何だか、毎週のようにお知らせをしている気がしますが・・・
明日、参議院の厚生労働委員会で、質問に立ちます。議題は、「生活保護法改正案」と「生活困窮者自立支援法案」です。どちらもとっても重要な法律であり、殊更に気合いを入れて、質疑するつもりです。
特に生活保護法改正案については、多くの皆さんから懸念の声をいただいています。申請書や添付書類提出の条文化、扶養親族に対する通知や報告の強化など、生活保護の受給をますます難しくして、最後のセーフティネットとしての機能を果たせなくしてしまう恐れのある改正が含まれているからです。
私も、心配されている皆さんと思いは同じです。なので、その懸念が私自身、払拭できるかどうか、それが明日の質問の最大のポイントだと思っています。がんばりますので、応援宜しくお願いします。
ちなみに・・・
生活保護について、多くの皆さんは「私には関係ないし」「不正受給の問題もあるから、厳格化はやむを得ないんじゃ?」と思われていると思います。しかし、ぜひ知っておいて下さい。「不正受給は、生活保護全体の0.5%に過ぎないこと」「不正受給対策はきっちりやることは当然だけれど、間違った対策で入り口を絞りすぎて、適正な受給まで抑制してしまったら、人の命を失う問題になってしまうこと」、そして「誰でも、何らかの理由で、生活保護が必要な状況に陥る可能性があること」。
生活保護の問題は、社会全体の問題です。ぜひ、他人の話ではなく、自分自身の問題でもあるという思いで関わって頂ければと思います。