「思うんだけど、」
「なになに?」
「月山筍って、お吸い物でも美味しいと思うの。」
なるほど。
そう言えば、一度も作ったことがないけれど、想像してみると、旨そうな気がする。
焼いても旨い。
茹でても旨い。
揚げても旨い。
煮ても旨い。
もちろんご飯に和えて炊いても旨い。
汁物で言えば、みそ汁にも合うし、鶏肉出汁の山菜鍋にも極めてよく合う。
考えてみれば、月山筍はどんな料理にも合う。
「うん。美味しそうだね。」
なんて言ってるうちに、妻が早速作ってしまった。
ご馳走になると、 やっぱり旨い!
いいじゃない!
これは、在庫のある今のうちに再現して、作り方を記録しておくべきだ!
そう考えて、妻の作り方をもとにして再現してみることにしました。
それでは、行ってみます。
下ごしらえ・調理の部
・カットワカメ大さじ2程度を
・水に浸しておきます
この間にタケノコの準備。
・茹でタケノコ適量の皮を剥いて(この豪華さ、分かる?)
・薄切りの斜め切りで先端だけを長めに残します
これで、2食分強です
汁を作ります。
・水1ℓに出汁醤油40,みりん5gと顆粒出汁適量を加えて、塩一つまみで味の調整
・乾燥から戻したワカメを2cm幅に切ったら待機
・汁にタケノコを入れたら一煮立ちさせて
・盛り付ける頃合いに合わせてワカメを入れたら、もう一煮立ちで完成なんだけど
お好みでちょっとだけショウガを入れるのもあり(風味が上品になる)
はい、出来上がり!
これが、甘くて旨いんだわ。
甘いと言っても、月山筍の甘みね。
多分だけど、採集したばかりの今だけ楽しめる美味しさだと思います。
保存して戻したものからは、この風味は出てこない気がします。
いい料理だ!
妻よ、ナイスアイディア、ありがとうね!
この料理も、我が家での月山筍料理ラインナップに加わってくるものだと思います。
ただ、他のいろいろな月山筍料理を考えると、大量に採れた時の限定料理にならざるを得ないかな。
ということは、また採ってこい!ってことだ。
さあ、来週も採りに行きますよ!
山の神様、よろしくお願いいたします!