自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

ウラギンヒョウモン(裏銀豹紋)

2020-08-28 08:58:57 | 蝶・蛾・トンボ
【ウラギンヒョウモン(裏銀豹紋)】
昆虫  : チョウ目 タテハチョウ科
大きさ : (前翅長)27~36mm
時期  : 6月、9~10月
名の由来: 羽の裏側に、銀色に見える斑模様を持つ、豹紋蝶という意味で名付けられました。
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい

本州以西では主に山地、北海道では平地でも見られるタテハチョウの一種です。
後翅の裏面には白紋が多く、他のヒョウモン類にくらべて白っぽく見える。
草原上を活発に飛び回り、アザミなどの花でよく吸蜜する。
6月~7月頃あらわれますが、低地では真夏には一時夏眠し、9月頃再び活動します。
幼虫の食草はスミレ類。
翅の裏側は、緑がかった褐色の地に白銀の斑模様が見られますが、後翅亜外縁には褐色の紋が並んでいます。
翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られます。
雄(♂)前翅下方の翅脈上にある性標2本が太くて鮮明です。

※ウラギンヒョウモンはサトウラギンヒョウモンとヤマウラギンヒョウモンと2種であることが発表されたが、
外見での識別は翅の形状や色の傾向といった微妙なものであり、画像によっては同定は不可能。
ここではウラギンヒョウモンとして記載しています。

◎2021 ウラギンヒョウモン 2021年7月20日

◎2020年8月20日 長野県にて 写真2枚 追加しました





◎2020年8月18日 岐阜県にて 写真6枚 追加しました













◎2020年8月2日 岐阜県にて 写真11枚 追加しました























◎2020年7月22日 長野県にて 写真10枚 追加しました





















◎2020年5月30日 富山県にて 写真7枚 追加しました















◎2019年6月26日 長野県にて 写真5枚 追加しました











◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真3枚 追加しました







◎2016年10月1日 富山県にて 写真7枚















コウゲンヒョウモン(高原豹紋)

2020-08-28 07:40:08 | 蝶・蛾・トンボ
【コウゲンヒョウモン(高原豹紋)】
昆虫  : チョウ目 アゲハチョウ上科 タテハチョウ科 ドクチョウ亜科 ヒョウモンチョウ族
大きさ : (前翅長)25~30mm
時期  : 6月、9~10月
別名  : ナミヒョウモン、ヒョウモンチョウ
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
準絶滅危惧

翅は丸みがあるが,前翅外縁中央部はほぼ直線状である。
翅表は橙黄色で,雌では黄色みを帯び黒色斑が多い。
後翅裏面には複雑な斑紋があり,基半部は黄緑色,外半部は紫褐色を帯びる。
成虫は夏季に出現し,山地の草原に多くみられ,花に集る。幼虫はワレモコウを食べる。
本州中部以北。

※ヒョウモン(ナミヒョウモン)はキタヒョウモン(北海道、東北産)とコウゲンヒョウモン(長野などの産)と2種に分かれましたが、
外見での識別は翅の形状や色の傾向といった微妙なものであり、画像によっては同定はできず産地のみで区別できますので、
ここではコウゲンヒョウモンとして記載します。

◎2021 コウゲンヒョウモン 2021年7月22日

◎2020年8月2日 岐阜県にて 写真6枚 追加しました













◎2020年7月22日 長野県にて 写真7枚