ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

21日の日経平均 29円28銭安い21272円45銭で終了

2019-05-21 16:29:53 | Weblog
 21日の日経平均ですが、20日の米国株式市場はファーウェイ問題への懸念からハイテク株主導で下落(ダウ0.33%安、S&P500種0.67%安、ナスダック1.46%安)する中、前日終値(21301円73銭)よりも90円47銭安い21211円26銭でスタート。午前は21160円43銭から21256円23銭までの96円程のレンジを方向感のない展開で推移して、前場は前日比83円11銭安い21218円62銭で終了。
 午後は小幅なプラス圏でスタート。21318円80銭まで上昇も13時頃からじり安に転じて14時15分頃に21230円近くまで下落したところで買い戻し。終値ベースでは前日比29円28銭安い21272円45銭で終了しました。

 指数別では、日経平均は0.14%安、トピックスは0.3%安、JPX日経インデックス400が0.29%安。
 他、東証マザーズが1.02%安。強気だった東証REITも今日は0.51%安となるなど東京市場の全指数でマイナス圏で終了。 
 中国の上海総合は1.23%高、上海・深センCSI300は1.35%高で終了。


 東証1部の上昇組では、ダントーHD(15.24%高)など3銘柄で10%以上の上昇。すてきナイスグループが8.85%高と買い戻し、東京きらぼしも6.57%高と堅調。スズキ(4.33%高)やいすゞ(4.26%高)と自動車セクターの一角にも物色。ソフトバンクグループは3.53%高。

 一方の下落組では、セレスが14.87%安。大幸薬品が6.96%安、キリン堂が5.21%安、ソニーが4.43%安、商船三井が3.97%安、ファンケルが3.56%安。

 レオパレス21は310円スタート&直後に312円も9時37分に294円をつけましたが、10時頃からは300円を挟んだ様子見が長く7円安の301円で終了。
 ジャスダック上場の大塚家具は276円スタート。9時22分に269円をつけるも14時36分に279円まで戻しましたが終盤調整して3円安の273円で終了しています。

遠い国保健全化 保険料上げ進まず、税で赤字穴埋め  漂流する社会保障

2019-05-21 08:33:27 | Weblog
遠い国保健全化 保険料上げ進まず、税で赤字穴埋め  漂流する社会保障 2019年5月21日 日本経済新聞有料記事


 平成31年度の国民健康保険料の上限は年間80万円、介護保険料の上限が17万円で合計すると97万円が上限。
 実際に上限一杯まで徴収するかは個々の自治体の判断になるとして、若くて稼げる人の多い自治体(主に都市部)はその上限に張り付く所得が相対的に高く、そうでない人の比率が多い自治体はその上限に張り付くまでの所得が相対的に低くなるわけで、極端な話、同じ年収と職種の自営業(フリーのSEとか)の方でも東京など都市部なら年収500万円にならないと上限に達しないのに、過疎地だと年収300万円で上限に貼りつく可能性もあるわけで、もしその状態を放置すればどこででも仕事ができる職種の人に程逃げられて、ますます他の人の負担が増える悪循環に陥りかねないので、必ずしも税金補填がおかしいとは思いませんが、東京23区と政令指定都市と中核市の計101市区のうち29市で保険料を引き下げているという話には少し吃驚しました。
 
 最近は子供の医療費を無料にする年齢を競い合っている風潮すらあるようですが、協会けんぽ(旧政管健保)の都道府県別の保険料率でさえも上昇傾向にあるというのに、協会けんぽ側は国保に拠出金という多額の負担を押し付けられ、組合健保も相つぐ負担増のため昔のように本人の保険料負担を減らすどころか、保険料率そのものの引き上げを余儀なくされ、協会けんぽより保険料率が高くいつ解散しても不思議ではない財政状態の健保組合もかなり出てきているだけに、国保に甘い顔をする財政的余裕もかなりなくなってきているはず。
 このバランスをどう取るのか、真剣に考える時期に来ていると思います。

20日の米国市場 ダウ0.33%安、S&P500種0.67%安、ナスダック1.46%安

2019-05-21 07:06:20 | Weblog
 20日の米国株式市場は、ファーウェイとの取引を事実上禁じる米政府の措置に対応して、米企業が相次いで同社へのサービスや部品の供給を止めると伝わり、米中貿易摩擦が加速するとの懸念が高まったことから主要3市場とも続落して終了。
 NYダウは、先週末比84ドル10セント安い25679ドル90セントで終了(0.33%安)。
 ナスダックは、先週末比113.91ポイント安い7702.38ポイントで終了(1.46%安)。
 S&P500種は、先週末比19.30ポイント安い2840.23ポイントで終了(0.67%安)しました。
 ファーウェイ問題が原因となっているだけにハイテク株比率の高いナスダックの下げが際立つ形になっていますね。

 ダウ構成30銘柄では10銘柄で上昇、20銘柄で下落して
 ユナイテッドヘルスグループが1.91%高、ベライゾンが1.58%高。
 一方、インテルが2.96%安、ナイキが2.03%安、3Mが1.68%安、マイクロソフトが1.44%安、ダウが1.42%安。
 FAANG組も、アップルが3.13%安、グーグルが2.06%安、ネットフリックスが1.79%安、フェイスブックが1.39%安、アマゾン・ドットコムが0.54%安と揃って下落。


 NY原油は、先週末比0.34ドル高い1バレル63.10ドルで終了。
 NY金は、先週末比1.6ドル高い1トロイオンス1277.3ドルで終了しています。