保津川下りの船頭さん

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後輩の披露宴で思う‘結婚生活の秘訣’とは?

2011-10-08 00:48:42 | 船頭
本日(いや正確には昨日)保津川下り船頭の後輩のI.R君がめでたくご婚儀を挙げられ、
その夜に東山の旧竹内栖鳳宅の「ソウドウ」で結婚披露宴が開かれました。

理事長や同僚たち5名と一緒に、私もご招待を受けて出席して参りました。

R君は船頭の若手の中心的存在で、舟の操船はもちろん船頭ブログなどWeb戦略課の
一員として活躍してくれており、400年以上続く保津川下りのこれからを担っていく
逸材であります。

このたび、生涯の伴侶を得られたことで、しっかりとした生活基盤も築いていかれることと
思いますので、益々、遊船活性化のために活躍してくれるものと期待します。

彼らの初々しい姿をみていると、もう17年も前になる自分の式のことが思い出され、
なんだかこちらが新鮮な気分に浸ることができました。

新郎、新婦の性格なのでしょう。ほのぼのとした温かい雰囲気が漂ういい宴でした。

結婚生活を続けていくと、お一人様の時には感じなかった、二人で築き育てていく
幸せや喜びを分かち合う幸せを実感することができる一方、困難やお互いの気持ちの
ぶつかり合いなど、自分の感情と向かいあう場面も少なくありません。

しかし「なにより、あなたがいればいい!」と思う、今のこの気持ちを忘れず
ふたりで乗り越えてほしいです。

そしてなにより、温かい言葉を日々話す家庭を作っていただきたい。

これは意外に大事なことで、実りある結婚生活を続けていく上で、
とても重要な‘秘訣’ともいえます。

日本の男はシャイなので、結婚すると「愛しているよ」とか「好きだよ」と
いった言葉はなかなか発しなくなりがちではないでしょうか。

「何をあらたまって」とか「言わなくてもわかっているだろ~」などと
わざわざそんなこと、声に出して言わなくてもいいのではないか?と
思いがちですが、いつも声に出すということはとても大切なことだと思っています。

その考えに至ったのは独身の時、アメリカ人女性と国際結婚して家庭円満に
暮らしておられた空手の師匠の影響が大きかったのです。
私は師匠に「結婚生活が上手くいく秘訣は?」と伺ったことがありました。
その時、師匠は「声にだして愛情表現することだよ」と話されたことが、とても
印象に残り「結婚したら、そんなことが抵抗なくいえる夫になろう」と私も
強く感じたことが思い出されます。

あれから17年。実は私は今でも実践させてもらっています。

農家の方も「作物に愛情をこめて話しけると大事さを感じて、豊作になる」
といわれます。夫婦も一緒です。
「今日のご飯は美味しかったよ!」とか「今日もきれいだよ」とか
ひとこと掛けるだけで、幸せ感が増し、温かい雰囲気に家庭が満たされます。

夫婦は言葉一つが大切。

ぜひ、参考にしてもらえたらうれしいです。

そして、末永くお幸せになってください。

おめでとうございます。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
世の中狭いもので (COZY)
2011-10-09 12:00:57
新婦さんは友人です。
昨日二次会に出席したときに、新郎さんがはっちんさんの同僚という事が発覚してビックリしました。

ステキなカップルですね。
末永く幸せになってもらいたいです。
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ビックリしましたね! (はっちん)
2011-10-12 12:59:41
cozyさんへ。


私は事前に新郎さんから、cozyさんご夫妻と新婦さんが会社の先輩後輩の間からだと聞いていましたが、本当に驚きました。
世間は狭いというより、人の縁って元々近くて、出会いは必然なのかな?感じました。


これからも新郎新婦さん共々、よろしくお願いいたします。
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