



R3.11.16 BS日テレ『ぶらぶら美術・博物館』『ゴッホ展』で紹介された『糸杉と星の見える道』を見、オイラはジーンときました。(写真上は 当該TV画面を撮影したもの、写真下は『Art pedia』 画像の転載です。)
白く輝いている星は、金星 か シリウス か。1890年4月30日ごろは、非常に強く光っていたと。ゴッホさんが ピストル自殺されたのが、同年7月29日。ですから、この絵は ゴッホさんの最後の 最後の 作品。
馬車に乗っているのは、ゴッホさんと 忘れられない彼女 ?。散歩してる 2人の男性は、ゴッホさんとゴーギャンさん。プロヴァンスでの楽しかったコトを想い浮かべながら・・・糸杉は 天に昇ってく階段 ? 、、、一筆一筆の塗り跡は、今まで ゴッホさんが歩んで来られた 足跡のひとつひとつ?。はたまた、魂が 思いの数々が 細胞のひとつひとつが、天に向かい 立ち上っている様(さま)?、、、死が 、限りなく 意識されてる作品かと。そうですね。ポール・ゴーギャンさんの遺作『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』と、ほとんど同じ位置付けの絵画であろうと考えています。
「こりゃぁ、賢治さんの『銀河鉄道の夜』と おんなじ じゃぁ~」。オイラは 唸りました。相違している点は、ジョバンニと違って ゴッホさんは、底知れぬ 孤独の淵に 沈んでしまっていること。そう思いますと、何だか ジーンときちまって、泣けてきたのです。そして、とてつもなく、この絵が 愛おしくなってきたのであります。37歳で命を絶った、わが日本を こよなく愛して下さった ゴッホさんですから、なほさらです。もう、見るたんび、泣けてきます。
こんなふうですから、同じ絵を ふたつ 並べました。図録も 今日、東京新聞さんへ 注文しました。当然、ゴッホさんの作品の中で、否、あらゆる画家さんの絵の中で、イチバン 好きな絵 になっています。勿論 本稿は、折に触れ 見たいため、こしらえたものです。、、、なんでも、東京の人は ええですね。直ぐに 見に ゆけるんですから。
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R3.11.20 BSテレ東『美の巨人』『縄文土器』で紹介された、この 新潟県・笹山遺跡出土『国宝 火焔型土器』の 独創的かつ圧倒的な意匠の見事さ・美しさに、初めて見た訳ではないですのに、ほとほと感嘆させられましたので、、、、それに、何や ゴッホさんに通じるものがあるように思われましたので、付け加えます。
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注文していた図録が届きましたので、下の画像を付け加えます。~ R3.12.3 ~
まずは、チラシです。↓


図録表紙です。↓


図録に載ってる絵を撮りました。↓


人物の描き込まれている部分をアップしました。↓


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