを救済したところで、他にも経営が不安定な金融機関は、ワシントン・ミューチュアルを筆頭に、小さい地方銀行も含めればかなりありますし、AIG以外にも複数の外国の保険会社が財務内容を悪化させているだけに、値動きが慎重になってしまうのも致し方ないのかな…と思わなくもないのですが、それでも為替相場は対ドルで2円以上戻し、対ユーロでも3円近く戻しているのに、輸出株も回復の伸びが鈍いなんて、この値戻しの鈍さは一体何なんでしょう…。

 ちなみに、15時時点での為替レートは、対ドル円は前日比2円48銭円安の106円19―22銭、対ユーロ円は前日比3円02銭円安の150.72-150.75銭で推移しています。


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