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日経平均、週末に値を崩す

2023年08月27日 | 捕らぬ狸の経済



  8月25日
  日経平均 3万1624.28円(662.93円安)
  TOPIX 2266.40(20.19ポイント安)
  長期金利(新発10年国債) 0.655%(+0.010)
  1ドル= 146.05 - 146.07(0.74円安)


8月21日 3万1565円  11億0068万株 2兆5854億円
8月22日 3万1856円  10億8507万株 2兆7279億円
8月23日 3万2010円  10億0651万株 2兆5093億円
8月24日 3万2287円  11億1050万株 2兆9085億円
8月25日 3万1624円  10億2175万株 2兆7988億円

株探ニュース 2023.8.26
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今週の【早わかり株式市況】反発、半導体株買われるも週末に利上げ観測で急落

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反発、3万2000円回復ならず
2.中国利下げも材料出尽くし、中国・香港株下落
3.SBGが物色人気に、英アーム上場申請で
4.米エヌビディア好決算、半導体関連株が一斉高
5.金曜は一転大幅安、パウエル議長発言控え警戒感


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比173円(0.6%)高の3万1624円と、2週ぶりに上昇した。

今週は、前週の大幅下落の反動で上昇するかに思われた。
日経平均は週明け月曜から4日続伸と上昇基調を強めたが、金曜に一転して大幅安に。
エヌビディア好決算やパウエル発言への警戒感など、米国の好悪材料に振り回される形となった。


週明け21日(月)の東京株式市場は、前週末までの下落基調を跳ね返し上昇した。
中国人民銀行の利下げ発表が材料出尽くしと受け止められ、日経平均は一時マイナス圏に沈んだものの、押し目買いで持ち直した。
ただ、中国・香港株の下落を背景に上げ幅は限定的だった。

22日(火)も日経平均は値上がりした。
前日の米ハイテク株高を引き継ぐ形で半導体関連を中心に幅広い銘柄に買いが流入。
英半導体設計子会社アームの上場申請が明らかになったソフトバンクグループも物色人気となった。

23日(水)も上昇トレンド継続。
前日の米国株市場の軟調を受け朝方は安かったが、その後下値に買いが入りプラスに転じた。
この日の米株市場では半導体大手エヌビディアの決算に投資家の視線が集中。
結果は市場予想を上回る好調な内容で、これを手掛かりに翌24日(金)の東京市場では半導体関連株が一斉に買われ全体相場を牽引。
アドバンテストや東京エレクトロンといった主力銘柄のほか、半導体パッケージ基板のイビデンなどが上昇した。

しかし一転、25日(金)は地合いが急速に悪化した。
この日夜のジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がタカ派的な発言をするとの警戒感が高まり、エヌビディア好決算を受けたリスクオンムードを打ち消す格好に。
日経平均は600円を超える大幅安に見舞われ、週央に乗せた3万2000円台を維持できずにこの週の取引を終えた。


来週のポイント
来週はジャクソンホール会議明けでアク抜け感が期待されるが、重要指標の発表も多く、それらを注視して臨む必要もありそうだ。
日経平均は引き続き外部要因に振らされる展開が想定される。
特に中国景気への警戒感は大きく、中国株の動きには注意が必要だろう。


重要イベントとしては、国内では29日朝に発表される7月の完全失業率と有効求人倍率、31日朝に発表される7月鉱工業生産、9月1日朝発表の4-6月期法人企業統計調査が注目される。
海外では29日発表の米国8月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数、30日に発表される米国8月ADP雇用統計、31日に発表される中国8月製造業PMI、米国7月の個人所得と個人消費支出、9月1日発表の米国8月の雇用統計とISM製造業景況指数に注視が必要だろう。


日々の動き(8月21日~8月25日)

8月21日(月) 4日ぶり反発、値頃感からの買いが優勢
       日経平均 31565.64( +114.88) 売買高11億0068万株 売買代金2兆5854億円


8月22日(火) 続伸、米ハイテク株高で半導体関連中心に買い優勢
       日経平均 31856.71( +291.07) 売買高10億8507万株 売買代金2兆7279億円


8月23日(水) 3日続伸、朝安も米株先物の堅調で切り返す
       日経平均 32010.26( +153.55) 売買高10億0651万株 売買代金2兆5093億円


8月24日(木) 4日続伸、欧米株高を受けハイテク株中心に買い継続
       日経平均 32287.21( +276.95) 売買高11億1050万株 売買代金2兆9084億円


8月25日(金) 5日ぶり反落、半導体株を中心に利益確定売りが優勢
       日経平均 31624.28( -662.93) 売買高10億2175万株 売買代金2兆7987億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、31業種が値上がり
(2)値上がり率トップは関西電など電気・ガス
(3)輸出株は日産自など自動車、オリンパスなど精密機器、三菱重など機械が買われた
(4)金融株は野村など証券、みずほFGなど銀行が値上がり率上位。クレセゾンなどその他金融も高い
(5)三井不など不動産、OLCなどサービス、三菱倉など倉庫・運輸といった内需株も堅調
(6)日本製鉄など鉄鋼、住友鉱など非鉄、郵船など海運といった景気敏感株もしっかり
(7)値下がりは大日印などその他製品、JALなど空運の2業種のみ


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(7) 中国
2(1) インバウンド
3(6) 半導体
4(4) 人工知能  エヌビディア決算目前で注目度うなぎ登り
5(5) 半導体製造装置
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



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