昨日、7月21日(日)に、第23回参議院議員選挙が実施され、今日未明にその結果が固まりました。
まずは、今回の参議院選挙にあたり、その準備段階から、私ども民主党、そして比例区及び各選挙区の候補者に対し、熱いご支援とご声援、そしてご期待をかけていただいた皆さま方に、心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
しかし大変残念ながら、私たちは大敗してしまいました。
またその結果として、衆参のいわゆる「ねじれ」が解消され、今後数年間、政府与党が自由に政策を遂行できる状況の出現を許してしまいました。現政権が進めようとしている政策の多くが、大多数の一般国民の皆さんの暮らしや雇用、そして日本の将来にとって危ういものだと信ずるからこそ、この結果は本当に悔しくてなりませんし、私たちに望みをかけて応援して下さった皆さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回の選挙戦で私たちは、民主党がめざす社会の形と、自公政権がめざすそれとは全く違うものであることに焦点を当て、政府与党の暴走を許さないためにも、参議院がその政策をしっかりとチェックしていくことが出来る体制を維持することが重要であることを懸命に訴えました。そしてとりわけ、「生活者、納税者、消費者、働く者」の立場を代表する政党であり、与党を経験した私たち民主党こそが、政府与党の暴走を止めると同時に、責任ある政治を進めていくことが出来ると支援をお願いして歩きました。
しかし、やはり「民主党」に対する有権者の皆さんの評価は厳しかったと言わざるを得ません。民主党の政策や理念ではなく、今の「民主党」そのものに信頼を置いていただけない有権者が多数であったという事実を、私たちは真摯に受け止める必要があります。
しかし一方で、「民主党がんばれ!」と期待をかけて下さっている多くの有権者がいることもまた事実です。私も、選挙戦を通じて、本当に多くの皆さんから激励をいただき、勇気づけられました。だからこそ、私たちがここで何としても踏ん張って、がんばって前に進んで行かなければいけません。
今回、多くの先輩・同僚議員が涙を呑む結果となったこと、そして多くの有為な人材を失ったことは、本当に残念です。しかしその中で、同僚の「吉川沙織」参議院議員が再選を果たしたことは本当に素晴らしい結果でしたし、大きな希望の光でした。この結果は、応援して下さった皆さんの団結力の賜であることは言うまでもありませんが、私自身、「やっぱり凄い組織だ!」と感動しながらも、微力ながらその一員として団結に加われたことを本当に誇りに思います。
そして、広島選挙区の「森本真治」さんの当選にも大いに勇気づけられました。そしてその当選の裏には、多くの方々の汗と涙があったこと、決して忘れることは出来ません。
これから私たちにとっては大変厳しい環境の中での活動となりますが、ここでへこたれて立ち止まっている訳にはいきません。私たちを必要としてくれている皆さん、そして「頑張れ!」と応援して下さる多くの皆さんのご期待に応えるためにも、吉川さん、森本さんと力を合わせて、しっかり頑張って行きます。どうか皆さん、引き続き私たちに力をお貸し下さい!