

↑ 「椿」1935年(記事には不掲載) 「パンション風景」1928年 ↑


(” クセある日本画 ”でなく、” 個性際立つ 日本画 ” くらいにして欲しかったです)
↓ 「婦女図」1939年






↑ 左隻 「 雪 」 1933年 ↓ 右隻


R2.1.15 産経新聞に出た この ↑ 記事(レイアウトはブログ用に変更し、モノクロだった ”絵” はフライヤーを撮影したカラー版と入替えてます)に、えらい感じたのです。「この人は オイラとまったく同じ血が流れている人だ~」と瞬間、覚ったです。そして『婦女図』、めっちゃめちゃ惹かれました。で 直ぐ翌日、飛んでった っす。

西宮市大谷記念美術館さん。制式な展覧会タイトルは『生誕130年記念 山下摩起をめぐる画家たち ~ 画壇から解き放たれて 自由闊達 筆を揮った絵描きがいた~』。周りに設えられている庭園には 多くの蝋梅が、7分咲きくらい・・・甘~い香りにウットリ~ したです。


↑ 「女三態之図」1936年頃



オイラは『婦女図』が、ホントに気に入っています。@100円で 2枚 買って帰ったポスターを切り取り、通常の色紙の台紙に貼り付け 色紙絵に仕立て上げ、額縁に入れ 飾ってます。実は この場所、何を飾ろうか ずぅっと考えてたトコロです。このために空けていたとしか思えないほど。擬(まが)い物の色紙ではありますが・・・満足してます。

オイラは何故 この絵に惹かれるのだろう・・・初めて観たときから 考えてました。で このブログを書いてる最中、ふっと 脳裏を過(よ)ぎったことがあるのです。ひょっとして、見たことのない 祖母(ばあ)さんを、あの絵にイメージしてるんではないんじゃろうか、と。
オイラが拵えた家系図、見てみました。生まれる 7年前 昭和13年没。西暦1938年、あの絵が描かれたのが 1939年。ほとんど同じやないか~・・・
じゃから、か。リウマチで苦しんどったちゅう、見たことのねぇ ”寸恵” ばあさんに 遇(あ)うことがでけたと、意識の奥底で感じとるんや~・・・じゃからや、飾っても 違和感なんか ぜ~んぜん感じんで、 打ち解けた気持ちになるんや~・・・じゃから、懐かしさに包まれたような めっちゃ ええ気分になるんや・・・たぶん、いや きっと そうじゃろう・・・
娘さん、すぐ近くに嫁いでらっしゃるとはいえ、本展ポスターをご入手下さり お里帰りいただいたこと、本当に有難うございました。お陰様で、”波打ち”とか”皺”のない ピシッとした祖母(ばあ)さんと毎日 対面できてまして、嬉しい限りです。