
「N川に行ってきました。気温も上がらなく、もう少したってからの方が良いかもしれません。〇日ぐらいでどうかな?」
「ご苦労様です。こちらも〇日を考えていました。時間は、5時過ぎだよね。近づいたら連絡します。」
「了解です。」
LINEでのやりとりだ。
世の中には、便利なツールが色々あってありがたい。
電話が使えなくても、即座に連絡を取ることができる。
これで、先週下見に行ったT氏との同行が確定。
それにしても、嬉しくて仕方がない。
長い冬、そして入院状態から解放されての山遊びだ。
身も心もウズウズして堪らない。
ただ、家族や知り合いから、「無理はしないで」と言われているのは当然のこと。
身体が、かつてのように思い通りに動くとは思っていない。
準備に万全を期すことは当然として、現地でも絶対に無茶はしないようにしよう。
そうして、約束の朝、目的地に向かって車を走らせていると、前を走る車に見覚えがあることに気付いた。
これは、T氏だね。
T氏も気づいたようで、駐車場に車を停め、再会を喜び合う。
それにしても、呆れるほど気が合う。
それぞれの地元からは、遥かに遠い地だというのに、ピタリと息が合ってしまう。
しかも、この現象が何十年も続いているのだから、驚くしかない。
「車止めに直行でいいか?」(筆談)
「OK!」
途中の待ち合わせ場所で、合流する必要がなくなった分だけ、早く目的地に着いた。
まだ薄暗い藪を進む
花も目覚めていない
さすがに、ここまでの気温が低かったせいもあるだろう、山菜の成長は、去年よりも遅れている感じ。
まだ花芽が伸びていないワサビ畑
でも、こうして今年もこの地に立つことができただけでも嬉しくて仕方がない。
ようやく首を伸ばし始めたフキノトウ
アサツキも顔を出してますね
そして、日当たりの良い場所では、
採り頃のワサビも出ています
出逢えただけで十分。
でも、家族へのお土産を、少しだけ戴いていきましょう。
ワサビと
アサツキは
春を告げる山菜です。
ほんの少しでいいので、戴いていきましょう。
川の流れで汚れを洗い落とします
ここにトウの立ち始めたフキノトウを少し加えたら十分。もう満足です。
カタクリも咲き始めていました
危ういお方も健在です
「いつものコースでいいが?」
うなずきを返す。
あとは季節の進み具合を確かめながら、そして、自分の足取りを確かめながら出発地点に向かって歩くだけだ。
予想通り、仲春の山菜には、まだ早いですね。
そうして、自分の身体は、無茶さえしなければ大丈夫そうです。
「来週、また来ねんねな。」
うん。
その頃には、この地の春も、自分の身体も、ずっと前進しているんじゃないかな。
ああ~、気持ちよかった!
ああ~、嬉しかった!!
山の神様に感謝の気持ちを伝えて、T氏との再訪を約して帰路に就いた。
あらためて、これまでご心配いただいた多くの皆さんに感謝です。
ありがとうございました。
無事山歩きの再開、おめでとうございます!
春の山菜には十分間に合った様ですね。
今年は春の進みがゆっくりだったのも神様のサービスだったのかも知れませんね。😊
おめでとうございます。
マタギさんが山へ行けるようになったら、回復された証明です。
嬉しかったですね。
コメント、ありがとうございます。
何とか間に合ったという感じです。
季節の進みに味方してもらえたという感じですね。
まだまだ、無理をせずにマイペースで楽しみたいと思います。
コメント、ありがとうございます。
身体は、まだまだだと思うので、無理をせずに遊び方を考えていきたいと思います。
美恵子さんも、ご自愛くださいネ。