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自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

アズマイチゲ(東一華)

2021-04-05 17:23:39 | 山野草

【アズマイチゲ(東一華) 】
野草  : キンポウゲ科 イチリンソウ属
花期  : 3月~5月
別名  : 「雨降花」と呼ばれており、摘み取ると雨が降るという説がある。名称は「東の一輪草」から。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。

根茎は横に這い、紡錘状にふくらむ。茎につく葉は柄を持って3枚が輪生し、3出複葉である。
花茎の高さは15~20cmになり、直径2~3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。
萼片は白色で8~13枚。
花弁はない。
近縁のキクザキイチゲに似るが、浅く3葉に切れ込んだ葉の形が特徴である。

☆2022 アズマイチゲ 2022年4月9日

◎2021年4月1日 富山県にて 写真11枚 追加しました

キクザキイチゲ(左側)とアズマイチゲ(右側)













群生



この場所は雪解けが終わりまだ階下のない葉の状態でした



◎2020年3月19日 富山県にて 写真12枚





切れ込みがなく丸葉のタイプ





葉が褐色タイプ





茎の根元の葉

群生



エンレイソウ(延齢草)

2021-04-04 17:34:45 | 山野草
【エンレイソウ(延齢草)】
野草  : ユリ科 エンレイソウ属
花期  : 5月~6月
別名  : ムラサキエンレイソウ

葉は3枚で丸みをおびた菱形で、花弁はない、花弁のように見えるのはがくです。
実は緑や紫色で球形で、少し稜がある。
地下に大きな塊茎があり、花茎は1~数本出ます。

◎2021年4月1日  富山県にて 写真5枚 追加しました











◎2020年5月3日  富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2009年以前  富山県にて 写真3枚





ミスミソウ (三角草)

2021-04-02 16:08:16 | 山野草
【ミスミソウ (三角草)】
野草 : キンポウゲ科 ミスミソウ属
花期 : 3月~4月
別名 : ユキワリソウ(雪割草)、スハマソウ ( 州浜草 )

落葉広葉樹林の林床に生える多年草で、根生葉は心臓形で3浅裂し、裂片は全縁で先はとがっています。
花径は1~1.5cmほどで花の色は 白色、淡青色、淡紫色、淡紅色など変異が多いはなです。
草丈は花茎の高さ10~15cm で茎葉は輪生、3枚で卵形、柄はなく全縁。
花のすぐ下にあり萼のように見えます。
ミスミソウと似た花にスハマソウがありますが、その区別は根生葉の葉先が尖るかどうかだそうです。
先が尖るのがミスミソウ、丸っこいのがスハマソウです。
ただし尖り具合の変化は連続的のようで区別が難しい場合もあり、スハマソウもミスミソウと見なす意見もあります。

◎2021年3月27日 石川県にて 写真 6枚 追加しました





















◎2020年3月9日 石川県にて 写真 6枚 追加しました













◎2009年7月9日 富山県にて 写真4枚








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シュンラン(春蘭)

2021-04-01 06:21:54 | 山野草
【シュンラン(春蘭)】
野草   : ラン科 シュンラン属
花期   : 3月~4月
別名   : ホクロ(黒子)

早春、3月下旬~4月にかけて、日当たりのよい低山帯の乾燥した雑木林の林床に咲くラン科の植物である。
花は、地元では、ジジ、ババとか、ほくろとも呼ばれ、うす黄色の花びらには、紅色の斑点がある。
葉は常緑で、冬でも緑の葉をつけているので、冬枯れの雑木林では目立つ植物で、乾燥した明るい雑木林に生える代表的な植物である。

◎2021年3月27にて 石川県にて 写真3枚 追加しました







◎2009年4月12日 富山県にて 写真1枚

トキワイカリソウ(常盤碇草)

2021-03-31 15:05:59 | 山野草
【トキワイカリソウ(常盤碇草)】
野草   : メギ科 イカリソウ属
花期   : 4月~5月

前の由来 : 花の持つ独特の形を船の碇に見たててイカリソウの名前がつけられました。

雪国のイカリソウは、太平洋側のとは違って冬でも葉や茎が枯れずに残り、今春の花が咲く頃に世代交代する。従って常盤錨草と呼んでいます。
トキワイカリソウの分布は北陸、山陰の日本海側に多く、ほとんどが透明感のある白花である。
関東地方のイカリソウはピンクの花だが、トキワイカリソウにもピンクの花がところによっては存在する。
又うすい黄色のキバナイカリソウもある。

◎2021年3月27日 石川県にて 写真2枚 追加しました





◎2019年以前






キクザキイチゲ(菊咲一華)

2021-03-30 09:30:57 | 山野草

【キクザキイチゲ(菊咲一華) 】
野草   : キンポウゲ科イチリンソウ属
花期   : 4月~5月
別名   : キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)
名の由来 : 菊のような花を咲かせる一輪草の意、一華はイチリンソウ属(学名はアネモネ)の花の一名です。

低地~山地の明るい林内に生える多年草。
花弁に見えるのはすべてがく片で、10枚前後ある。
山野で見られるのは白花が多いが、薄い青や紫色の花も見かける。
葉はシュンギクに似て、長い柄と深い切れ込みがある。
◎2022 キクザキイチゲ 2022年3月25日
◎2021 キクザキイチゲ 2021年4月1日、3月27日

◎2020年3月19日 富山県にて 写真10枚 追加しました













八重

丸みのある葉







◎2009年8月23日以前











キンギョバツバキ(金魚葉椿)

2021-03-26 06:40:04 | 山野草
【キンギョバツバキ(金魚葉椿)】
野草   : ツバキ科 ツバキ属 の耐寒性常緑小高木
花期   : 1~3月
樹高   : 2~3ⅿ
栽培適地 : 東北地方以南  日向または半日陰(開花するようになると日向のほうが適しています)
別名   : 錦魚葉(キンギョバ)とも言います
花言葉  : 「気取らない優美さ」、控えめな美

葉の先端が金魚のしっぽのように3つに分かれる面白い品種。
花は一重の侘助系が多い。

◎2021年3月24日 富山県にて 写真8枚











こんなタイプも




秋のヒマワリ

2020-10-22 11:05:00 | 山野草
【秋のヒマワリ】
2020年10月18日 富山県にて 写真5枚

先日アップしたヒマワリ畑と違う街の郊外の秋のヒマワリ畑です。
秋の穏やかな日差しを浴びて黄色い大輪の花が満開になっていました。
花の終わった今月の下旬ごろに刈り取られ、畑の土と一緒に耕され「緑肥」となるそうです。










キバナコスモス(黄花秋桜)

2020-10-18 09:08:26 | 山野草
【キバナコスモス(黄花秋桜) 】
野草   : キク科 コスモス属
花期   : 6月~11月

一般にキバナコスモスと呼ばれているのは、コスモスの中のサルファリアス系です。
コスモスと比較すると草丈が低いので、矮性種を選べばプランターなどで栽培するのにも向いています。
最近は輝赤色の品種もある。

◎2020年10月6日 富山県にて 写真15枚 追加しました































◎2009年9月 写真1枚

コスモス(秋桜)

2020-10-17 08:03:08 | 山野草
【コスモス(秋桜)】
野草   : キク科 コスモス属
花期   : 6月~11月
別名   : オオハルシャギク

コスモスは春蒔き草花の代表種。
性質強健で、日本人の好みに合う花として、日本中どこでも見られるほど普及しています。
コスモスとはギリシャ語の「飾り」とか、「美しい」と言う意味。
花弁の形が桜の花びらに似ている所から秋桜の和名で親しまれています。
日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育する。
景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたコスモスの花畑が観光資源として活用されています。

◎2020年10月6日 富山県にて 写真16枚 追加しました。
砺波市 夢の平にて

































◎2009年10月10日 写真6枚。











ヒガンバナ(彼岸花)

2020-10-08 09:44:59 | 山野草
【ヒガンバナ(彼岸花)】
野草 : ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
花期 : 9月~10月
別名 : マンジュシャゲ(曼珠沙華)、シビトバナ(死人花)

ヒガンバナは曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれる多年草です。毎年、ちょうど秋のお彼岸頃に赤色の花を咲かせるので、印象に残る花です。
ヒガンバナの花は花茎の上に通常6個の花が咲く。
花弁はリボン状で絡み合っており、雄しべや雌しべも長くて構造がわかりにくい。
1つの花は、花弁(花被)は6枚で細長く、縮れている。
雄しべは6本、雌しべは1本で、長く飛び出ている。

◎2020年9月27日 富山県にて 写真10枚 追加しました





















◎2017年9月26日 富山県にて 写真2枚 追加しました
我が家の花も満開に






◎2011年9月28日 富山県にて 写真3枚 追加しました
マンジュシャゲ(曼珠沙華)の花と水滴






◎2010年9月30日 富山県にて 写真2枚 追加しました




◎2009年9月30日 写真2枚追加しました。




◎2009年9月22日 写真2枚追加しました。





タマアジサイ(玉紫陽花)

2020-09-30 08:21:22 | 山野草
【タマアジサイ(玉紫陽花) 】
野草(落葉低木) : ユキノシタ科 アジサイ属
花期      : 7月~9月

タマアジサイの花は、ヤマアジサイやガクアジサイより遅咲きで、7月~9月に開花が見られる。
タマアジサイの開花は、ヤマアジサイやガクアジサイのように1株の花が一斉に開花するのではなく、大きくなった蕾から順番に開花するので、同じ株でも長期間花が見られます。
苞に包まれ玉状になった蕾が裂けるように開花し、淡紫色の小さな両性花の周りに花弁4枚の白色の装飾花が縁どります。

◎2020年8月30日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2009年   写真4枚












トモエシオガマ (巴塩竃)

2020-09-23 07:42:06 | 山野草
【トモエシオガマ (巴塩竃) 】
野草   : ゴマノハグサ科  シオガマギク属
花期   : 8月~9月

山地の草原などに生える多年草。花冠は一様な淡紅色。
トモエシオガマはシオガマギクの変種で、シオガマギクでは花が花序にまばらにつくのに対し、トモエシオガマでは花序の先端に密集してつきます。
一つ一つの花は同じ向きに曲がっていて、上から見ると巴のかたちに見えることからこの名前がついています。

◎2020年8月30日 写真3枚追加しました。







◎2009年   写真3枚