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保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

今年は酷暑?熱中症対策は十分に。

2008-07-25 20:46:56 | 船頭
梅雨が早く明けた京都は25日間真夏日が
続くという猛暑、いや酷暑と呼ぶ方が
ふさわしい夏になっております。

梅雨の後半が早まったことで例年より降雨量が少なく、
保津川の水位も大幅に減少、我々‘船頭ことば’で
いうところの‘干川’(ひかわ)となっています。
干川という語源は「干乾上る」からきているとか。
とにかく、川の流れが弱い分は人力で補い操船しなくて
ならないので、当然地力と運動量は上がり、私達船頭に
とっては肌を焦がす炎天下のなか、近年にない
厳しい‘夏’を過ごしています。

船が嵐山まで着く時間も通常1時間30分のところが
今では約2時間は掛かる‘長旅’となっております。

そんな中、夏休みが始まった先週末の連休には一日三回も
下るという操船が2日も続き、腰痛で長期休暇をしていた
私にとっても相当きつい現場となりました。

週間天気予報をみると、当分まとまった雨も降りそうになく
どうやら今年は相当の覚悟をして仕事に望まなくては
ならない‘夏’になる予感です。

この酷暑で最も注意するのは熱中症です。

熱中症予防にはなんといっても水分補給と睡眠が最も大事。

仕事で大量に出る汗と一緒に体から塩分が発散され
減少するので、水筒のお茶には塩を混ぜ持ち歩き、
渇きを感じる一歩前に水分補給を心がけていますし、
帽子もキャップスタイルからすっぽりと頭部を囲うことが
できる笠スタイルに変えようかと思っています。

保津川下りの夏休みはこれからが本番です。

体のケアーとリカバリー対策に十分気を付けて、
この厳しい‘酷暑’を乗り切りたいと思っています。