宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

コンポストトイレワークショップ

2010-10-12 | 地域生活
連休に鴨川のバックパッカーズゲストハウス「anuenue」主催のコンポストトイレワークショップが開催されました。
我が家は山の中の古民家なのに、幸か不幸か(?)浄化槽の水洗トイレが初めっから入っていました。せっかくまわりは自然界なのにトイレをただ流してしまうのはもったいない。コンポストトイレは何人かの友人が導入していて常々興味津々だったけど、けっこうみんな苦戦しているので様子を見ていましたが、近場で本格的に学べるいい機会!と参加して来ました。


便器の下につく塩ビ管を設置しているところ。構造としてはボットン便所と一緒。


糞を貯めるストッカーを作っているところ。


こんな構造。おしっこなど水分は下のパイプから地面に浸透させます。


この塩ビ管を通って浸透させます。先にはレモンの木を植えるそうです。柑橘系はおしっこが好きなんだって!


トイレ自体の構造はこんな感じ。ただ、コンポストトイレの発想はここにたまった物を次ぎに移すコンポストステーション(堆肥置き場)。そして出来上がった堆肥を入れる畑まで含めて、ひとつです。サイクルを作るデザイン。糞尿を処理するというよりは、よい堆肥を育てるために糞をする.....、という視点が必要だと思いました。


講師のフィルはパーマカルチャーデザイナー&ビルダー。豊富な知識と経験で、殺到する質問に丁寧に答えていました。
臭わない、蠅が発生しないなど「なるほど~」な工夫の数々、参加者同士も「お互いが作るとき手伝って、いろんなトイレを作ってみたい!」と声があがる程、大変充実した2日間のワークショップでした。フィル、カズ、千穂ちゃん貴重な体験
ありがとうございました。家での導入を現実的に考えていく、いいきっかけになりました。

最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。