百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

ふらりデッパリ備忘録(12)【但馬の国 【竹田城】】 【H24.4/8】

2012-04-09 15:21:21 | 旅行





日本100名城のひとつであり 【日本のマチュピチ】【天空の城】【日本一の山城】【虎臥(とらふす)城】 らの冠称を有する 但馬の国 和田山 【竹田城跡】に 行ってきました。金券ショップで残1回の青春18切符を2,700円で入手できました。

ほんの少しヒンヤリ 雲ひとつない天気、「お城まつり」初日という またとない絶好の日和。敢えて欠点をあげつらうとなれば 桜がまだツボミのこと。

この駅に 降り立ちまして、この山の テッペン、石垣が見えておりますが それを目指し

ここの↑登山口から 標高差約260m 距離約800m、平均斜度 18度の、自然石を施した石段が 半ば近く占める、山土の デコボコ道を歩きます。普通の人で 約40分、5歳ほどの子供も 頑張って歩いていますが、まずは 適度な 心地よい運動量 であるといえます。


これは天守閣跡からの 南方の眺望です。下の段に見える 太っとい赤松の切株の上に座り、駅前のテント店で求めた 800円の【釜飯】を食べたのですが、切株表面に 松脂(まつやに)が染み出ていたのに気付かず、お尻が エライことであります。
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これは↑ウチワです。これだけ自然に囲まれておりますと、登山道および城跡の平地や石垣の維持管理は、それはそれはタイヘンなのでありますが、こちらでは入山料を取っておられません。山裾に住んでいるオイラは、そのへんの苦労は 分かり過ぎるほど分かりますので、できるだけこういったグッズを購入することで協力しようと大体は心掛けておりまして、気持ちだけではありますが、 2本(本当は柄(へい)と数えるらしいです) 〆て600円、購入しました。

なお一番上の写真は、駅舎内にあります観光案内所に置かれております「竹田城復元模型」を撮影したものでありまして、下の写真は そのプレートであります。
                  
上から 2番目の写真は、去る3月9日 放送されました 【NHK BSプレミアム 新日本風土記 「城 戦の跡 夢の跡」の録画場面を一時停止し撮影したもので、3番目の写真は、長野県松本市に住むイトコ夫婦が、昨年 わが家を初めて訪ねてくれたとき、ここを紹介しついでに 置いてってくれた【 JR西日本 】さんの広報誌 2011.3~2011.9 の表紙を 撮らせて いただいたものであります。

< 追伸 >
行きしなの播但線で、モノスゴク 活溌に動き回り 写真を撮っておられる スレンダーな女性と出会いました。ロングスカート、よく見ると 片方は義足であります。でも 動きは まったく それを感じさせません。「ブログを やっておられるのですか?」と訊ねましたら、「【まりあさーびすすてーしょん】というサイトを立ち上げています」とのこと。帰って見てみましたら、【乳がん】に罹った経緯もお持ちとのこと。なのに多趣味で 好奇心旺盛で、アクションスターが如きダイナミックな動きが 多々伺えるブログを展開されておられます。ぜひ 皆さんも 訪問してみていただきたく 思っております。

< 追伸 >

モノノツイデであります。15年ほどにもなりますが、同じ竹田でも大分県の【竹田市】、こっちは竹田城ではなく【岡城】、【滝廉太郎】さんが当地のご出身ということから、【荒城の月】のモデルともいわれておりますが、さすが 城跡の風格も 360度パノラマも、誠に素晴らしいものがありました。麓には日露戦争で お亡くなりになられた【広瀬中尉】さんをお祀りした【広瀬神社】もございます。オイラが 心から好きな歌は【赤い鳥】の【竹田の子守唄】、こっちは京都市の竹田でありますが、竹田という地名への わが好感度度は 最高レベルにあります。なお 上の写真は 竹田市さんのホームページからの転載です。

< 追伸 >
健さん主演の映画【あなたへ】でも、その中ほどに、たいへん美しい映像が織り込まれていました。
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 < 追 伸 > R1.9.28 記
 以下は、R1.9.16 NHK-G『あなたも絶対行きたくなる!日本「最強の城」スペシャル「第4弾」』という番組での素晴らしい CG画面です。
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 さらに番組では、めっちゃ嬉しいことに、オイラが高校時代を過ごした津山のお城も、その模型とともに 紹介されてます。



< 追 伸 > R4.3.6 記
 R4.3.4 NHK-BSP『絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城「竹田城」』という番組で、
城郭考古学者 千田嘉博先生 復元考証の CG画像が披露されました。なお 竹田城は、秀吉さんが 生田銀山の守護のため築いたお城との由。

            北東に広がる『花屋敷』には、↓ 茶室があったのでは と。
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1 コメント

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Unknown (まりあ)
2012-04-10 21:39:32
記事に上げてくださったようで・・恐縮です。
撮って頂いた&撮らせて頂いた画像、自ブログにて使用させていただきました。

袖摺りあうも。
またどこかでお会いしましょう。
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