山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

こころをあたためたい(さんぽうた34)

2020年10月26日 | いきもの

 こころをあたためたい  いぬたで かな

ちいさいあなたは
きづいてくれる

わたしのさかせた
いちりんの
やさしさに

おおきいあなたも
きづいてくれる

わたしたちのあんだ
すとうるの
ぬくもりに

どんなに
あさがさむくても

わたしは
あなたをあたためる

この
ももいろの
はなとすとうるで

あなたのこころを
あたためる



イヌタデが花盛りです


 そうは言っても、極小の花。よくよく近づいて見ないと、その花弁の形や色合いの美しさは、分かりません。
 これを遠くから見ると、

うっすらと桃色のストールって、持ち上げすぎか。それにしても、ほんのりとした温かさを感じさせてくれる群落です。

 自家受粉なのかな?でも、小さい昆虫たちは、この色に惹き付けられるだろうな、などと想像が膨らんできます。

 そして、この淡い色のストールが、地面近くの野草たちを元気づけているように感じたのですよ。

 イヌタデって、昔の子どもたちが、ままごとでお赤飯がわりに使っていたので、『赤のまんま』とも呼ばれているんだって。きっと、遊んでいた子どもたちの気持ちを、ほっこりと温かくしてくれたんじゃないでしょうかね。

 あなたも、道端で見つけたら、近くから遠くから見て、ほっこりして下さい。