「松阪牛チップス」
「三重限定ハローキティ・松坂牛バージョンのタオル」
「何も入れるものがなくて…」
と、母から電話で言われた箱の中には、さんまの丸干しや漬物とともに、
これら二品が入れられていた。
三重では干物や漬物と同様に、各家庭に常備されているものなのか。
もしそうなら、そろそろ住みたい都道府県ナンバーワンになってもよさそうなものだ。
松阪牛キティは、すでに娘が気に入って離さない。
どんな役柄にも飲み込まれず自分のものにしてしまう真のスター、キティ・ホワイト。
さすがだ。
そしてもう一品、この松阪牛チップスとは…。
「本物の松阪牛を使用」とあるが、ビーフジャーキーではない。
うす揚げせんべいみたいな感じだ。
新鮮なウニをお好み焼きに混ぜ込みました、みたいな
「普通に食べても美味しいもの」を何故に?という贅沢感。
袋を開けると、ふわっと焼肉のたれの匂いが…。
口に入れると、焼肉の時に食べる牛脂のしみたご飯の味が…。
しかし、もっと確かめようとすると、せんべいが溶けてなくなってしまうのだ。
この食感は松阪牛かもしれない。
もしも、これをお土産にいただいた際には、
「ぜーんぜん松阪牛の味なんてしないよー」など、言ってはならない。
「あんた、松阪牛の味、知ってるの?」
と突っ込まれたら、窮地に陥るからだ。
だからと言って、
「ジューシーな肉の風味がそのままにおせんべいになっている」
などと言うのもどうかと思う。
大勢が集まった時に、わいわい言いながらつまみたい、
盛り上げ役にぴったり、そんなお菓子だった。
いずれにせよ、色々送ってくれてありがとうございました。
楽しかったです。
追伸:最近やたらと「老伴」が食べたいのだけれど、次回ぜひ入れてください。