山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

四季のハーモニー、山菜蕎麦をどうぞ!

2023年11月07日 | キノコ料理

 山から帰還して台所に行くと、

「よう、お帰りなさい、ただいま。」

息子がいる。

 休日を利用して帰省したとのこと。2日ほど滞在するらしい。

 じゃあ、その間、たっぷり旨いものを食べさせてやろうじゃないの。まずは、お昼からですね。

 本日の収穫物を見る。

       成長の加減はバラバラでも、いいナメコです

 早速これを使いましょう!

 一応、

       ブナシメジもあるんだけど

使うキノコは、ナメコだけにしたいと思います。

 で、作るのは、季感丸ごと山菜蕎麦

 この名前、後付けのものね。作ってみたらそうなっていた、というものです。

 下ごしらえ・調理の部

 ナメコを使ったランチと言ったら、麺類でしょう。冷蔵庫を見ると、ちゃんと蕎麦がある。これで、ファーストステップを登りました。

 続いて冷凍庫を見ると、

       コゴミです

 これを使いましょう。春の山菜ですが、絶対に合うはずです。

 他にもキノコが色々あるんだけど、前回キノコ蕎麦を作ったばかりなので、他の素材を探し始める。

 ワラビとフキとウドの塩漬けがある。だけど、戻すのに半日以上かかります。

 乾燥品のゼンマイと赤コゴミも同様に時間がかかってしまう。

 どうしましょう・・・。

 あっ、思い出した。

 そういえば、ありましたね、即戦力が。

       お待たせしました。あなたの出番です

 初夏の山菜タケノコを瓶詰めにしてありました。もちろん、山菜蕎麦に花を咲かせてくれるでしょう。これだけ揃えば、十分だと思います。

 コゴミは、ぬるま湯にさらせば、

       間もなく戻ります

 タケノコは、蓋を開けるだけで即戦力です。

 晩秋から初冬の山の幸、ナメコと組み合わせれば、美味しく仕上がること間違いなしです。

 そんでもって素晴らしいのが、下処理が殆どいらないこと。

       鶏肉出汁を作ったら

       ナメコ、タケノコ、コゴミと入れて

       ナメコに火が通るぐらいまで茹でてから

       出汁醤油を、普通のかけそば分だけ入れて

 蕎麦を茹でてお湯を切ったら盛り付けます。

       四季の山菜蕎麦の出来上がり

 前回のキノコ蕎麦でも思ったんだけど、全く別の季節に採れる別種の山菜なんだけど、不思議なほど豊かなハーモニーを味わうことができるんですよ。

 帰省した息子も大喜びで食べていました。

 美味しい素材を提供してくれた山の神様をはじめとして、八百万の神々に感謝です。

 ご馳走様でした!



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