宗教者は脳内の神経伝達物質の働きを知らなければならない
これは私が考え出したものであるが、三銃士の一人一人の性格と行動が脳内の神経伝達物質の作用に似ている。
アラミスは平和的で宗教性があり、アトスは勇気と好奇心が強く行動力がある。ポルトスはエネルギッシュで攻撃心が強い。
脳内神経伝達物質の暴走
霊道病は訓練の失敗から起こるが、体質とも大いに関係がある。
お主に脳内の主要な神経伝達物質はセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンの3つである。
統合失調はセロトニンとドーパミンが暴走した状態である。幻覚や妄想が起こる。
宗教的にはあの世の霊が憑依した状態と表現するかもしれないが、ここではあくまでも脳内の神経伝達物質の化学的変化として話そう。
うつ病となると今度はセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンが低下した状態になる。
抗うつ剤や抗精神病薬はこれらのアンバランスを調整するものであり、霊道病も多くはこれらの薬で治すことが出来る。
しかしこれらの脳内の神経伝達物質は、腸管を含め身体の至る所にあるのである。
調身・調息・調心
結論を早めるが、座禅においての言葉であるが、
まず姿勢を正しくするすなわちは背骨をまっすぐ、次に呼吸法をする呼気をゆっくりして呼吸を整える。そして心が整うという事である。
しかしこれはもっと深い意味だと思う。すなわち調身とは背骨を真っすぐ保という事だけでなく、
身を正しくするという事が大切である。食事や水や運動が大切である。呼気を長くするという事は迷走神経の働きでリラクセーションを培う。
すなわちゆったりとした生活を目指すという事である。そして心をを整えるあるいは整うのである。
うつ病の治療にSSRIをいう薬を使う。これは脳内のセロトニンを高める薬である。ただこれの副作用は吐き気である。
すなわちセロトニンも腸管にあるので、胃の緊張が高まり嘔吐するのである。このように脳と体は一体にある(色心不二)。
だから悟るためには身体や生活の状態が正しいことが必要なのである。
八正道と中道
信次先生は講演の時はほとんど釈迦が下りてきていた。そしてやはり八正道と中道の大切さを強調していた。
信次先生の八正道とは「①正しく見②正しく思い③正しく語り④正しく仕事をなし⑤正しく生き⑥正しく道に精進し⑦正しく念じ⑧正しく定に入る」である。
このように悟るためには精神というより、まずは生活や行動が大切なのである。そして瞑想とは、最後の正しく定に入るべしなのである。
だからストレスで生活が悪い状態の現代人がいきなりマインドフルネスをしても、いい結果が出る分けがないのである。
中道とは私が良く言っているホメオスタージスの事である。
ホメオスタージスとは身体が最も病気に強い健康状態が機能している時である。
脳内では三銃士のバランスが取れていることである
そんな時にやっと正しく定に入る(禅定、瞑想、彼岸到達)ことが出来るのである。
霊格の高い日本人
よくユーチューブなどで「日本人が色々な面で他国より優れて尊敬を受けている」といった映像があるが、
そんな事はどうでもよい事であり、あえて自慢するなら「日本人は霊格が高い」という事である。
釈迦はやがて今から2500年後にジャブドーパ(東の国)に皆転生して生まれると言った。
それが今の日本で、釈迦の媒体となった人こそ高橋信次なのである。
多かれ少なかれ我々はそれらの系列の人が多く、日本人は意識のレベルで世界を変えていくのである。
身分がどうとか事業がどうとか景気がどうとか病気がどうとか命がどうとか,
貧乏がどうとかお金持ちがどうとか環境汚染がどうとかそんなんことはどうでもいい。
所詮この世は諸行無常である。
意識の世界こそ真の実在の世界で、己の心の中に真の財産(法灯)と魂の長いストーリー(転生輪廻)が有るのである。
それを世界に伝えていくのが日本人の使命なのである。
2につづく・・・