ヘルマンリクガメ飼育日記第Ⅱ弾

ヘルマンリクガメの繁殖を目指して…

ヘルマン2号孵化仔3号誕生❗

2017年07月23日 | 孵化仔
22日(土)の朝、もう孵化はないだろうとあきらめかけていた孵化器を覗いて見ると子かめが卵から顔を見せていました。
あきらめていたのでビックリです。



この子はヘルマン2号が5月13日に産卵したのでなんと70日目に孵化したことになります。

今までヘルマン13匹を孵化させてきましたが孵化の平均は58日です。

70日もかかったのは初めてです。

今回は卵の保温方法を変えてます。

今までは温度30度、湿度80%で一定に保って温めてきましたが今回は始めて日中の温度を34度まで上げて夜間を30度にしました。

湿度は90%近くまであげました。

温度を高めにしたので孵化は予定より早いと思っていましたが逆に遅くなりました。

これは単純に温度と湿度の問題だけではないと思いますが‥‥。

卵を孵化器から出してタッパに入れて卵から出てくるのを待ちます。



12時間が経ちもう卵から出ているのだろうと思いタッパを覗いて見ると左前足だけ出して眠っていました。

仔かめにとっては卵から出てくることは初めて経験する重労働なのでしょう。

卵を割っては眠って割っては眠っての繰り返しで24時間以上かけて出てきます。



今日はこのままにして明日の朝まで待つことにしました。

さすがにもう卵から出ているだろうと期待して今朝、覗いてみるとちゃんと自分の力で出ていました。



極小サイズです。



まだヨークサックが出べそみたいに残っていました。



このヨークサックがなくなるまでにはまだ2日くらいはかかるでしょう。

それまではエサをあげなくてもヨークサックから養分を吸収してくれます。



早速、身体測定です。

体重は16g 甲長は36.5㎜でした。

今月11日に生まれたヘルマン3号孵化仔2号と体重は同じですが甲長が2㎜小さいです。

たかが2㎜ですが、生まれた時の2㎜はかなりの差があります。

この仔で14匹目の孵化仔になりますが、今迄の傾向として同じ日に産卵した卵でも早く生まれてくる仔の方が遅く生まれてくる仔よりも必ずと言っていいほど大きく生まれてきます。

そして同じ環境で同じエサをあげていてもその大きさの違いが逆転することはあまりありません。

卵の中での成長によって孵化後の成長も比例しているのでしょうか・・・。

でも今後のエサの食べ具合で大きさは変わっていくと思います。



しばらくはタッパで過ごしてもらいます。

湿度を保つために水苔をタッパに入れてます。



まだ、ヘルマン2号の卵を2個温めています。

でも、そのうちの1個は卵の中に隙間が見えて持ち上げても軽いので孵化はしないと思います。

もう1つを期待を込めてもう少し様子を見ることにします。

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