自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

アオスジアゲハ(青条揚羽)

2020-08-24 06:41:10 | 蝶・蛾・トンボ
【アオスジアゲハ(青条揚羽)】
昆虫  : チョウ目 アゲハチョウ科
大きさ : (前翅長)32-45mm
時 期 :  5~9月
分 布 :  本州・四国・九州・沖縄
珍しさ : 普通 ★☆☆☆☆ 珍しい

黒地に青白い筋が一本入ったスポーティなアゲハチョウです。
飛翔力が高く、早いスピードで、樹木や花のまわりをめまぐるしく飛び回ります。
オスは、湿った地面で吸水することも多く、幼虫は、公園や校庭によく植えられているクスノキを食べるので、大都会の真ん中でも普通に見ることができます。
南方系のチョウで、西南日本では極めて普通に見られるが、本州中部以北ではあまり多くなく、秋田県あたりが北限となります。

◎2021 アオスジアゲハ 2021年6月5日

◎2020年7月30日 富山県にて 写真7枚 追加しました















◎2019年8月1日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2018年10月2日 石川県にて 写真6枚 追加しました












◎2018年7月25日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2017年8月15日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2013年9月21日 富山県 写真9枚

















ウスユキソウ(薄雪草)

2020-08-24 06:37:30 | 山野草
【ウスユキソウ(薄雪草)】
高山  : キク科 ウスユキソウ属
花期  : 7~8月
名の由来:全葉の白い綿毛を雪にたとえて薄雪草といわれています
ミネウスユキソウをウスユキソウの変種として扱っている

ウスユキソウは北海道から九州にかけての低山帯から亜高山帯にかけて分布し、ミネウスユキソウは本州中部の高山に分布している。
花期は7〜8月、花は小さな花が集まった頭花で、茎の先端につき、その下に苞葉広がる。
頭花は周囲が雌花で、中央に両性花があり、雌花が結実する。
花はヨーロッパのエーデルワイスと比べて花びら(苞葉)の幅が厚い。
ウスユキソウ属の中では比較的綿毛が少なく、かぶっている雪が本当に薄い印象がある。

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚





ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋)

2020-08-23 11:00:34 | 蝶・蛾・トンボ

【ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋)】
昆虫   : チョウ目 タテハチョウ科 ドクチョウ亜科
大きさ  : (前翅長)34~43mm
時期   : 6月、9~10月
名の由来 : 彪紋(ヒョウモン)蝶で、羽の裏(ウラ)側に銀(ギン)色の筋(スジ)があるのでこの名前が付きました。
珍しさ  : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
準絶滅危惧

年1回の発生で、6月~7月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠し、9月頃再び活動するタテハチョウの一種です。
翅の裏側は、黄褐色の地に前翅には黒斑と白斑列、後翅には、中央に白色斑列があり、銀色の筋のようにも見えます。
翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られますが、オスには前翅の表側に性標が2本あります。
メス(♀)では前翅の翅頂付近に白色の三角斑があります。
幼虫は、スミレ科植物(タチツボスミレなど)を食べます。

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚 追加しました







◎2020年6月29日 富山県にて 写真2枚 追加しました
オス(♂)・・・かなり傷んだ個体でした







キバネセセリ(黄羽挵)

2020-08-23 06:36:42 | 蝶・蛾・トンボ
【キバネセセリ(黄羽挵)】
昆虫  : チョウ目 セセリチョウ科 アオバセセリ亜科 
分布  : 北海道・本州・四国・九州
時期  : 7~8月
前翅長 : (前翅長)21~26mm
珍しさ  : 普通 ★★★☆☆ 珍しい

全身が一様に黄褐色のセセリチョウ。
分類学的にはアオバセセリと近く、太い胴体と大きな複眼を持つ。
触角はセセリ特有のかぎ状であるが、先端がやや長く伸びる。
雌は前翅に明色斑がいくつか現れる。
低山や市街地ではまったく見られないチョウだが、棲みかとなる高山の疎林や林道などでは多産し、花や湿地を求めて敏速に飛翔する。
越冬態は2齢幼虫。幼虫の食樹はウコギ科のハリギリ。
葉に1つずつ産卵する。
成虫は年1回発生し、7~8月に見られる。

◎2020年8月2日 長野県にて 写真9枚

















ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)

2020-08-22 12:24:57 | 蝶・蛾・トンボ
【ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)】
昆虫  : チョウ目 タテハチョウ科 コムラサキ亜科
大きさ : (前翅長)35~50mm
時期  : 5~9月
珍しさ : 普通 ★☆☆☆☆ 珍しい
名の由来: 和名通り黒地に白のまだら模様が特徴である。

ゴマダラチョウは有名なオオムラサキの近縁種です。
メスの方がやや大きい。
翅は近縁のオオムラサキと同様わずかに丸みを帯びた三角形で、目立つ突起は無い。
翅は前後・表裏とも黒褐色の地に大きな白斑や帯模様が散在しており、和名もここに由来する。
口吻が橙色をしている以外は全身が白黒二色で構成されている。
雑木林の上空や周辺を、時々滑空しながら飛ぶ。樹液にも良く来る。人家周辺や寺社の境内で見られることも多い。
幼虫の食草はエノキ。

◎2021 ゴマダラチョウ 2021年8月4日

◎2020年8月3日 富山県にて 写真2枚 追加しました
産卵中?





◎2020年6月9日 富山県にて 写真10枚 追加しました





















◎2017年8月15日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2017年8月5日 富山県にて 写真8枚















オオウラギンスジヒョウモン(大裏銀筋彪紋)

2020-08-22 06:00:33 | 蝶・蛾・トンボ
【オオウラギンスジヒョウモン(大裏銀筋彪紋)】
昆虫   : チョウ目 タテハチョウ科 ドクチョウ亜科
前翅長  : 34~43mm
時期   : 6月、9~10月
分布   : 北海道・本州・四国・九州
珍しさ  : 普通 ★★★☆☆ 珍しい

後翅の裏面に白色紋列と褐色の帯があるヒョウモンチョウ。
前翅の先端がやや突出している。
雑木林の周辺や渓流沿いで見られ、アザミ類などいろいろな花で吸蜜する。
幼虫の食草はタチツボスミレなど。

◎2020年8月2日 岐阜県にて 写真7枚 追加しました















◎2018年7月9日 石川県にて 写真2枚 追加しました
オス(♂)





◎2017年7月19日 富山県にて 写真7枚
メス(♀)















◎2016年9月30日 富山県にて 写真9枚
メス(♀)



















◎2013年9月10日 石川県にて 写真3枚追加しました
メス(♀)








オナガシジミ(尾長小灰蝶)

2020-08-21 09:55:13 | 蝶・蛾・トンボ
【オナガシジミ(尾長小灰蝶)】
昆虫  : チョウ目シ ジミチョウ科 シジミチョウ亜科
時期  : 7~8月
前翅長 : 17mm
分布  : 日本では北海道から九州に分布し、本州中部地方およびそれ以北の地域では山地のクルミ林にまれではないが、以南の地域ではその産地は限られる
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
ゼフィルスと呼ばれるグループの一種

名の通り、少し長めの尾状突起を持つ。
翅裏は灰白色に濃灰の斑紋で、後翅後縁がオレンジ色になり、尾状突起の先端は白くなる。
後翅裏のオレンジ斑が前翅に続く点で近縁種のミズイロオナガシジミウスイロオナガシジミと区別できる。
翅表は濃灰一色である。
幼虫はクルミ類の葉を食べる。
成虫は7~8月頃山地のクルミの葉上にみられ,早朝と夕方に飛翔する。

◎2020年8月2日 長野県にて 写真6枚











キスジボソマダラ(黄条細斑蛾)

2020-08-20 05:52:55 | 蝶・蛾・トンボ
【キスジボソマダラ(黄条細斑蛾)】
昆虫  : チョウ目 マダラガ科 クロマダラ亜科
大きさ : (開張)11~16 mm
時期  : 6~7月
分布  : 北海道・本州・四国・九州

黒色で、はねに黄白色の条状の斑紋があるガ。
オスの触角は櫛歯状。
日中に活動し、花に集まる。

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚




キシタギンウワバと一緒に

ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)

2020-08-19 15:14:35 | 蝶・蛾・トンボ
【ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)】
昆虫  : トンボ目 トンボ亜目 サナエトンボ科 ウチワヤンマ亜科
大きさ : 76~84mm
時期  : 5~9月
分布  : 本州・四国・九州

名称に「ヤンマ」と付くが、ヤンマ科ではなくサナエトンボ科である。
ヤンマ科は頭部の複眼が接しているが、サナエトンボ科は頭部の複眼が接していない。
また、長時間飛行するヤンマ科に比べ、サナエトンボの仲間はある程度飛翔したらすぐに止まって休むことも特徴である。
腹長が49~60mm、後翅長が40~51mmになる。
脚には黄斑がある。
オス、メスともに腹部の第8節には、黄色を黒色で縁取ったうちわ状の広がりがある。
平地や丘陵地の大きな池、湖で見られる。

◎2020年8月15日 富山県にて 写真11枚























カワセミ(翡翠)

2020-08-18 05:33:34 | 野鳥
【カワセミ(翡翠)】
野鳥  : ブッポウソウ目 カワセミ科
生活型 : 留鳥または漂鳥
生息地 : 低山の河川、湖沼、池など
時期  : 一年中
全長  : 17cm

背中が光沢のあるコバルトブルー、腹面がオレンジの美しい鳥で、「飛ぶ宝石」とも呼ばれています。
水辺に生息する小鳥で、鮮やかな水色の体色と長いくちばしが特徴である。古くはソニドリ(�諤)と呼ばれ、ヒスイと呼ばれることもある。

◎2021カワセミ 2021年8月4日
◎2021 カワセミ(飛翔) 2021年8月4日

◎2020年8月3日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2019年1月23日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2018年4月13日 石川県にて 写真5枚 追加しました











◎2016年1月17日 富山県にて 写真8枚 追加しました









小魚ゲット



ブルブル



◎2014年1月24日 石川県にて 写真6枚と動画を追加しました












カワセミ(翡翠)の飛び込みシーンを撮ってみました。(初めてハイスピード動画も一部使用)



◎2013年4月22日  写真8枚追加しました

















◎2013年1月5日 写真6枚追加しました
見返り・・・・?

サンタのヒゲみたい?

左向いて

右向いて

小魚をゲット!

こんな魚ですよ!~って 見せてくれました



◎2011年9月25日 写真6枚追加しました。
朝8時半から9時半の1時間立ち寄りました。3回ほど来てくれました













◎2011年7月14日 写真4枚追加しました。
10分間ほどでしたが、近くのとまり木に来て相手をしてくれました。









◎2009年11月22日 写真3枚





コエゾゼミ(小蝦夷蝉)

2020-08-18 05:33:03 | 蝶・蛾・トンボ
【コエゾゼミ(小蝦夷蝉)】
昆虫  : カメムシ目 頸吻亜目 セミ科 セミ亜科
大きさ : (翅端まで)50~55 mm
時期  : 7~8月
分布  : 北海道・本州・四国

黒色地に黄色と赤褐色の斑紋があるセミ。
背中の首の部分の線がはっきりと切れています。これがコエゾゼミの特徴です。
北方系の種類で、ブナ林などで見られる。
西南日本では標高1000m以上の山地に生息する。
おもに標高1400 m前後のブナ林、ウラジロモミ林などに多く生息し、下限は標高1000 m付近にある。
ギィーーーーと連続音で鳴く。

◎2020年7月22日 長野県にて 写真4枚







サンコウチョウの子育て

2020-08-17 06:31:39 | 野鳥
【サンコウチョウの子育て】
◎サンコウチョウ(三光鳥) ベース
◎2020 サンコウチョウの抱卵 2020年6月下旬

◎2020年6月下旬  富山県にて 写真19枚 + 動画
オスとメスが交互に雛に餌を運んでいました。
オス







メス



















ヒナ(雛)





ヒナがその後どうなったかはわかりませんが・・・とりあえず、お疲れさまでした



サンコウチョウの子育ての動画です

以前撮った、サンコウチョウの巣立ちの瞬間の動画です(2012年の動画です)

アカタテハ(赤立翅)

2020-08-16 05:20:30 | 蝶・蛾・トンボ

【アカタテハ(赤立翅)】
昆虫  : チョウ目 タテハチョウ科
時期  : 3~11月
前翅長 : 22~34mm
珍しさ : 普通 ★☆☆☆☆ 珍しい

春から晩秋にかけて、日本各地の山地から平地の田畑や市街地などで普通に見られるタテハチョウの仲間です。
翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽいので、この名前が付きました。
翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。
幼虫は、イラクサ科植物(カラムシ、ヤブマオなど)、ニレ科植物(ケヤキ、ハルニレなど)を食べます。
☆2022 アカタテハ 2022年4月8日
☆2021 アカタテハ 2021年4月1日

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚 追加しました







◎2020年3月19日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2019年3月27日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2018年8月29日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2018年7月1日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2018年5月29日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2018年4月23日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2017年9月30日 富山県にて 写真5枚 追加しました











◎2017年9月23日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2017年9月23日 石川県にて 写真3枚 追加しました







◎2017年8月15日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2017年8月7日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2017年7月10日 石川県にて 写真2枚 追加しました





◎2016年10月2日 富山県にて  写真5枚 追加しました











◎2013年7月19日 石川県にて  写真3枚 追加しました







◎2012年7月18日 富山県にて 写真1枚


チャバネセセリ(茶羽挵)

2020-08-15 06:49:34 | 蝶・蛾・トンボ
【チャバネセセリ(茶羽挵)】
昆虫  : チョウ目 セセリチョウ科 セセリチョウ亜科 
分布  : 本州・四国・九州・沖縄
時期  : 5~11月
前翅長 : 13~21mm
珍しさ : 普通 ★☆☆☆☆ 珍しい

茶色いセセリチョウ。
イチモンジセセリに似るが、後ばねの白紋は小さくて目立たず、またイチモンジセセリのように一直線状にはならない。
草地や公園・田畑など開けた場所で見られ、花で吸蜜することが多い。夏の終わりから秋にかけて個体数が増える。
幼虫は、チガヤ、ススキなどイネ科植物や、タケ科、カヤツリグサ科の植物を食べる。

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚 追加しました







◎2019年8月22日 富山県にて 写真2枚





◎2017年8月23日 富山県にて 写真4枚