「買い物、出かけるけど、何か欲しいものある?」
「う~ん。特になし。任せた。」
妻がこういう聞き方をするときは、『欲しいもの』 = 『料理したいもの』の意味である。自分で作るときには、聞いてこない。
今回は、丁度、アイスクリーム作りを楽しんだ後なので、マジで何も思い浮かばないからこういう返答になった。
そうして夕方、買い物から帰った妻が連れ帰ったのは、刺身用のスルメイカとサーモンのブロック。
フムフム、夏場に食しておきたい鮮魚ですね。と思っていたんだけど、ここで異変が起きた。
娘が、何を思ったかイカ料理をしたいと言い出したのだ。
これは、素晴らしいことです。
これまで、そのほとんどをマタギに任せっきりにしていたし、それで十分安泰だったはずなのに、敢えて挑戦しようという向上心。心の中で大拍手を贈りました。
「何か困ったら聞いておくれ。」
と伝えて台所を離れる。
ナンプレの最終段階でもあったのでゲームをしていると、時々声がかかる。
「クチバシってどうやって取るの?」
とか、
「イカスミってどれ?」
とか聞かれるので、その都度教えるものの、ちゃんと裁いて調理している。
そうして出来上がったのが、
イカワタのバター炒めなる料理
これが、イカワタとバターにニンニクの風味が加わって、非常に美味しい!
親バカとしては非常に嬉しいのだが、鮮魚料理の牙城を崩されてしまいそうなクッキングマタギとしては、危機感が生じてきます。
しかし、「人生は敗者復活」なのです。負けずに美味しいものを作ればいいじゃないか。ということで、サーモンのブロックを調理し始めました。
どういう訳か、素材を見た途端に料理は決まっていました。
≪鮭のカルパッチョ≫ です。
早速始めます。
まずは、カルパッチョソースから。
マタギ家の場合、一番人気のソースの材料はこれ
・オリーブオイル20,レモン5,リンゴ酢15,醤油10,ニンニク4gに塩コショウです
混ぜたら冷蔵庫で冷やしておきます
※カルパッチョの場合、良し悪しは、このソースで8割方決まってしまいますから、慎重に
・サーモンは薄造りにしておきます
※柔らかくて切りにくいんですけど、出来るだけ頑張ってみました
※半解凍状態にすると、自在に切れると思います
本日の夕食です
サーモンのカルパッチョなり
予想通り、サーモンにもカルパッチョがよく合います。色は付いてるけど、サーモンも白身魚の仲間に入るからなのだと思います。
そして、娘の作ったイカ料理も、非常に美味しい。
親子で作った鮮魚料理、超久しぶりです。
なんと申しますか、めでたいので、乾杯ですね。
ご馳走様でした!
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