本日の話は定例29日の餅つきの話。29日は餅はついてはいけないのですが、オーナー曰く29日は福(フク)の日と呼ぶことにすれば良いとの話。なるほど。
これはもち米を蒸しているところ。子供の時は5段までは見たことはありますが、驚異の9段重ねはここ以外は見たことはがりません。一番下を引き抜くときは重いので3人がかりです。
大量に一気にもち米を蒸すには空気大砲で酸素を送って火を焚きます。
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部屋の中にも大きな手創りのストーブがあって、マキをどんどん入れていきます。
年々参加者が多くなるので餅の数も大変なものです。
私も昔はよくついていたので、服装は悪いが雰囲気でちょっとだけ参加。餅つきのコツは杵を高く振り上げること。そして振り上げた杵が自分の頭を過ぎた頃から一気に加速をつけて重力を利用して餅つきます。
出来上がりはこんな感じできめ細やかな餅になります。木の臼が餅が冷えなくて良いのですがここはいつも青御影の花崗岩でできた臼です。
しかしそれっでもつきあがりはとても熱いので女性軍の所まで運ぶのはとても大変です。
途中こんな風につきたての餅から黄粉餅を作りみんなで熱いうちに食べます。
でも私が一番好きなのはこのおろし餅です。材料の大根も畑から採りたてです。
とりわけ大根の漬物が餅に良く合います。
しかし何と言っても最近の傾向は女性の餅つきする人が多くなりました。女性パワーを感じます。目的の玄米餅も女性に仕上げのツキを入れてもらいました。
でも本日の達人は何と言ってもこの人。杵の構え、安定したスタイル、パワーとスピード、朝からついているのに全然疲れていません!
本日はアンコ餅で終了です。珈琲に合いますよ
正月が来ました。有機無農薬玄米の雑煮です。
杵と臼でついた餅は、とても柔らかいので98歳の母親でものどに詰める心配はありません。うどんじゃありません。
餅つきが行われた周囲の風景です。皆さんお世話になりました。
去年の正月に初めてこの有機無農薬の玄米餅を食べました。一日中元気でビックリしました。食のパワーが如何にすごいかが、この玄米餅を食べたらわかります。有機無農薬の玄米は統合医療のかなめになります。水と空気とそして食べ物があらゆる病気を治すと言っても過言ではありません。それにわずかな薬は必要ですが。