12日の日経平均 42円37銭高い21685円90銭で終了

　12日の日経平均ですが、11日の米国株式市場はダウが堅調に推移する中、前日終値（21643円53銭）よりも76円61銭高い21720円14銭でスタートも序盤にマイナス圏まで調整、9時45分頃に21589円83銭まで下落した後は買い戻し傾向で推移して11時前にプラス圏に顔を出してからは様子見となり、前場は前日比9円60銭安い21653円13銭で終了。
　午後は開始ほどなく21690円程まで上昇してからは概ね21660円～21680円のレンジで推移。寄り付きにかけてやや上げたことから、終値ベースでは前日比42円37銭高い21685円90銭で終了しました。
　東京市場が3連休（週明け15日は海の日）を前に、材料が出た株以外はポジションを傾けたくない心理もあったでしょうか。

　指数別では、日経平均は0.2％高、トピックスは0.15％安、JPX日経インデックス400は0.11％安。
　他、東証マザーズが2.18％安と今日は大きく調整、ジャスダックインデックスも0.83％安と下げが目に付きます。
　中国は上海総合が0.44％高、上海・深センCSI300が0.62％高。
　韓国総合は0.29％高、香港ハンセンは0.14％高。



　東証1部の上昇組では、不動産・REIT運用のいちごが13.81％高。
　HISがTOBをしかけたユニゾが買い付け価格（1株当たり3100円）にほぼ貼りつく225円高の3115円で7.79％高。ローソンが4.63％高、良品計画が4.6％高、ファストリテイリングが3.19％高。

　一方の下落組はイマジカ（15.34％安）など3銘柄で10％以上の下落。バンダイナムコが約半値落ちとなる7.75％安。コロプラが5.51％安、ガンホーが4.2％安など。
　安川電機は3.93％安、ファナックは1.99％安。
　かんぽ生命は9時09分に1770円をつけ時価総額が一時1兆円を割り込んだようで、終値ベースでは4円安の1791円で終了。


　レオパレス21は6円安の244円で終了。
　ジャスダック上場の大塚家具は4円安の226円で終了しました。

11日の米国市場 ナスダック0.08％安もダウ0.85％高、S&P500種0.23％高

　11日の米国株式市場は、利下げ期待からナスダックは小反落もダウは力強く上昇する展開。
　NYダウは、前日比227ドル88セント高い27088ドル08セントで終了（0.85％高）。
　ナスダックは、前日比6.49ポイント安い8196.04ポイントで終了（0.08％安）。
　S&P500種は、前日比6.84ポイント高い2999.91ポイントで終了（0.23％高）しました。

　ダウ構成30銘柄では22銘柄で上昇、8銘柄で下落。
　ユナイテッドヘルスグループが5.53％高、ゴールドマンサックスが2.61％高、3Mが2.02％高、ボーイングが1.9％高、ホームデポが1.56％高、キャタピラ―が1％高。
　一方、メルクが4.5％安、ファイザーが2.45％安と医薬品セクターが軟調。

　FAANG組はアマゾン・ドットコムは0.99％高、グーグルは0.74％高、フェイスブックは0.49％高に対して、アップルが0.73％安、ネットフリックスは0.43％安とマチマチ。


　NY原油は、前日比0.23ドル安い1バレル60.20ドルで終了。
　NY金は、前日比5.8ドル安い1トロイオンス1406.7ドルで終了しています。