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保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

はっちん、地元新聞に紹介されました!

2005-05-20 10:53:41 | マスコミ出演
このたび私、船頭はっちんが、地元の新聞社
「亀岡市民新聞」に紹介されました。

今回、はっちんが紹介されたのは「ふるさと讃歌」
と題して、地元亀岡で活躍する人物にスポットを
あてて紹介するコーナー。
毎週、色んな地元有名人が登場されておられ
はっちんもその仲間入りをさせて頂いたというものです。

しかも今回の取材はこの「保津川下りの船頭さん」という
はっちんのブログを見ての依頼ということらしく、
改めて「ブログ」の凄さ「ネット」の広がりの
大きさを実感した次第です。

はっちんはその経歴の意外性からか?これまでも多数の
TVや新聞、雑誌に取り上げて頂いたことがありましたが、
自分が発信している「ブログ」の流れからの取材は初めての事。
自分の「ブログ」がこの様に注目されたことは
大きな喜びであり、感慨深いものを感じています。

ほぼ毎日更新しているはっちんのこの「ブログ」は
お陰さまで、多い日には800件を越えるアクセス数があり
「gooブログ」のランキングでは、全国約21万件のブログの
中、300位内に入ったこともあるほど人気が出てきました。
本人ですら予想できなかった、この反響に結構戸惑いも
感じていますが、微力ながら保津川や京都、亀岡の魅力、
素敵な友人との交遊録などを伝えていければと思い、
これからも地道にやっていきたいです。


紙面にはこのブログの事のほかにも、前職の事、船頭修行の辛さや
難しさ、また楽しさなどのエピソード、保津川の魅力を
軽快な文章で紹介して頂いております。

はっちんの本名は分からず、コンタクトするのが大変だった
亀岡市民新聞社の西田正憲記者並びに同新聞社の皆様
ありがとございました。この場を借りてお礼申し上げます。



いかりや長助さん1周忌。

2005-03-17 10:00:25 | マスコミ出演
先日、昨年お亡くなりなった、いかりや長助さん1周忌
を迎え、特別番組が放映されていました。

いかりやさんといえば、「8時だよ!全員集合!」
「ドリフの大爆笑」などで長年にわたりお茶間に
笑いとで元気を届けて頂いた日本喜劇界の大御所であり
また、最近では「踊る大捜査線」で味のある老刑事役で
俳優としても新天地を開花され、これからの活躍を
嘱望されていた方としてみなさまご存知のことと思います。

このいかりやさんと私はっちんの接点はただ1度だけ、
TV朝日系毎週土曜日18時より放映されている
「人生の楽園」という番組で、はっちん達家族を
ナレーターとして紹介されて頂いた縁です。

今は西田敏行さんに代わりましたが、当時は
いかりやさんと伊藤蘭さんにのお二人が
ナレーションを担当して、番組を進めておられました。

この番組では、いかりやさんが台本や構成といった
制作段階から勢力的に拘っておられ、はっちん家族にも
いろいろ厳しい注文がいくつも求められました。

放映時間30分の撮影は、約1週間ぶっとうしで
行われ、朝から晩まで職場と我が家に撮影スタッフが
密着取材で張り付かれます。
テープも30分テープが40本以上使われます。

その中で、各カットをスタッフが30分に編集し、
約3種類ほどのデモテープを制作し、プロデューサー
いかりやさん出席のもと、プレゼンテーションにかけられ
細部に渡りチェックを入れられます。

選ばれた作品にいかりやさんは「もう少し、肉づけがほしい」と
再度、スタッフが東京よりお越しになり、足りないシーンの
撮り増しをするほどの力の入れようでした。

番組作りには、決して小さな妥協も許されなかった
といわれるいかりやさんの、仕事に対する厳しい姿勢を
垣間見せる一コマでした。

こうして出来上がったはっちんの番組は、後の視聴率調査で
あの時間帯では異例の10%を越え、放映当時でも
番組史上3位を記録したそうです。

去年の3月20日、東京青山霊園で行われた
葬儀にも行かせてもらいました。

後でスタッフの方から「いかりやさんがはっちんさんの
生き方に共感とエールを送ってられましたよ」と
教えていただき、家族一同でいかりやさんを強く偲びました。

これからまだまだ日本の芸能シーンでご活躍される
ものと思っておりましたので、早すぎる死は
残念でなりません。

はっちんはこれからもいかりやさんがくれた
笑いと元気、そして信条でもあった
我慢と粘り、諦めない心を胸に人生を歩んで
行きたいと思うのでした。

*写真は撮影の風景です。



本日から運航再開!関テレ取材クルー乗り込む!

2004-11-12 17:41:56 | マスコミ出演
本日から保津川下りの運航が再開されました。

台風23号が通過した10月20日以来、24日間に及ぶ休業期間は
本当に長かったです。

やっと川下りを再開できることになった今日は
朝から数社のマスコミ関係者が取材に訪れ、
にぎやかな再開となりました。

はっちんの船にも関西テレビのニュースクルーが
取材の為に乗り込み、嵐山までの1時間30分を
お客さんと一緒に下り、インタビューなどをされていました。

ニュースは今日の午後6時からの放送で、
関西地方のトップニュースで扱うとのこと。
正確には6時15分ごろ放送される予定です。
よかったらはっちんの仕事ぶりを見て下さいね。

久しぶりにお客さんを乗せ、保津川を下る道中、
台風から今日までの苦しかった日々が甦り、感無量でした。

台風が通過する真っ最中の決死の船上げ、駐車場や周辺の復旧掃除、
航路の点検の為、何度も歩いたトロッコの線路際や山道、
航路をふさいだ巨岩の爆破、荒れた川を整備する為、川中に飛び込んだ川作業
など、1日も早い再開を目指して、懸命の日々でした。

今日この日をむかえる為、ご協力頂いた全ての方に感謝いたします。

紅葉はいよいよ赤みを増してきました。
明日からも忙しい日々が続くことでしょう。

この感謝の心を忘れることなく、乗っていただいた
全ての人達に一時の癒しと幸福な気分を
味わってもらえるように頑張ってまいります。




FM797・ラジオカフェに出演しました。

2004-08-17 21:34:06 | マスコミ出演
今日はFM797・ラジオカフェというラジオ番組に出演しました。当日打ち合わせの生放送なので、ホント緊張しましたよ~自分の話す言葉一つ一つが、リアルタイムでお茶の間や車のラジオに流れていると思うと、うかつな事はいえませんものね!言い放ってしまったら取り返しが付かないのですから考えるとこわ~いことです。
しかし、番組を作ってられるスタッフの皆様が、ホントにいい雰囲気で盛り上げていただき、落ち着いて話せたと、自分では満足してます。
DJのターキーさんも、とても爽やかでイケメン系のナイスガイな方でした。出演依頼の時に「DJ界では有名なターキーさんの番組です」と言われた私は「ターキーって鳥?髪型なんかアフロヘヤーでレゲっぽい人かな?」と勝手に想像していたので、実際お会いしたターキーさんがキャップ帽のカッコいい人だったので少し面食らいました。私がいうのもなんですが、さすがにプロ!声がいいです。透き通るような高い声、カツゼツがしっかりしていてとってもGood!でした。
 このFM797は、京都コミュニティ放送といい、日本でも初めてのNPOスタイルの放送局だそうです。放送の一般レンタルも行っていて、自作放送もOKだそうです。理事をされている町田さんによると「趣味や活動の紹介や発表、交流の場に活用してほしい」というのが局設立の趣旨だと語られてました。やってみたいという京都の人は相談に行ってみてはいかがでしょうか?
 番組では、知られざる保津川下りの極秘話や歴史を20分に渡り、め~いっぱい話させていただきました。このような機会を頂いたスタッフの皆様、どうもありがとうございました。もし今度機会があれば、是非とも空手や格闘技の話をさせて下さいね。はっちんはこちらもプロ級ですよ。よろしくお願いします。
写真はスタジオにて、向かって左がターキーさん。はっちんは本番が終わり少し疲れた顔?

人生の楽園

2004-07-24 20:06:44 | マスコミ出演
今日も本当に暑かったですね。
お互い、体調には気を付けて楽しい夏にしましょう。
今日は話題を変えて、毎週土曜日の6時からTV朝日系列で
放送いる「人生の楽園」という番組の話をします。

皆さんこの番組ご存知ですか?
いままでの既成概念に囚われず、新しい生き方を
提言し紹介する番組で、西田敏行さんと伊藤蘭さんが
ナレーションを担当してる番組です。
私も2年前出演した思い出多い番組でもあります。

今日は京都の美山町でペンションをされているご夫婦の話でした。
美山町は京都の丹波と福井県に挟まれた山深い町で、
今では「かやぶき屋根の里」として日本的に有名な観光地に
なってている所です。
この美山町は私にとっても思い出深い所なのです。
私は以前、新聞記者をしていました。
その時、美山にはよく取材で訪れたことがあるのです。
時はバブル経済末期、某首相が地域活性化を謳い
「ふるさと創生事業」として各地方自治体に一億円づつ
配られた事がありました。
私が回った多くの自治体は、観光の目玉と称して
テーマパークや公園整備などに投資されました。
私にはそれはどれも似たり寄ったりの企画に見えました。
その中で美山町さんだけは全く異なった視点を持ってられたのです。
それが村に古くから残るかやぶきの景観を、町が補助をして
整備していくというものでした。
ほとんどの町がモダンな建物を建てたりレジャー公園を
整備した事に比べると、それは時代に逆行するような事業にも
当時では見えました。
しかし、取材をしてみると美山の町長さんには信念がありました。
町長さん曰く「こんな山深い町にちゃちな建物や公園を
作ってみたところで人は来ないよ。
都会の人は緑を越えて緑のある所へは来ないものなのです。」
ときっぱり仰いました。
京都の内陸=四方を深い山に囲まれた地理を
背伸びせずしっかり見極めたらこそ言えた言葉だと、
その時感じたのを覚えています。それから美山町には
興味を持ち、幾度となくかやぶき整備の進捗ぐあいを
取材させていただきました。
その美山町が今では「日本の原風景が残る村」として
日本が誇る観光地になった事は、当時を追っかけていた私に
とっても本当にうれしいことです。
その美山に魅せられてそこで暮らされたご夫婦を
私も保津川の船頭となり出演した「人生の楽園」に紹介された事が、
奇しき因縁を感じ感動した次第です。
写真は私が出演した「人生の楽園」の撮影風景です。