百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

百休怒り残らむ(4)【谷垣さん、お辞めなされ】

2010-10-02 12:01:05 | 日記
 9月25日付け当ブログで 尖閣問題につき書いたのでありますが、
普通は 心の内を吐き出しますと 少しは スッキリするのでありますが、
未だ愚生の心は 煮えたぎったままでありますものですから、本日は、
そこで言い足りなかったことを 以下 述べさせていただこうと存じます。

国家観のまるでない 民主党であり菅政権でありますから、
腑抜け外交となりますことは 充分 予測しておりましたものですから
当初、漁船ごと拘束したことには、正直 びっくりしたのであります。

「おっ、前原さん やるねぇ、そうでなっくちゃ!」と、心から応援して
おりました。ところが 中国が、100年も時間が遡ったような滅茶苦茶な
報復行為をやり始めてからというもの 政府の対応といったら、
菅さんの目が如実に現しておりましたように、まるで視点が定まらず、
漂流している船のようでありまして、極めてお粗末な対応であったの
ですが、そのとき、

『2チャンネル』の『速報ヘッドライン』のスレッドに目を通していましたら、
谷垣自民党総裁の「自分なら、すぐに釈放していた・・・」という、何と言う
おぞましい 驚嘆すべきコメントが出ていたのであります。

愚生は わが目を疑いました。
実のところ、オイラには こっちのパンチのほうが効きました。ノックダウンに
到る決定的なパンチとなりました。まさに呆然自失、一縷の希望が断たれて
しまったのでありますから、心が完全に萎えてしまったのであります。

その後の谷垣さんの言動を見ましても、まったく駄目であります。とにかく
決定的に、挑戦者たる野党総裁としての資質に欠けているのであります。
これでは 絶対に民主党に勝てません。もっとヒドイのではないかと思える
ような言動さえ散見されますし、幹事長が石原さんに代わりましたが、
二世議員特有の甘さというのでしょうか が目立ち、自信とか気魄とかが
伝わってこないのでありまして、この分では、現時点の自民党には
ほとんど期待は持てそうにないのであります。それにしましても、

よくもまぁ こんな人が キーパーソンとして、今まで命脈を保ってきて
いたものであります。でも どうしてこんな 情けない人を総裁に担いで
いるんですか。野党であるにも拘わらず、戦時態勢であるという認識が
欠けているのです、今の自民党さんは。同党の他の代議士さん、党員さん、
しっかりして下さいな。お願いであります。この駄目さ加減を一刻も早く認識し、
早急に体制を立て直して下さい。このこと 心から お願い申し上げます。

最大野党のこんなテイタラクを目の当たりにしますと、残念ながら
日本の自業自得ともいえる悲劇は 当分止みそうにありません。
当面の薄っぺらな対応ばかり議論していて、肝心の、何故こんな
屈辱的な対応を採らざるを得なかったのか という根本的な議論が、
まったくと言っていいほど 為されていないのでありますから。

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