保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

美しい保津川を取り戻せ!保津川ハートクリーン作戦!

2005-07-20 07:07:58 | 保津川エコ・グリーン委員会
美しい保津川を甦らせる運動
「保津川ハートクリーン作戦」が
昨日から始まりました。

三連休の後の保津川の河原です。
連日、たくさんのグループがバーべキューを楽しんで
いましたが、翌朝いつもゴミが散乱しています。
一部の人達でしょうが、自分達の楽しんだ
後始末だけはしっかりお願いします。
これらのゴミが河川の増水で下流に流れ、河川環境の
悪化に繋がっていくのです。



川掃除のスタートです。先日の増水で上流から
たくさんのゴミが流れて川の両護岸に打ち上げられて
います。ゴミのほとんどがペットボトルや食品のトレイ
などのビニール類です。これらの製品は土に返らないので、
拾わないと永遠にゴミとして存在し続けます。



川岸の足場の悪い所でも作業です。ゴミの一つ一つを
不燃物用のゴミ袋に入れていきます。あまりにも
多くたまっているゴミの塊。思わず気が遠くなりそうな
地道な作業です。このゴミの塊の中には、蛇やムカデなど
もいるので、十分、注意をして掛からなくてなりません。



ゴミは打ち上げられている物だけではなく、
川の中にもたくさんたまっています。
深い所は川中に入る事ができないので、陸から
長い竹の棒や網で集めて、掬いながら拾います。
川岸のテトラポットの上からの作業は、足場も
悪く、慎重に作業を進めます。


川掃除作業は午後の2時からはじめて、炎天下の中、
約3時間続けられました。
今回は渓谷の入り口付近まで、進めることができました。
それでも、ゴミの量は軽トラに山積みして4台以上、
ゴミ袋は200袋以上を使用しました。

今後は渓谷内に引っかかっているゴミを、
船を出して拾っていく予定です。

今回約40名以上の船頭が参加してくれましたが、
ほとんどが船を下って、帰ってきてから作業に
当ってくれました。
仕事で疲れているにもかかわらず、炎天下の中、
続けての川掃除、ご苦労様でした。

これからも頑張りましょう!