山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

考えねば、ワラビの長期利用法

2023年12月13日 | 山菜料理

 またやってしまった。

 今回やらかしたのは、ワラビ

 我が家にある保存山菜たち。即戦力の冷凍や瓶詰めだけでなく、塩漬け保存の食材も利用しなければと、勇んで塩抜きしてみたところまでは悪くないと思っていたんですよ。

 でもね、野生の勘も年寄りの記憶もあてにならないもんだねえ。

       こんなものでしょうと思ったのに

       ふっくらと増えてしまいました

 これは、kg単位だね。

 おひたしにして消費するには多すぎます。

 どうする?

 まさか、再保存なんてできるわけない。

 上の画像を見ていただくと分かると思うのだが、ワラビの繊維が一部、剝れつつあります。これは、超極太ワラビのアク抜きのために重曹を使ったから。

 普通はやらないんだけど、この極上ワラビだけは、塩抜きの時に、一緒に重曹も入れないと、アクが抜けてくれないんです。これを再保存なんてしたら、グズグズに崩れてしまうはず。

 さて、困った。

 とりあえず、ネットでレシピを調べてみると、方法がないこともないということが分かってきました。

 で、辿り着いたのが、ワラビの煮物

 多分、おひたしよりは日持ちするんじゃないかな。とにもかくにも、やってみないことには分からないので、ワラビの一部を使って作ってみることにしました。

 下ごしらえ・調理の部

       ワラビ200gに対して

 ・酒醤油各60g、みりん90gと水1カップ混ぜました

 「今日のみんなの料理」によると、ここに油揚げを加えた方が良さそうなので加えました。

 ・2枚分を短冊にして

 ・沸騰したお湯で油抜き

 ・ワラビは寸切りにしておきました

 ※最近、この手の料理の場合、先端部は、あまり気にせずに、そのまま使うようになりました

 ・汁を煮切ったら油揚げを入れるんだけど、なんとなく保険をかけたくなって「ほんだし」を追加しました

 ・油揚げを入れて1分。その後ワラビを追加して3分ほど煮込みました

 ※下手にいじるとワラビが崩れるので、鍋をゆすりながら

       はい、出来上がり

 試食してみると、大分アクが抜けているんだけど、まだ少し感じられます。でも、これはこれで、なかなか美味しいです。これから、副菜としても常備菜としても楽しめそうです。

 今回調理しなかった分は、水を替えて、もう一日アク抜きしてみます。こちらの方も、うまくいきますように。

 それにしても、今が冬でよかった。

 この時期だからこそ、日持ちがするので、アク抜きだけでなく、色々な調理方法が試せるのじゃないかな。

 また、続きを楽しんでみたいと思います。



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