山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

採り過ぎた筍の保存法

2024年06月18日 | 山菜料理

 タケノコ採り修行の2回目。

 本日もフラフラになって帰宅することになった。

 ただ、救いは、身体の異変があるわけではないこと。

 収穫が多すぎてフラフラなのだから、これは喜ぶべきことなのだろう。

 さて、採ってきたタケノコだけれど、まだ、先週の分が残っているのに、

       なかなか壮観であります

 これは、悪くなる前に保存しなければいけませんね。

 ただ、今年覚えた孟宗竹の冷凍保存法は、ここでは使いたくありません。

 あの方法は、大変便利だし簡単なんだけど、素材のタケノコを薄く切らなければなりません。

 月山筍の場合、保存にい際して、薄切りや細切れは似合わない。

 やっぱり、その姿のまま保存しなければ面白くない。

 ということは、瓶詰め保存ですよ。

 かなり時間がかかるんだけど、仕方がないですね。

 久しぶりにやってみます。

       焼きタケノコ用以外は、全て茹でてアク抜き

 この作業を何度も繰り返します。

 茹でた中で長めのものを選んで皮を剥きます。

 瓶の深さに合わせて長さを調整したら、上向きと下向きにぎゅうぎゅう詰めにして、

       深い鍋に倒れないように入れて加熱開始

 沸騰してきたら瓶の方にも、別に沸騰させたお湯を注いで、

       緩く蓋をしてひたすら加熱

 途中で鍋のお湯が蒸発して減ってくるので沸騰したお湯を注ぎ足します。

 加熱を続けること2時間余り、

       瓶の中のお湯も沸騰し始めました(分かりづらいけど泡立ってます)

 蓋をギュッと閉めて加熱終了。

 鍋から出したら、

       逆さまにして一晩冷ますと

   瓶の中の水蒸気が水に戻って蓋がぺコンとへこんだら真空瓶詰めの出来上がり

 これで、一年中、いつでも月山筍を戴くことができます。

 ここまで辿り着くのにかなり時間がかかるけど、出来てしまえばこっちのものよ。

 山の神様、ありがたく使わせて戴きますね。

 ありがとうございました。



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