平成24年度若桜町社会福祉大会～人がつながる地域づくり～に参加しました。講演で「自然災害と地域」という演題で、日のボランティア・ネットワークの森本智喜さん、記念講演として、「高齢者の見守り、介護の一歩は思いやり」という演題で、フリーアナウンサーの小谷あゆみさんの講演がありました。
記念講演では、介護をしておられる方のケアとして、短歌を取り入れられているそうです。介護をされている方は、様々な嫌な経験もされていて、介護者の思いのはけ口として、書いて発散する短歌もその一つとして有効だそうです。そして、「介護百人一首」という番組を担当されていて、様々な方と関わるうちに、いろいろなことを教えていただいたということでした。
介護者の心の変化として、①否定②怒り③あきらめ④受容という「悲嘆のプロセス」というのがあるそうです。そうなのかもしれないなあと推測されました。祖母が寝たきりになる前から、自分の心情を当てはめると、まさにこの通りだったからです。
このことは、介護現場だけでなく、いろいろな所でも応用できると言われ、納得しました。
今後、こういうことが身近に起こりうると思うので、冷静に行動できるようにするための術を教えていただいたように思います。講演してくださった先生方、関係者のみなさん、ありがとうございました。
