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日経平均、年末高への期待が高まるが

2023年12月03日 | 捕らぬ狸の経済



  12月1日
  日経平均 3万3431.51円(55.38円安)
  TOPIX 2382.52(7.59ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.700%(+0.030)
  1ドル= 148.28 - 148.30円(1.23円安)


11月27日 3万3447円  12億4822万株 3兆1053億円
11月28日 3万3408円  13億1365万株 3兆3462億円
11月29日 3万3321円  13億6815万株 3兆5441億円
11月30日 3万3486円  23億6681万株 5兆5792億円
12月1日 3万3431円  13億6318万株 3兆4666億円

株探ニュース 2023.12.2
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今週の【早わかり株式市況】5週ぶり反落、円高進行が逆風も下値固い

今週の相場ポイント
1.日経平均は5週ぶり反落、軟調地合い続く
2.一時ドル146円台に下落、輸出セクターに逆風
3.木曜に売買代金5兆円台と急増、MSCI見直しで
4.押し目買い意欲は健在、半導体株に買い戻しも
5.NYダウ年初来高値、利上げ終了期待高まる


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比194円(0.6%)安の3万3431円と、5週ぶりに下落した。

今週は手掛かり材料に乏しく、方向感のつかめない展開だった。
日経平均は7月高値を上回る場面もあったが、すぐに戻り売りに押された。
一方で売り叩かれることもなく、上下650円程度の範囲での低ボラティリティな値動きとなった。


週明け27日(月)の東京株式市場は朝高後に反落。
前週末の米国株市場では利上げ打ち止め観測が広がり、NYダウが続伸するなど頑強な地合いだった。
この流れを引き継ぎ、東京市場も朝方はリスク選好ムードとなり、日経平均は7月の年初来高値(3万3753円)を試す場面も。
しかし戻り売り圧力が強く、終値での高値更新は果たせなかった。

28日(火)も軟調地合い。
前日の欧米株安を受けて買い手控えムードが強まったほか、外国為替市場での円高進行が輸出セクターを中心に逆風となった。
売り一巡後は下げ渋る動きもあった。

29日(水)も総じて弱含みの展開で、日経平均はこれで3日続落。
米長期金利の低下を背景に前日の米株市場が上昇した一方、為替市場では日米金利差縮小が意識され一時1ドル=146円台まで円高が進むなど好悪材料が交錯した。
終始方向感が定まらないなか、引けにかけて手仕舞い売りに押された。

30日(木)は日経平均がようやく反発。
朝方は引き続き気迷いムードが強かったが、押し目買い意欲は健在で半導体関連の主力どころを中心に買い戻された。
MSCI採用見直しに絡みプライム市場の売買代金は5兆円台と急増した。

月が替わって12月1日(金)はまたもや軟調展開に。
米利上げ終了に向けた期待が高まるなか、前日のNYダウは大幅高で年初来高値を更新した。
これを受け日経平均は上昇してスタートしたが、上値の重さが意識されマイナス圏で引けた。


来週のポイント
来週から名実ともに12月相場がスタートする。
年末高への期待が高まるが、現状の水準から更に上昇するには材料が足りないとの見方が強いようだ。
米利上げ終了~利下げ期待が目下の相場変動要因となるため、米国指標などの動向には注目したい。


重要イベントとしては、国内では7日に発表される10月景気動向指数、8日のメジャーSQが注目される。
海外では、5日に発表される中国11月財新サービス業PMI、米国11月ISM非製造業景気指数、6日発表の米国11月ADP雇用統計、7日に発表される中国11月貿易収支、8日に発表される米国11月雇用統計、9日に発表される中国11月の消費者物価指数と生産者物価指数に注視が必要だろう。


日々の動き(11月27日~12月1日)
11月27日(月) 3日ぶり反落、朝高も高値警戒感から値を消す
        日経平均 33447.67( -177.86) 売買高12億4822万株 売買代金3兆1053億円


11月28日(火) 続落、強弱観対立も円高基調で売り優勢
        日経平均 33408.39( -39.28) 売買高13億1365万株 売買代金3兆3462億円


11月29日(水) 3日続落、円高進行で利益確定売りが優勢
        日経平均 33321.22( -87.17) 売買高13億6815万株 売買代金3兆5441億円


11月30日(木) 4日ぶり反発、朝安も半導体株中心に買い転換
        日経平均 33486.89( +165.67) 売買高23億6681万株 売買代金5兆5792億円


12月1日(金) 小反落、半導体関連株を中心に売り優勢
        日経平均 33431.51( -55.38) 売買高13億6318万株 売買代金3兆4666億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、21業種が値下がり
(2)下落率トップはJALなど空運
(3)三菱重など機械、ニコンなど精密機器、シャープなど電機といった輸出株は軟調
(4)内需株はまちまち。大成建など建設やエムスリーなどサービスが売られたが、
  三菱倉など倉庫・運輸は値上がり率トップに買われた
(5)金融株はT&Dなど保険が安いがそのほかは底堅い
(6)住友鉱など非鉄、INPEXなど鉱業、コスモHDなど石油といった資源株が売られた


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 半導体
2(2) 円高メリット
3(3) 半導体製造装置
4(4) 人工知能
5(5) 生成AI
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)






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