本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

猛特訓!

2006-10-25 23:39:39 | tennis


前にも書きましたが、高い球をハードヒットするのが大の苦手。要するに「オイシイ決め球を決められない病」に罹患していて、症状としてはホームラン地獄とネット地獄に陥っております。きのうのスクールもダメだったなあ・・・。もう家に帰ってからもボヤきまくりで女房子供に呆れられてしまいました。何かのヒントを求めて、Tennis Stream TVの動画を見まくったら、海老名正明コーチのビデオでこんなのがありました。「グリップエンドからインパクトに向かう」。ひょっしたらコレかのう。わし最近厚く当ててこすり上げる(ナダルのスイングみたいなやつね)ことばかり考えとったからのう。

で、今朝は1週間ぶりに出勤前の壁打ち特訓。ネット際に高くバウンドするボールを上げておいて、手首はリラックスさせて、グリップエンドをボールにぶつけるつもりで、Hit!!

おおっ、おめえ出来るじゃねえか!ボールは一旦持ち上がるものの、急速に沈んで壁にバウンドするのです。次の球もその次も・・・。いやあ、コレだったんですかい海老名コーチ、恩に着ますぜ。

ってか以前はこうやって打ってた時期がありました。いろいろ試しているうちに基本がどっかへ行っちゃったんでしょうね。改めて基本に帰る大切さを思い知りました。

仕事でもそうです。長くやってると基本を忘れてしまいがちになりますが、自分の場合、幸いにも週に1度の「RCCアナウンスアカデミー」で一般の方をレッスンしているおかげで、自分にとっても基本が再確認できているようです。ひとにものを教える、ということは、「感覚で」やってた事を「理論付ける」ということでもあります。「ここはこ~んな感じで読みましょう」では生徒さんは困りますね。理論付けの過程で、「おおっ、だからわしはここで間を取っていたのか」とか「だからわしはここのトーンはおさえて流しとったのか」なんていう、驚きが今でもあります。変な話ですが自分が自分を理解できた、みたいな。