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保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

保津川花火大会を見ながら道場パーティー。

2007-08-09 11:15:24 | 空手・格闘技
8月7日、亀岡の夏のビックイベント「保津川花火大会」が
開催され、約7000発の花火が保津川も夜空を鮮やかに
彩りました。

当日は空手道場の練習日。
「おそらく出席者は少ないだろうな~」と予想した
とおり、練習にやって来たのは僅か13名・・・

そこで前半の練習を早め切り上げ、今年は特別に
道場で「花火パーティー」を開くことにしました。

私達の道場は大きな会館の3階にあり、花火を真正面に
見ることができるスポット。
花火が始まると気が散って練習に身が入らないでしょう。
それなら今日は楽しく「パーティーに!」となったわけ。

ジュースやフランクフルト、お菓子・飲み物類を買出で
調達、道場にテ―ブルを出して「パーティー」の始まりです!

午後8時に花火の音が夜空に響き渡ると「お・お・お~」
と道場内に歓声があがり、その後なぜか?みんな「大拍手」

「乾杯!」「きれい!」「OOマークの花火や!」「凄い!」
「おいしい~」など思い思いの感情を話ながら、みんなで
楽しい時間を過ごしたのでした。


いつも厳しい練習場所である「道場」も今日は楽しい宴会場所です。
これはアメリカの道場ではよくあること。
私がいたアメリカの道場では年に何回か、この様な
道場パーティーが開かれていました。
あちらは音響機材を運び込み「DJ」まで登場し
ダンスまでありの本格的なパーティーなのです。

まあ、お国柄も違うのでそこまでは出来ませんが、
たまには「この様な企画もあっていいかな」と
感じた今年の花火大会でした。

全日本空手道選手権で斯道会選手たち大奮闘!

2007-06-24 19:58:18 | 空手・格闘技
今日24日、京都市横大路体育館で開催された
第15回全日本空手道選手権大会JAPAN・GAME2007に
我が斯道会空手道場から一般部を含む3名が出場し
全国から集まった強豪を相手に熱戦を繰り広げました。

午前は少年の部の選手権を行い、午後からの
開会式後、一般の部が行なわれました。

我が道場から小学2年生の山田承太郎君と
小学4年生の岩瀬翔君の二人が少年部へ。
一般シニアの部に内藤稔さんが出場されました。
3選手とも全日本選手権は初めての挑戦!
全国選りすぐりの黒帯強豪を相手に臆す事なく
好試合を展開しましたが、はやり最後は経験の差か?
全員3回戦の壁は越えられませんでした。

でも、全選手よく戦いました!
この経験が今後の空手修行に必ず役にたつことでしょう。

この敗北を生かし、これからも自らの稽古に課題と
目標をしっかり持って取り組んでいきましょう!

同大会の主催者は国際実践融合空手道・内田塾。
流派・ルールに大別される現代空手界にあって
伝統派寸止め・直接打撃制、グローブ空手の大会を
同会場で開催し、お互いの長所を学びあうことで、
空手界の融合を図る目的で開催されている全日本大会。
代表の内田順久師範は(財)全日本空手道連盟の大会で
日本・世界をフィールドに活躍、世界にその名を馳せた師範。
私とは学んだ流派は違うものの、私の高校の先輩でもあり
尊敬する師範のお一人です。

来年は必ず同大会に我が道場の足跡を残せるように
私も指導者として頑張ります。押忍!



酒井敏也さんが道場に遊びに来て下さいました!

2007-05-23 09:54:43 | 空手・格闘技
昨日、私が主宰する空手道場・斯道会の練習に
酒井敏也さんが遊びに来て下さいました。

東映京都スタジオで撮影が進む「その男、副署長」に出演する
ため昨日から京都に来られている酒井さん。
昨日は道場で頑張っている子供達を激励するために
わざわざ亀岡まで来てくださったのです。

さすがは有名人の酒井さんです!
練習が終了すると酒井さんの周りには子供達の輪が
すぐにでき取り囲んでいました。
みんな一緒に記念写真を撮ってもらったり
中にはミットやヘッドガードにサインをして
もらっている子もいて大喜びです!

酒井さんのやさしく温かい人柄が純粋な子供達には
直感的にわかるのでしょうか?すぐに子供達の人気者へ。
みんな中々酒井さんの側から離れようとしません。
保護者のあかあさん方とも気軽におしゃべりされていた様で
酒井さんの周りにはいつまでも人だかりの山で賑やかです。
いや~酒井さんのお人柄もあるでしょうが、やはり芸能人さんは
人を引きつける魅力のオーラが凄く出ているのでしょうね。

テレビの中で見る人と中々直接会う機会のない
子供たちは刺激もバッチリ!みんなこれからの練習の
いい励みになることと思います。
このような機会を下さった酒井さんにはとても感謝しております。

7月からご自身が所属される劇団ダンダンブエノが主催する
舞台「砂利」が公開されますね。
関西は7月11日(水)兵庫県立芸術文化センター・中ホール
(昼・夜2回公演)
道場の皆様でご都合のよい方は是非、応援しに行ってあげて下さい。

これからも道場生みんな酒井さんの応援をしていきましょう!
押忍!

ネットテレビ局・SSP-TVの取材。

2007-05-01 08:25:31 | 空手・格闘技
明日2日、私が主宰する空手道場・斯道会(しどう)の
稽古風景をインターネットテレビ局の「SSP-TV」
が取材に来られます。

SSP-TVは関西に本社があるネットテレビ局の大手。
今や独立系ローカルテレビ局より多くの視聴者を持つ
テレビ局とのことです。

今回の取材企画は私が生涯を賭け追求している
「日本伝統の‘道’思想としての空手と青少年教育への価値」
という考え方に東映京都撮影所の中野監督が共感していただいた
ことで実現したものです。
中野監督は東映制作の「水戸黄門」などの時代劇のほか、
京都市の推進する「まちづくり支援企画事業」の一環として
「元気あふれる映像コミニュケーション塾」を主宰されるなど
地域でも活動する若き映像者のリーダー的存在の方です。

当日は中野監督自ら指揮のもと、撮影が行なわれる予定で、
今後は長期取材により子供達の成長して姿を通じて、
これからの日本に必要な「武道教育思想の価値」を世に問う
ドキメンタリー番組も計画しています。

ただ単に「肉体的強さ」だけを求め、相手を傷つけ倒す事のみの
粗暴で野蛮な側面だけがクローズアップされている傾向にある
今の空手界や格闘技界に警鐘を鳴らし、本来、日本人が‘武士道として
養ってきた高い倫理性と他者への尊敬そして今、生きていることへの
歓喜と感謝の心、人間が生きていく上で、当たり前に必要な精神を
空手‘道’という武道でよみがえらせ、養っていくことが、現代の
「空手道修行の本義」であることを、映像で表現していけたら
素晴らしいことだと思います。

将来的にNPO法人化して武家文化の中で発展した茶道や華道など
日本が世界に誇れる文化としての‘道‘の思想を、この現在社会に
活かせる質の高い思想にまで構築できる様な‘会’を「道の愛好家」
の方々と一緒に作っていければという夢を持っております。

明日はGWの間の稽古日ですが、斯道会のメンバーの
皆さん、是非、出席して下さいね。

押忍!

空手の大会、本気の体験。

2007-04-15 21:48:19 | 空手・格闘技
今日も春らしいポカポカ陽気で最高の行楽日和でしたね。
京の観光地・保津川下りにも大勢のお客さんが
お越し下さったようです。
そんな多忙な日でしたが、私はお休みをいただき
今日は少年空手大会に来賓として出席してきました。

検査入院の疲れも少しの残ってはいたものの、そこは
日頃鍛えている‘気合’で乗り切り、子供たちの気迫あふれる
戦いぶりを応援させて貰いました。

本日の開催された大会は「奈良ジュニア交流空手道選手権大会」
奈良市中央第二武道場で開かれた同大会は、他流大会あらしで
名を馳せた元・正道会館の田前純三空手塾代表師範が主催する
ジュニア大会で、奈良県内の各道場はもとより、関西地区の
名だたる道場が多数出場し、総勢約300名の小学生が
‘チャンピオン’を目指し熱戦を繰り広げました。

私が代表を務める斯道会空手道場からは2名の選手が出場してくれました。
2人とも初出場でしたが、臆すことなく堂々とした試合運びで
力の限り精一杯戦ってくれました。
特に小学5年生の森口達也選手(安祥小学校)は、日頃の練習でも
手を抜かず懸命に取り組む‘努力家’の一人。
試合は僅差の判定で涙を呑んだももの、延長、再延長という
お互い一歩も引かない激しい攻防を堂々と戦い抜きました。

空手の大会、特に寸止めなしのフルコンタクトスタイルの
大会は子供とはいえ、真っ向から体をぶつけ合う
‘本気の勝負’です。

私も経験がありますが‘本気の勝負’には独特の恐怖心、
緊張感があります。「自分が倒される」という恐怖心です。
その恐さから逃げる事を自ら拒み、本気で体をぶつけ合い、
倒されない為、懸命に戦うのです。
この‘本気の勝負’を体験することで、人間の本能が
呼び起こされ、本当の喜びや悔しさという感情が溢れ出してきます。
その感情の揺れ動きの中で‘勇気’というものを実感するのです。
「体験で知る思想」こそ、空手道という武道の真髄です。

体験や行動を恐れることなく、立ち向かうには勇気が必要です。
その勇気を自分の体で体験し、心で感じることが出来る場が
‘大会’なのです。
今日、彼らは空手の真髄を少しは感じ取ってくれたの
ではないかと思います。

これからも生徒諸君には多くの‘体験や行動’に挑戦することで
生きる力を養い、自己の可能性をどんどん伸ばしていって
もらえれば指導者としてこんなに嬉しいことはありません。

ともに‘道’を楽しみ、‘道’を極めていきましょう!

                押忍




明日は決戦!空手大会。

2007-03-17 23:12:31 | 空手・格闘技
明日18日は私が主宰している空手道場「斯道会」の
キッズ戦士たちが出場する北大阪空手道選手権大会
「ミレニアム・カップ」が開催される日です。

何度もこのブログで紹介している同大会。
関西地域のみならず中部、中国地域の道場からも多数の
出場選手がやってくる大規模な少年少女空手大会です。

自分が率いる斯道会空手道場からも16名の
キッズドラゴン戦士が出場します。

極真会館、正道会館などの有名団体もエントリーしている
少年部では日本トップクラスの実戦(フルコンタクト)空手
大会で、約30もの空手流派が集結して学年および体重別に
クラス分されたトーナメント方式で勝敗を競います。

少年部のみの大会ということもあり勝敗以上に、実際に拳を交えて
戦うことという経験、技の学習に重きを置き、子供達の肉体的および
精神的能力の可能性追求を目指すものです。
また団体間の交流の推進、日本武道の振興を図る意味でも
注目され続ける未来志向の強い空手大会です。

毎年、我が道場では準優勝者をはじめ多くの入賞者
を輩出してはいますが、まだ優勝した選手がいないので、
今年こそ、初の優勝選手をこのメンバーの中から
輩出したいところです。

我が斯道会道場の戦士諸君、日頃の鍛錬の成果を存分に発揮して、
実力通りの試合をすれば必ず勝利を手にする事が出来ると
確信してます。
そして何より楽しく大会経験を積んで、空手修行の励みに
してくれれば指導者として嬉しい限りです。

「第15回北大阪空手道選手権大会・ミレニアム・カップ」
日時 3月18日(日)
場所 高槻市総合スポーツセンター
開場 AM9時~
入場無料

基本と初心を忘れず、我が空手修行の意義。

2006-10-11 01:12:20 | 空手・格闘技
どのような分野においても一芸を極める為には、基礎となる基本が
最も大事であることは言うまでもありません。

自分が生涯をかけて極めようとする空手道の世界でも例外ではありません。

昔、極真空手の創始者である大山倍達先生が
「握り方三年、立ち方三年、突き方三年、合計九年経たないと空手の門には立てない」とよく語られ常に基本を意識することの大切さを説かれていた。
夜、突然目が醒め「本当にこの拳の握りで間違いはないのか?」という
疑問が沸きあがり布団から飛び上がる事も日常茶飯事とも仰っていました。

拳聖と呼ばれた武の達人・大山倍達先生にしてもそうなのです。

自分ごとき、道半ばの青二才には至極当然に自覚せねばなりません。

しかし慣れとは本当に怖いものです。
シンプルで単純な「基本」は、年月が経つとマンネリ感と当り前感が
出て解かったつもりになり散漫な意識の中、ついつい勘違いしたまま
流してしまうことが多いのです。

勘違いしたまま、このような稽古を続けていても、若い頃は体力と勢い
で上達でき、試合でも結果を出せたりすることがままあるから始末が
悪く、「基本の重要性」も徐々に意識しなくなるのです。

しかし「基本」を疎かにしていた者は、必ず頭打ちとなり、
一定のラインから上達が鈍り、年齢とともに成長は止まっていくもの
だと最近特に感じることが多くなりました。
いったん頭を打ち出すと、結果を残せていた頃の過去の栄光が
忘れられず、焦ってノタウチ回ってみたものの結果は出ず、
挫折感と失意の中で、その分野から淋しく去っていった者も
少なくないのです。
そんな時、自らを省みることを怖れず基本に立ち返り、修行し直した者
は、その大きな壁を乗り越えられることが出来るのだと思います。

冒頭の大山先生の言葉にある‘九年’という年数も、実年数ではなく
時間の例えで、それくらい長い年月を「基本」という地味で
単純な反復練習に費やさねばならないという意味なのでしょう。
何事もスピード化の時代、インスタント全盛の今日では
地味で単純な基礎つくり作業は、辛気臭くて敬遠されがちです。
空手技でも、器用な人なら2~3度見たら真似事の様な格好は
すぐに出来てしまうかもしれません。
しかし、一撃で相手がひっくり返るような、大山先生の様に猛牛まで
一撃でひっくり返る様な「本物」の正拳は生まれてはきません。

本当に生涯通用できる「本物」の技は気の遠くなるような
基本の反復練習の中からしか生まれません。
「急がば回れ」ということわざがあるように空手の世界でも
最後に勝つのは基礎がしっかり出来ている者なのです。

基礎ができている者は、生涯忘れない「本物」の技術が
自らの体にしっかり練り込まれています。
空手で学んだ「基本」の大切さ、初心に立ち返る謙虚さを忘れず、
何事においても通じ、常に自らの慢心を戒め、人生においても
「本物の人」になれるよう「基本と初心」を忘れない事が肝心です。

「人生にも通ずる悟り」ここに「我が空手修行」の意義を
見出すことが出来と日々感じているのです。

本気の体験、武道の現代的価値とは?

2006-09-27 00:46:34 | 空手・格闘技
今日、我が道場は亀岡市民新聞の取材を受けた。
今回の取材は、9月16日に行なわれた
「北大阪空手道選手権大会・ミレニアムカップ」に
おいて我が道場から4名の入賞者を輩出したことによるものだ。

詳しい大会報告は亀岡市民新聞発表後にまた書き込むとして、
今日は「空手の大会」という本気で殴り合い蹴りあう競技を
を経験することで、見えてくる空手の現代的価値と
子供の成長にについて考えたい。

評論家などの発言によると「最近の子供達は『本気の体験』の
素晴らしさを取り逃がしている」とよく聞くことがある。
「本気の体験」とは真っ向から勝負していく体験のことで、最近の
子供は失敗や負けることで心が傷つくことを恐れ、本気の体験を
通して知る勝負の世界の厳しさを受け止める精神力が著しく低下し
意図的に避けようとすると指摘している。

確かに最近の子供は何か未知のもの事にチャレンジするよう
促すと「そんなの無理!」といとも簡単に判断してしまう様だ。
しかし、我が斯道会空手の子供達を見ているとそのような傾向は
あまり感じることがない。チャレンジ精神が旺盛な子が多いのだ。

常日頃道場では「もともと空手に限らず『武術』というものは、
先人が原始の争いの中で自分の命を守る為にあみ出した護身技のことをいう」
「争いに敗れれば即‘死’が待っている厳しい土壌から生まれてきたもの」
「この次はないのが武術だ」と空手のルーツもしっかり教えている。

今、命のやり取りをするようなことがない平和な時代、空手は
その武術性と精神性を受け継ぐことで現在の社会に認知されている。
だからこそ、ゲームとして始まった他のスポーツ競技とは一線を引き、
武道と呼ばれ、精神性には特に重きを置いて指導するのだ。

武道で養われる精神とは、頭の中の空想や、自己啓発セミナー等で
つくり上げる精神とは異なり、自分の身体を酷使し汗と実践の中で
体感し培われる精神だ。
今の時代、殺し合いやケンカなどはは許されるものではない。
だからこそ、本気で体をぶつけ合う空手大会がある。
その激しさの中に原始の戦いの要素を感じ取り、
真っ向勝負の精神力を高めるのにも大会は最良のものであると考える。

大会という勝負の世界では、常に決断を迫られ、その時々にしっかりとした
自分の意志と勝利に対する執念を持っておかないと、簡単に蹴落とされるのだ。
それがどんなに厳しい逆境にあっても、勝敗にこだわる努力を惜しんではならない。
いくら大会とはいえ、油断をするとKOされるのだ。
本気の体験の中で、日頃の努力の成果と持てる力を全て出しきり
‘死中に活’を求めるところに心の成長があり、武道の大会の醍醐味がある。
この本気の体験で本当の喜びや悔しさを知り、その感情の揺れ動きが
‘生きる力’となり自分の器を大きくしてくれるのだと思う。

我が道場でも、肉体的にも精神的にもハードな大会に、
半数以上の子供達が毎年チャレンジしてくれている。
大会を経験した子供達はそれ以前とは比べものにならない
くらい、度胸と自信がつくのだろう。
目の輝きに力強さがあり、確かに一回り成長したなと感じることが多い。

子供達も大人になり社会に出れば常に「勝負」を迫られるだろう。
そので先々で勝負と真っ向から取り組むか、適当にして逃げるか、どちらの
選択が自分の心を満たし、生活に活力を与え自己の可能性を伸ばせるかは
明白だと思う。

命のやり取りがない今の時代の武道が目指す強さとは、本気を出し切り
恐怖心を超える勇気と自分に負けない心、その精神力の涵養にあるといえる。

もちろん知識の習得にも本気の努力が必要だ。
そんな時こそ、空手で培った精神力を役立ててほしい。

武の道の理想は‘文武両道’だ。
精神力が弱いゆえに挫折に負け、家に引きこもる様では
幾ら知識を高めても宝の持ち腐れとなり惨めなだけだ。

「心の土台つくり」にこそ、本気を体験する
空手の現代的な価値を見出すのだ。

明日は大会!頑張れ、キッズドラゴン戦士達

2006-09-15 17:10:11 | 空手・格闘技
何かと大変なこの時期ですが、明日は我が空手道場「斯道会」
の戦士たちが待ちに待った大会・北大阪空手道選手権大会
「ミレニアム・カップ」が開催される日です。

同大会には関西地域のみならず中部、中国地域
の道場からも出場選手がやってくる
この秋一番の大規模な少年少女空手大会です。

自分が率いる斯道会空手道場からも24名の
キッズドラゴン戦士が出場します。

極真会館をはじめ少年部・日本トップクラスの
実戦(フルコンタクト)空手団体31流派の道場が
集結して、学年および体重別にクラス分された
トーナメント方式で進められます。

子供の大会ということもあり勝敗以上に、実際に拳を交えて
戦うことという経験と学習にテーマに置き、子供達の可能性の追求
並びに団体間の交流の推進、日本武道の振興を図る目的に
開催される未来型の空手大会です。

過去、我が道場では準優勝者を先頭に毎年、多くの入賞者
を輩出してはいますが、まだ優勝した選手がいないのです。
今年こそ、初の優勝選手をこのメンバーの中から
輩出したいところです。

我が斯道会道場の戦士諸君、日頃の鍛錬の
成果を存分に発揮して、実力通りの試合を
すればみんな勝利を手にする事が出来ると
確信してます。

そして何より楽しい大会経験を積んで、
空手修行の励みにしてくれれば
指導者として嬉しい限りです。


「第14回北大阪空手道選手権大会・ミレニアム・カップ」
日時 9月16日(土)
場所 高槻市総合スポーツセンター
開場 AM9時~
入場無料

保津川よ、ありがとう!ささぶね&エコ開削付きBBQ大会

2006-09-03 18:27:17 | 空手・格闘技
昨日は我が空手道場「斯道会」主催の「保津川BBQ&ささぶねイベント」でした。

場所は私の仕事場・保津川遊船乗船場のちょうど真ん前。
対岸に位置する河原を使用させていただきました。

天候にも恵まれ、最高のBBQ日和です。

午前11時スタートとなったBBQ大会には多くの道場生と
そのご家族が参加してくださりました。

そしてこのBBQ大会には、今年度亀岡市が実施している
「保津川開削400周年記念イベント・エコ開削&ささぶね流し」との
コラボレーションというスペシャル付きでの開催となりました。

先ずはBBQで腹ごしらえです。

前日、京都中央卸市場で買い付けた明石産の「蛸」と
「ホタテ」に「剣先イカ」串焼です。

まだ磯の香りと海塩の味が残る海鮮焼はこの日、一番の人気でした。

太陽の下、美味しい自然の恵みに舌鼓!思わず笑みもこぼれます。



おやおや~早速、食べ終わった子供達が保津川の魚を釣りを始めました。
子供らは、お腹が満腹になってもじっとはしていない、凄い行動力です。

捕まえた子魚をペットボトルに入れ直し、お持ち帰りです。

子供達、すっかり保津川に親しんだ様です。

思い切り保津川で遊んだ後はいよいよ「エコ開削&ささぶね流し」


その日は、ささぶね流しの立案者で「保津川開削実行委員会」の
イベントリーダーである中野恵二さんや亀岡市民新聞の竹内記者も
取材に駆けつけて下さり、賑やかに「エコ&ささぶね流し」開始です!


「エコ開削&ささぶね流し」は、保津川や支流の川の美しい流れを遮る
ゴミなどの障害物を取り除き、流れがスムーズになった川に、了以翁の様な
大志を抱きそれぞれの願いをこめて流すもの。
先ずは河原に落ちているゴミを拾うことから始めます。

ゴミ拾いが終わると、いよいよささぶね流しです。

でも、「ささぶねって、どやってつくるの???」「むずかしい~」

中野さんや作り方を知っている大人の人に教えてもらい「僕のささぶね、完成!」

お願いカードにそれぞれ思い思いの願い事を書き込み、ささぶねに乗せます。
おや~彼は「大会でゆうしょうできますように・・」って書いたようです。
この願いが叶う様に明日からまた一生懸命に稽古しよう!


中学・高校生たちも願いを書き込みます。
願い事は勉強の事、空手の事、それとも恋愛の事かな・・・

さあ~ささぶねが完成したら、願いをこめて保津川へ流そう!

僕の、私のささぶね、出航! それいけ!それいけ!
自分たちの手で流れをこしらえささぶねに勢いをつける子供達!

保津川の急流に乗り、遠く大海まで願いが届きますように・・・

それぞれの熱い思いを乗せて、ささぶねは保津川渓谷から
嵐山、淀川、太平洋という大きな世界を目指して
と流れて行きました。

道場内とは、また一つ違った経験をした子供達。
本当に楽しい道場イベントとなり嬉しく思います。

また、明日から空手に勉強に頑張っていきましょう!

当イベントにご協力いただいたご父兄の皆様、実行委員会の
中野さん、亀岡市民新聞の竹内記者、門の西田さん、
差し入れ頂いたととやさん、本当にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。感謝! 

押忍!