2日の日経平均 84円18銭安い20620円19銭で終了

　週明け2日の日経平均ですが、先週末終値（20704円37銭）よりも78円62銭安い20625円75銭でスタートした後、午前は20614円29銭から20667円56銭までの53円27銭のレンジで推移して、前場は先週末比比50円38銭安い20653円99銭で終了。
　午後に入ってからも20620円から20650円程の小幅なマイナス圏で推移。終盤に20614円29銭をつけ、終値ベースでは先週末比84円18銭安い20620円19銭で終了しました。
　今晩2日の米国市場がレーバーデーの祝日・休場でどうも取引そのものが閑散（東証1部は5年4カ月振りの薄商い）だったようですね。
　東証1部の上昇組では、アトラがストップ高となる37.56％高で、10％台の上昇が3銘柄。
　一方の下落組では、ワイヤレスゲートが12.44％安となった他、ディーエヌエが9.32％安と大幅調整。

　レオパレス21は9時50分に302円まで上昇して2円高の293円で終了。
　ジャスダック上場の大塚家具は1円安の177円で終了しました。

大阪 枚方市長選 伏見氏が再選

大阪 枚方市長選　伏見氏が再選　2019年09月02日　NHKオンライン
★大阪府枚方市　市長選挙結果
当　伏見隆　　69620票　無限（維新推薦）
　　大橋智洋　51782票　無新（自民推薦）

　大阪府枚方市は、北河内地域に位置する人口40.1万人程の中核市で、市長選は2015年9月から現職で再選を目指す51歳・大阪維新の会系の伏見隆氏に、元市議で40歳の大橋智洋氏が挑みましたが
　「市の魅力を伸ばすため、枚方市駅周辺の再整備は、街の未来がかかっている重大な事業なので、できるだけ早く進めていきたい。また、子育て支援や学校教育を充実させ、多くの人に選ばれる街にしていきたい」と続投を求めた伏見隆氏が69620票を獲得して
　人口×税収 市長報酬人口連動制、枚方市駅周辺に子ども館、免許返納者と高齢者の公共バス半額化などの公約を唱えて51782票を獲得したの大橋智洋氏を退けて再選を決めています。

東京 立川市長選 現職の清水氏が４選

立川市長選 現職の清水氏が４選　　2019年09月02日　NHKオンライン
★東京都立川市　市長選挙結果
当　清水庄平　26097票　無現
　　酒井大史　25840票　無新


　東京都立川市は、都の中央部よりやや西の多摩地区に位置する人口18.1万人程の市で、市長選は2007年09月から3期12年現職を務めて4期目を目指す74歳の清水庄平氏に、元都議で51歳の酒井大史氏が挑みましたが
　「この12年間に経済を発展させ、税収を増やし、行財政改革を必死にやってきた」と3期12年の実績を強調。「今後も行財政改革で財源をつくり、新たな市民サービスに回していく」とし、10月から国が実施する幼児教育・保育の無償化で年収360万円以上の家庭が保護者負担となる給食費について、市の支援で認可保育園などでは負担額を1千円にするといった政策を掲げた清水庄平氏が26097票を獲得して
　「多くの市民から『市民の声を聞いてくれない』という声を聞く。他市に先駆けて何かやろうとする気概が全くない」と現市政を批判。乳幼児や妊産婦らへのインフルエンザ予防接種など子育て世代への支援を掲げ、「立川市をただ買い物で訪れる街ではなく、住めば安心して暮らせると思ってもらえるよう変えていく」と訴えると共に学校給食共同調理場の新設については「ある小学校給食単独調理校では今、耐震改修を行い調理場を作っている。コストを掛けるにもかかわらず数年後には使うのをやめるのは、まさに二重投資」と小学校給食単独調理校継続を訴え25840票を獲得した酒井大史氏　を257票の僅差の末、何とか振り切って4選を決めました。
　清水氏は4選は決めたものの半数近い方がNO!　を突き付けた意味をしっかり受け止め、次の4年間の市政運営を行うことが強く求められることになりそうですね。

（山形）酒田市長選、丸山氏が再選

（山形）酒田市長選、丸山氏が再選　2019年09月02日　山形
★山形県酒田市　市長選挙結果
当　27246票　丸山至　　６５　無・現
　　22609票　阿部寿一　６０　無・元　


　山形県酒田市は、2005年11月に旧酒田市と八幡町・松山町・平田町が新設合併して発足した北西部に位置する人口10.1万人程の市で、市長選は2015年9月から1期4年現職を務めて再選を目指す自民・公明が推薦する65歳の丸山到氏に、元職・元衆議院議員で国民民主が推薦・社民が支持・日本共産党が自主的支援に回った60歳の阿部寿一氏（旧市時代の1999年5月2日から2012年9月14日まで市長、2012年12月18日から2014年11月21日まで衆議院議員、同年12月の衆議院選挙で落選）が挑みましたが、

　保育料減免の対象拡大や過去2回頓挫した駅前再開発事業の着工、ＬＣＣ（格安航空会社）の就航など4年間の実績をアピールした丸山到氏が27246票を獲得して
　現市政について、「一部の人に片寄っている」「基金残高が減るなど財政悪化を招いている」などと批判して22609票を獲得した阿部寿一氏　を振り切って再選を決めました。


　阿部氏が国政に鞍替えした後を引き継いだ前市長の本間正巳氏は。2012年10月28日に就任するも2015年7月20日の在任中に死去していて、丸山氏はその後を引き継いでその評価を受ける形となり通常ならば最初の4年間の審判を受ける所に、旧市時代を含めると13年半あまりトップを務めて出戻ってきた元市長が挑戦するという、現職にとっては中々厳しい戦いを迫られたと思いますが、丸山氏はひとまずは信認を受けた形に…。
　次の4年間の市政運営を滞りなく実施することが求められそうです。

（宮城）塩釜市長に佐藤光氏初当選 現職佐藤昭氏の５選阻む

（宮城）塩釜市長に佐藤光氏初当選　現職佐藤昭氏の５選阻む　2019年09月02日　河北新報
★宮城県塩釜市　市長選挙結果
当　13028票　佐藤光樹　無新
　　9341票　佐藤昭　無現
　　2738票　阿部進　共新

　宮城県塩竈市は、県のほぼ中央に位置する人口5.2万人程の市で、市長選は2003年5月から4期16年現職を務めて5期目を目指す77歳の佐藤昭氏に、元県議会議長で51歳の佐藤光樹氏、日本共産党員で49歳の阿部進氏の2新人が挑みましたが、
　「初心に帰る。市民のため働き、塩釜に新しい風を吹き込みたい」と力を込めると共に、市民の力を借り教育格差是正を図る寺子屋制度といった教育力の向上、企業と連携した健康寿命の延伸、地産地消を含む産業再生など10項目を掲げた佐藤光樹氏が13028票を獲得して
　1・2期目は財政再建、3・4期目は復旧復興に奮闘した。先を見据え「厳しい状況への理解、協力を得るため耳障りな情報も市民に伝える」と語り、子育て包括支援センターの設置や市立病院の建て替え検討を挙げると共に塩釜仲卸市場などがある新浜地区と対岸のマリンゲート塩釜を船で結び水産と観光の振興も図ると語り9341票を獲得した現職の佐藤昭氏
　「待ったなしの危機的状況。希望の持てる市政への転換を目指し、全力で頑張る」安心できる暮らし、子育て応援、地域産業の再生を掲げて2738票を獲得した阿部進氏　を退けて初当選を決めました。

　ん。結局は年齢的な課題もあったものの多選問題もあり敗れた現市長は市民に飽きられてしまった感もあったかな…と思いますが、その現職を破り初当選を決めた佐藤昭氏はどのような市政運営の舵取りをしてくれるのでしょうか。