宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

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駒ヶ根→浜松ツアー:なかや編

2011-06-21 | 
翌日お世話になった佐伯family宅を後にして、醤油搾りでお世話になっているトキさんの家「なかや」へ向かいます。


ここが飯田市の山の中にある「なかや」。


「なかや」の子供たちは4人兄弟で、全員ホームスクーリング。この日はホームスクーリング仲間の一家が滞在中で、こちらは5人兄弟!合わせての9人子供たちが元気に遊ぶ、山の中のフリースクールと化していました。


自然の中だと、子供たちは創造力のかたまりの様。自然発生的に竹楽器ワークショップになったり.....


お昼ご飯も子供たちが切って来た竹を使って炊きました。美味しく炊けるんだな、これが!


家からちょっと下るとこんな渓流が流れています。夏はプライベートプールですね。長野に行くといつもうらやましいのは、大きな川と、きれいで豊富な水。


トキさんが車用の燃料を作っている所。バイオディーゼルとはまた違ったSVO(ストレートヴェジタブルオイル)という方式だそうです。毎年鴨川に来るときも、この燃料で車を走らせて来ます。トキさん一家のすごい所はその自給率の高さ。田畑で収穫する食料はもちろん、エネルギーから教育まで....。捨てられて行くものを、徹底的に再利用する、まさに百姓の生き様!


これは「ぬかくど」という簡易かまど。ロケットストーブと似ているけれど、籾殻を燃料に使うまた別のシステム。側面に小さな穴を沢山開けた缶のなかに、同じ様に穴の空いた筒を置いて、間に籾殻を詰め、なかのつつに火付け用の細い薪を数本入れると、籾殻からガスが出て燃え出します。


火力はこの通り。充分ご飯も炊けるそうです。しかも燃え終わると籾殻は燻炭になるというスグレモノ。


居間にひっそりとたたずんでいた、手に桑の葉を持つ養蚕の神様「こだまさま」。このふくよかさが素敵。


「くらふてぃあ」で描いた絵を眺めながら、みんなでお食事。

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