goo blog サービス終了のお知らせ 

百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

山下摩起(まき)さんの絵に魅せられて ~ 西宮市大谷記念美術館さんに行ってきました

2020-01-20 19:50:07 | 日記
.
  ↑ 「椿」1935年(記事には不掲載)    「パンション風景」1928年 ↑  

   (” クセある日本画 ”でなく、” 個性際立つ 日本画 ” くらいにして欲しかったです)
                          ↓ 「婦女図」1939年



      ↑ 左隻       「 雪 」 1933年        ↓ 右隻



 R2.1.15 産経新聞に出た この ↑ 記事(レイアウトはブログ用に変更し、モノクロだった ”絵” はフライヤーを撮影したカラー版と入替えてます)に、えらい感じたのです。「この人は オイラとまったく同じ血が流れている人だ~」と瞬間、覚ったです。そして『婦女図』、めっちゃめちゃ惹かれました。で 直ぐ翌日、飛んでった っす。

西宮市大谷記念美術館さん。制式な展覧会タイトルは『生誕130年記念 山下摩起をめぐる画家たち ~ 画壇から解き放たれて 自由闊達 筆を揮った絵描きがいた~』。周りに設えられている庭園には 多くの蝋梅が、7分咲きくらい・・・甘~い香りにウットリ~ したです。


                         ↑ 「女三態之図」1936年頃



オイラは『婦女図』が、ホントに気に入っています。@100円で 2枚 買って帰ったポスターを切り取り、通常の色紙の台紙に貼り付け 色紙絵に仕立て上げ、額縁に入れ 飾ってます。実は この場所、何を飾ろうか ずぅっと考えてたトコロです。このために空けていたとしか思えないほど。擬(まが)い物の色紙ではありますが・・・満足してます。


オイラは何故 この絵に惹かれるのだろう・・・初めて観たときから 考えてました。で このブログを書いてる最中、ふっと 脳裏を過(よ)ぎったことがあるのです。ひょっとして、見たことのない 祖母(ばあ)さんを、あの絵にイメージしてるんではないんじゃろうか、と。

オイラが拵えた家系図、見てみました。生まれる 7年前 昭和13年没。西暦1938年、あの絵が描かれたのが 1939年。ほとんど同じやないか~・・・

じゃから、か。リウマチで苦しんどったちゅう、見たことのねぇ ”寸恵” ばあさんに 遇(あ)うことがでけたと、意識の奥底で感じとるんや~・・・じゃからや、飾っても 違和感なんか ぜ~んぜん感じんで、 打ち解けた気持ちになるんや~・・・じゃから、懐かしさに包まれたような めっちゃ ええ気分になるんや・・・たぶん、いや きっと そうじゃろう・・・


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都 愛宕(おたぎ)念仏寺 訪... | トップ | 令和元年 百休賞 発表 »

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
大谷記念美術館 (藤中孝義)
2020-01-30 10:31:56
興味をもって見ました、私の次女が このすぐ近くに住んでまして、まだ入館したことが無いが 今度娘の所に行きましたら入館してみようと思ってます。
返信する
ポスターの御礼です。 (100Q)
2020-03-04 19:00:06
藤中さま
娘さん、すぐ近くに嫁いでらっしゃるとはいえ、本展ポスターをご入手下さり お里帰りいただいたこと、本当に有難うございました。お陰様で、”波打ち”とか”皺”のない ピシッとした祖母(ばあ)さんと毎日 対面できてまして、嬉しい限りです。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事