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自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

ミヤマカタバミ(深山片喰)

2021-05-13 15:27:52 | 山野草
【ミヤマカタバミ(深山片喰)】
野草   : カタバミ科 カタバミ属
花期   : 3月~5月
別名   : ヤマカタバミ、エイザンカタバミ

山地の林の下に生える。
太い根茎をもつが分岐しない。柄の長い3つの小葉をもつ葉を根生する。
小葉の先端は切形になり、中央がへこむ。葉柄や葉の裏面、花茎や萼、苞には細かい軟毛が密に生える。
白い5枚の花弁の花を咲かせる。
花の直径は3-4cmで、白い花弁に紫色の筋があるものもある。
雄しべは10個あるが、そのうち5個は短い。

◎2021年3月27日 石川県にて 写真2枚



コチャルメルソウ (小哨吶草)

2021-05-12 07:07:26 | 山野草
【コチャルメルソウ (小哨吶草)】
野草    : ユキノシタ科 チャルメルソウ属
花期   : 4月~6月
名の由来 : 中国のチャルメラ楽器にたとえている

丈20~30cmの多年草。花後地中に走出枝を出しています。
根元から出る葉は広卵形または卵円形で、浅く5裂し、両面にあらい毛と細かい腺毛が生えている。
花は2~10個で、花弁は紅紫色または淡黄緑色で、羽状に7~9裂する。
花茎や花柄に短い腺毛が密生しています。
チャルメルソウは花弁は3~5裂で黒っぽい赤色をしています。

◎2021年4月6日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2021年4月1日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2017年4月6日 富山県にて 写真4枚 追加しました











◎2008年6月8日



◎2008年5月6日

マムシグサ(蝮草)

2021-05-10 16:11:22 | 山野草
【マムシグサ(蝮草)】
野草   : サトイモ科 テンナンショウ属
花期   : 5月~6月
別名   : カントウマムシグサ(関東蝮草),ムラサキマムシグサ(紫蝮草)

5 月頃に特徴のある花をつけます。
林の中に育ちます。
花のように見えるのは仏炎包(ぶつえんほう)で,この色が緑色のものはカントウマムシグサ,紫褐色のものはムラサキマムシグサです。

◎2021年4月22日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2009年以前のもの







カタクリ (片栗)

2021-05-09 10:58:03 | 山野草
【カタクリ (片栗) 】
野草  : ユリ科 カタクリ属
花期  : 4月~5月
別名  : カタカゴ
スプリングエフェメラル(春の妖精)とも呼ばれています。
名前の由来:花の付けない片葉の葉の模様が鹿の子に似ているので「片葉鹿の子」。これが「カタカゴ」になり、さらに転化して「カタクリ」になった。
また、実がクリのいがの中にある1つ1つの実に似ている事から、「片栗」と呼ばれるようになったという説もあります。

山野のやや明るい林の下に生える多年草。葉は長楕円形で、しばしば紫や白い斑点がある。
頂部の大きい花は下向きに咲き、花弁は内側と外側にそれぞれ3枚ずつあり、花が開くと反転する。
花の基部には紫褐色の模様があります。

◎2021年3月27日 石川県にて 写真5枚 追加しました











◎2018年4月12日 富山県にて 写真5枚 追加しました











◎2016年3月29日 石川県にて 写真6枚 追加しました









つぼみ



◎カタクリの花







ウワミズザクラ(上溝桜)

2021-05-04 19:21:28 | 山野草
【ウワミズザクラ(上溝桜) 】
野草(落葉高木) : バラ科  サクラ属
花期       : 4月~6月

高さ15-20mになる落葉高木で、本年伸びた小枝の先に総状花序を作り、穂になって咲くのでブラシのように見える。
名は、昔この材の上面に溝を彫って亀甲を焼いて吉凶を占ったことによるもので、「ウワミゾザクラ」が転訛したもの。
新潟や群馬では杏仁香・杏仁子〈あんにんご〉と呼んで食用とする。
蕾やまだ若い青い果実は塩漬けに、熟したものは果実酒やジュースにする。

◎2021年4月22日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2009年以前のもの



ミズバショウ(水芭蕉)

2021-04-28 14:13:47 | 山野草

【ミズバショウ(水芭蕉)】
野草  : サトイモ科ミズバショウ属
花期  : 5月~6月
名の由来: 水の中に生えるバショウに似た大きな葉を持つ植物。

いのは花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)で,本当の花は中心部の黄色いところについています。
葉は花後に花序の横からのび、長さ1m位。花は初夏、長さ20cm位の肉花穂序に密集し、白い仏炎包に包まれる。

☆2022 ミズバショウ 2022年4月12日

◎2021年4月7日 富山県にて 写真7枚 追加しました
今山田の水芭蕉







小井波の水芭蕉







◎2018年4月10日 富山県にて 写真3枚 追加しました





◎2017年4月10日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2009年4月29日 石川県にて 写真1枚 追加しました



◎2007年5月5日 富山県にて 写真1枚


ザゼンソウ(座禅草)

2021-04-27 15:57:37 | 山野草

【ザゼンソウ(座禅草) 】
野草  : サトイモ科 ザゼンソウ属
花期  : 2月~4月
別名  : ダルマソウ(達磨草)
名の由来: 仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見える。

湿地や水辺に生え、ミズバショウよりも少し気温の上がる所に見られる。
春いち早く暗紫色の苞を地面にのぞかせ、ちいさく黄色に光る花を内側に抱いています。

☆2022 ザゼンソウ 2022年4月12日

◎2021年4月7日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2018年4月10日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2017年4月10日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2009年5月10日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2007年5月27日 富山県にて 写真1枚



イワウチワ(岩団扇)

2021-04-24 08:52:09 | 山野草
【イワウチワ(岩団扇)】
野草   : イワウメ科 イワウチワ属
花期   : 4月~5月
名の由来 : イワウチワの名は、革質で丈夫そうな葉の感じが、うちわを連想させたようです。

深山の林中や林縁、岩場などに生える多年草。
春の山で見られる、代表的な山野草の一つで斜面などに群生する様子は見事です。
高さ3~10cmの花茎を伸ばし、その先端に淡紅色で漏斗状鐘形の花を横向けに1個つけます。
花弁の先は細かく裂けています。

◎2021年3月27日 石川県にて 写真4枚追加しました









◎2011年6月16日 富山県にて 写真2枚追加しました

シロバナイワウチワ(白花岩団扇)



◎2011年5月19日 立山:材木坂にて 写真4枚追加しました



イワウチワの八重の花





◎平成21年以前 写真2枚



ヤマネコノメソウ(山猫の目草)

2021-04-19 21:55:48 | 山野草
【ヤマネコノメソウ(山猫の目草)】
野草  : ユキノシタ科 ネコノメソウ属
花期  : 3月~4月
仲間  : ホクリクネコノメソウ、ネコノメソウ
名の由来: 山地に生え、果実が猫の目に似ていることから

湿った林内に生える多年草で、花茎は長毛を散生し、高さ10~20cmになる。
茎葉は長い柄があり、腎円形で互生し縁に平らな鋸歯があります。
苞は卵形で、萼裂片は花時に平開するが花後に直立します。
ネコノメソウが流れのそばに生えるが、ヤマネコノメソウはそれほどの水分は必要としていません。
花茎と葉柄にはやや長い毛が散生する。
茎の間に付く葉は1~2枚と少数で、互生します。
茎の頂端に輪生するように付く葉は中心部に至るほど小さく、色も黄緑色を帯びるようになる。
花は直径5mm程度、顎片は4枚で黄緑色。
花が終わると開いていた顎片が立ち上がって、猫の目を連想させる状態になる。

◎2021年4月7日 富山県にて 写真8枚 追加しました

















◎2017年4月10日 富山県にて 写真4枚  追加しました





茎の間に付く葉は1~2枚と少数で、互生します



◎2011年4月3日 新潟県にて 写真3枚 






ネコノメソウ(猫の目草)

2021-04-18 13:53:28 | 山野草
【ネコノメソウ(猫の目草)】
野草  : ユキノシタ科 ネコノメソウ属
花期  : 3月~5月
仲間  : ホクリクネコノメソウ、ヤマネコノメソウ
名の由来: さく果が2つの裂片に深く裂け、裂片の先端に入る1本の縫線が昼間の猫の瞳孔に似ていることに由来しています。

北海道、本州の山地の湿ったところに群生する。走出枝をだし、高さ5~20cm。
葉は対生し、広卵形で長さ5~20cm、3~8対の鈍鋸歯があります。
苞は茎葉と同形で黄緑色を帯びていて、花は直径2mmほどで、萼裂片は直立し、淡黄色。雄しべは4個しかない。
さく果は2裂し、くちばし状で左右不同。(山に咲く花)

◎2021年4月7日 富山県にて 写真5枚 追加しました







上がネコノメソウ、下が山ネコノメソウです



◎2017年4月10日 富山県にて 写真5枚 追加しました













◎2009年4月29日 富山県・石川県にて 写真2枚





ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)

2021-04-17 16:55:14 | 山野草
【ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)】
野草  : ユキノシタ科 ネコノメソウ属
花期  : 3月~5月
場所  : 北海道-九州、 里-低山、水湧地
仲間  : ネコノメソウ、ヤマネコノメソウ
名の由来: 「ホクリク」は北陸地方を中心に分布することに由来します

中国地方の大山辺りから北陸辺りに分布、低山の水が滲み出す様な場所に生え、背丈5-10cmほどで群生する事が多い多年草。
黄色く色付く葉は、茎に付く葉ではなく、花の下に付く苞葉で、その上に萼が有り、花弁は無く雄しべと雌しべが有ります。
ネコノメソウの仲間は、その萼片やしべに違いが有る事が多く、ホクリクネコノメソウの場合は、苞は鮮黄色で、萼も黄色で直立しています。
4個の萼裂片、2本の花柱、8本の雄しべが有り、葯は暗紫色で葯が萼裂片より高く外に出ているのが特徴です。
よく見かけるネコノメソウは葯は黄色で、葉がやや幅広く、全体にずんぐりした感じがする。

◎2021年4月1日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2017年4月10日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2009年5月10日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2009年4月11日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2008年5月6日 富山県にて 写真1枚



ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)

2021-04-17 07:40:39 | 山野草
【ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)】
野草  : ユキノシタ科 ネコノメソウ属
花期  : 3月~5月
場所  : 北海道-九州、 里-低山、水湧地
仲間  : ネコノメソウ、ヤマネコノメソウ
名の由来: 「ホクリク」は北陸地方を中心に分布することに由来します

中国地方の大山辺りから北陸辺りに分布、低山の水が滲み出す様な場所に生え、背丈5-10cmほどで群生する事が多い多年草。
黄色く色付く葉は、茎に付く葉ではなく、花の下に付く苞葉で、その上に萼が有り、花弁は無く雄しべと雌しべが有ります。
ネコノメソウの仲間は、その萼片やしべに違いが有る事が多く、ホクリクネコノメソウの場合は、苞は鮮黄色で、萼も黄色で直立しています。
4個の萼裂片、2本の花柱、8本の雄しべが有り、葯は暗紫色で葯が萼裂片より高く外に出ているのが特徴です。
よく見かけるネコノメソウは葯は黄色で、葉がやや幅広く、全体にずんぐりした感じがする。

◎2021年4月1日 富山県にて 写真3枚 追加しました







◎2017年4月10日 富山県にて 写真4枚 追加しました









◎2009年5月10日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2009年4月11日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎2008年5月6日 富山県にて 写真1枚



ヒメリュウキンカ(姫立金花)

2021-04-14 16:44:15 | 山野草
【ヒメリュウキンカ(姫立金花)】
野草  : キンポウゲ科 キンポウゲ属
花期  : 2月~4月
別名  : オウシュウキンポウゲ(欧州金鳳花)
花言葉 : 会える喜び

山野の湿った草原や川沿いの林床など湿り気のある場所に自生します。
良く似た花に『リュウキンカ』がありますが、山野の湿った草原や川沿いの林床など水辺や湿地などに生育し、ミズバショウの群生地で見られることもある。
ふるさとはイギリスですがヨーロッパからシベリアにかけて広く分布している野草です。
葉は暗緑色のハート形、春になると花茎を伸ばして表面に光沢のある3~4cmの黄色い花を次々と咲かせ、長いものでは1ヶ月ほど花を楽しむことができます。

◎2021年4月6日 富山県にて 写真6枚 追加しました













◎2021年3月23日 石川県にて 写真4枚 追加しました









◎2020年3月9日 石川県にて 写真2枚 追加しました





◎2018年3月11日 石川県にて 写真4枚 追加しました









◎2014年3月1日 石川県にて 写真4枚







向野の桜

2021-04-12 08:52:35 | 山野草
【向野の桜(むかいの の さくら)】

向野の桜(むかいの の さくら)は、南砺市城端の野口地区を流れる山田川の堤防にある樹齢100年を超える江戸彼岸桜(エドヒガン桜)の大木です。
残雪の袴腰山を背景に、力強く花を咲かせる姿は美しく、見頃の4月上~中旬には多くのカメラマンが訪れる桜の銘木(一本桜)です。
かつては2~3本のエドヒガンが自生していましたが、戦時中に蒔になることを逃れました。
また開花時期には地元有志によって桜のライトアップもあります。

◎2021年4月2日 富山県にて 写真6枚













コシノコバイモ(越の小貝母)

2021-04-11 17:04:18 | 山野草

【コシノコバイモ(越の小貝母)】
野草  : ユリ科 バイモ属
花期  : 3月~4月
別名   : コバイモ
名の由来: 「越の小貝母」は越後のコバイモを意味します
花言葉 : 母の優しさ

北陸の春を代表する春植物(スプリング・エフェメラル)の一つです。
高さ5~20cmほどの小草で、葉陰に下向きの目立たない花を一つ付けます。
葉は下の2枚は対生し、上方の3枚は輪生する。

☆2022 コシノコバイモ 2022年4月7日

◎2021年4月1日 富山県にて 写真3枚追加しました







◎2021年3月27日 石川県にて 写真7枚追加しました















◎2020年3月19日 富山県にて 写真5枚追加しました











◎2020年3月9日 石川県にて 写真5枚追加しました











◎2017年4月17日 富山県にて 写真4枚追加しました









◎2012年5月23日 富山県にて 写真3枚追加しました







◎2011年4月3日 新潟県にて 写真1枚