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自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

2020-09-22 06:38:46 | 山野草
【アキノキリンソウ(秋の麒麟草)】
野草   : キク科 アキノキリンソウ属
花期   : 8月~11月
別名   : アワダチソウ(泡立草)

低地~山地の日当たりのよい草地などに生え、茎の高さは30~100センチで、茎頂や葉腋から伸びる円錐状花序に、直径1~1.5センチの黄色の頭花を多数つけます。
頭花は中心の両性の筒状花とその周りの雌性の舌状花からなっており、総苞は狭鐘形で、総苞片は4列です。
同じ仲間で 高山植物に ミヤマアキノキリンソウ があります。

◎2020年8月30日 富山県にて  写真2枚 追加しました。





◎2009年   写真4枚








キツリフネ(黄釣船)

2020-09-20 06:19:52 | 山野草
【キツリフネ(黄釣船)】
野草   : ツリフネソウ科  ツリフネソウ属
花期   : 6月~9月

形がほとんど同じで赤紫色の“ツリフネソウ(釣船草)”がある。
黄色の花が咲くツリフネソウの意であるが、ツリフネソウは花が多くつくが、キツリフネは少ない。
又同じ仲間で ツリフネソウとシロツリフネ があります。

◎2020年8月30日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2016年6月21日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2009年10月11日 写真1枚追加しました。



◎2009年9月23日 写真1枚追加しました。



◎2009年   写真2枚



アキギリ(秋桐)

2020-09-16 07:27:24 | 山野草
【アキギリ(秋桐) 】
野草  : シソ科 サルビア属
花期  : 8月~10月

茎は下部が地を這い立ち上がって高さ20-50cmになる多年草。
葉は対生し長柄がある。葉身は三角状矛形、長さ6-10cm、幅4~7cm。
葉縁は鋸歯がある。枝先に紫色の唇形の花を多数つける。
花冠の内面に毛がありざらつく。
ガクは2唇形で毛がある。
花冠の上唇はやや直立し、下唇は垂れ下がる。
雌しべは長く花外へ突き出し、先端が2つに分枝する。

◎2020年8月30日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2009年  写真3枚







パラグアイオニバス(大鬼蓮)

2020-09-12 06:02:24 | 山野草
【パラグアイオニバス(大鬼蓮)】
野草   : スイレン目 スイレン科 オオオニバス属
花期   : 8月~9月
葉径   : 150~200cm 、花径  : 40cm
花言葉は「神秘的」

パラグアイ・北部アルゼンチン・ボリビアに生育する一年草。
夏は水草の季節です。水草の中で世界最大の葉を持つのがオオオニバスの仲間です。
この葉の裏には網の目状に広がった太い葉脈があり、中はスポンジ状で空気を含むため、強い浮力を持っています。
葉に板を乗せて重量を分散させれば50kg以上の重さに耐えることができます。
夕方から早朝にかけて開花し、白花から桃色花に色が変化します(花は1晩目が白色で、2晩目は淡いピンク色に変色します)。

◎2020年8月15日 富山県にて 写真6枚


ウオーターベット?











◎2017年8月28日 富山県にて 写真5枚









クサボタン(草牡丹)

2020-09-11 07:14:56 | 山野草
【クサボタン(草牡丹) 】
野草  : キンポウゲ科 センニンソウ属
花期  : 8月~9月

本州の山地に生える多年草。
高さ1m位になる。葉は対生、3出複葉で小葉は長さ5~10cm。
花は下向きに開き、花弁は無い。
がく片4枚で長さ15~20ミリ、白色~紫色。
茎の下部は木化する。
和名の草牡丹は、下部が木化するが全体の様子が草本で、葉が牡丹に似ることによる。

◎2020年8月30日 富山県にて  写真3枚追加しました。







◎2009年     写真5枚








◎園芸種のクサボタンです。

ミヤマコゴメグサ( 深山小米草)

2020-09-10 07:34:10 | 山野草
【ミヤマコゴメグサ( 深山小米草)】
高山  : ゴマノハグサ科  コゴメグサ属
花期  : 7月~9月

高さ15~30cmで直立する。
葉は卵形。茎に曲がった毛がある。
葉に鋸歯があり、先が尖る。
葉の基部はくさび形でごく短い柄がある。
苞葉の脇に長さ8-10mmの白花をつける。
花弁の上唇は赤紫の条があり、下唇の長さは側唇と同じかやや長い、下の3裂した花弁の中央には黄色の斑がある。

◎2020年8月30日  富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2008年 富山県にて 写真2枚




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ウメバチソウ(梅鉢草)

2020-09-09 06:03:28 | 山野草
【ウメバチソウ(梅鉢草)】
高山   : ユキノシタ科ウメバチソウ属
花期   : 8月~9月
名の由来 : 花の形が梅鉢の家紋に似ていることから

山地や山麓の湿り気のある日当たりのよいところに生えていて、根生葉は長い柄があり、数枚がかたまってつく。
葉身は円形又は腎形で、基部は心形となる。
高さ10~40cmの花茎を直立し、1枚の葉と1個の白色の花をつける。
花茎につく葉は柄がなく、茎を抱く。
花弁は太く白い花糸を持つ5本の雄しべとともに、糸状に裂開した仮雄蕊(かゆうずい)がある。
仮雄蕊の先端には黄色い腺体がある。
裂開数によって変種に細分され、ウメバチソウは12~22、エゾウメバチソウは9~13、コウメバチソウ(中部地方以北)は7~11とされるが、図鑑によって記載が違う。
雌しべの柱頭は4裂する。

◎2020年8月25日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2010年7月31日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2009年10月12日 写真4枚








タイマツソウ(松明草)

2020-09-08 05:59:54 | 山野草
【タイマツソウ(松明草) 】
野草   : アカバナ科アカバナ属
花期   : 6月~8月
別名   : ヤグルマハッカ(矢車薄荷)
他の名前 : ベルガモット、ビーバーム、ホースミント など
名の由来 : ヤナギに似た細長い葉をつけ、ランのように美しい花を咲かせる。

夏の花壇を彩る花として親しまれ、暑さに負けず、力強く咲く姿が魅力的です。
タイマツバナとも呼ばれるように、鮮明な赤い花が盛り上がるように咲き、苞も赤く色づきます。
品種が多く、花は赤のほかにも、桃色、白、紫など多彩です。

◎2020年8月18日 岐阜県にて 写真4枚







ヤナギラン(柳蘭)

2020-09-05 16:45:34 | 山野草
【ヤナギラン(柳蘭) 】
野草   : アカバナ科アカバナ属
花期   : 6月~8月
別名   : ヤナギソウ
名の由来 : ヤナギに似た細長い葉をつけ、ランのように美しい花を咲かせる。

山野の日当たりのよいところにはえる。
地下茎をひいてよく繁殖する。茎は高さ1.5m位。葉は長さ8~15cm。
花は下の方からだんだん上の方へと咲く。径3cm位。種子は長い白毛があり風に乗ってよく飛散する。

◎2020年8月18日 岐阜県にて 写真2枚 追加しました。





◎2009年10月4日 写真3枚







マツムシソウ(松虫草)

2020-09-05 07:47:30 | 山野草
【マツムシソウ(松虫草)】
高山   : マツムシソウ科 マツムシソウ属
花期   : 8月~10月
名の由来 : マツムシ(スズムシの古名)の鳴く頃に咲くことに由来する。

マツムシソウ科の越年草。茎は高さ30~80センチ。
葉は対生し、羽状に裂ける。
長い花柄の先に淡紫色の頭花を上向きに開く。
花冠は、周囲の小花は唇形状に5裂し、中心部の小花は筒状で等しく4裂する。
丘陵から山地のススキ草原に生え、北海道から九州に分布する。

◎2020年8月30日 富山県にて 写真2枚 追加しました。





◎2020年8月25日 富山県にて 写真1枚 追加しました。



◎2020年8月18日 岐阜県にて 写真4枚 追加しました。









◎2009年10月6日 写真3枚







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シロバナトリカブト (白花鳥兜)

2020-09-03 08:04:54 | 山野草
【シロバナトリカブト (白花鳥兜) 】
野草   : キンポウゲ目 キンポウゲ科 トリカブト属
花期   : 夏、秋

全草が有毒なアルカロイドを含む有毒植物です。
山菜として扱われる二輪草と誤認して食べて死亡した例があるそうです。
同じ科の有毒植物レイジンソウを含めて、この3種は良く似ているので注意が必要です。
トリカブト、 ドクゼリ、 ドクウツギを日本三大毒草というそうです。
また、よく似た仲間にレイジンソウがあります。

◎2020年9月2日 富山県にて 写真5枚









ハクサンフウロ(白山風露)

2020-08-25 17:44:17 | 山野草
【ハクサンフウロ(白山風露)】
高山  : フウロソウ科 フウロソウ属
花期  : 7月~8月

亜高山帯~高山帯の草地に生える多年草。花は淡紅紫色の倒卵形の5弁花で、上向きに咲く。
根生葉は、下向きの粗毛をもつ長い葉柄があって、掌状に深く5裂し、さらに裂片は三出状に2~3中裂する。
葉柄の短い茎葉は、対生あるいは互生し、根生葉と形は同じだ。母種はエゾフウロ(蝦夷風露)

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚 追加しました







◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真2枚 追加しました





◎20011年8月10日 立山:一の越~東一の越にて 写真7枚追加しました 















◎2007年8月19日 長野県美ケ原高原にて 写真1枚追加しました


◎2008年6月28日 長野県戸隠高原にて 写真1枚




ウスユキソウ(薄雪草)

2020-08-24 06:37:30 | 山野草
【ウスユキソウ(薄雪草)】
高山  : キク科 ウスユキソウ属
花期  : 7~8月
名の由来:全葉の白い綿毛を雪にたとえて薄雪草といわれています
ミネウスユキソウをウスユキソウの変種として扱っている

ウスユキソウは北海道から九州にかけての低山帯から亜高山帯にかけて分布し、ミネウスユキソウは本州中部の高山に分布している。
花期は7〜8月、花は小さな花が集まった頭花で、茎の先端につき、その下に苞葉広がる。
頭花は周囲が雌花で、中央に両性花があり、雌花が結実する。
花はヨーロッパのエーデルワイスと比べて花びら(苞葉)の幅が厚い。
ウスユキソウ属の中では比較的綿毛が少なく、かぶっている雪が本当に薄い印象がある。

◎2020年7月22日 長野県にて 写真3枚





タムシバ(田虫葉)

2020-07-30 07:20:36 | 山野草
【タムシバ(田虫葉)】
落葉高木 : モクレン科 モクレン属
花期   :  4月~5月
別名   : ニオイコブシ
名の由来 : タムシバは、「噛む柴」がなまったものといわれている。

花はコブシによく似ているが、コブシが花の下に葉が一枚ついているのに対し、タムシバは花の下に葉がないので見分けは容易である。
葉はコブシの葉が広倒卵形なのに対し、タムシバは広披針形または長楕円形で、タムシバの方が細長い。
葉裏もタムシバの葉裏は白味を帯びている(コブシは緑色)。
またタムシバの葉は噛むと独特の甘味がある。
果実は袋果が集まった集合果です。

◎2020年4月30日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2009年以前  富山県にて 写真3枚





キジムシロ(雉筵)

2020-07-29 05:40:46 | 山野草
【キジムシロ(雉筵) 】
野草  : バラ科 キジムシロ属
花期  : 4月~5月

各地の山野に普通に生える多年草。
全体に毛があり、葉は5~9個の小葉からなる奇数羽状複葉で根生し、小葉の縁に鋭い鋸歯がある。

◎2020年4月30日  富山県にて 写真6枚 追加しました













◎2009年5月以前  富山県にて 写真3枚