お座敷都市開発

計画性のない箱庭的乱開発でおうちの中が増々カオス。

国鉄 キハ58とキハ65…とか。

2014年08月18日 02時32分39秒 | レゴ(オリジナル)
設計だけは1箇月前に出来ていたのですが、梅田の準備とか色々バタバタしているうちに発表する機会を逸していました。都会の電車ばかり作っていたら、急に故郷のローカル線を走っていた気動車急行を思い出してしまって…現実逃避という話もありますが。

まぁ、JAMまであと1週間足らずですし、今更じたばたしても仕方が無い…というか、やる事も無いので、そこそこ熱いうちに来年のJAM用に色々計画だけでも立てておこうかと…。

先の30000系と同じく最初からHG&凸隠し仕様で考えてみましたが、旧設計のキハ35系と混在させても意外に違和感が無いですね。



最終的にはキハ28やキロ28を加えた急行編成を目標として、取り敢えず…

(1)客用ドア表現の違い(引き戸と折戸)
(2)屋根表現の違い(張り上げ屋根と通常屋根)
(3)客用窓表現の違い(一段上昇式と上段下降・下段上昇式)
(4)エンジンの違い
(5)塗り分けの違い

…の表現が可能かどうかを検証する意味で、キハ58とキハ65を作ってみました。



キハ65の窓は以前作成した165系と同じ表現でいいとして、キハ58の一段上昇式をどうするか…と、頭で考えてもなかなか回答が出て来ません。

該当するクリアパーツも無いし…とか、つべこべ言わずに適当なブロック積めば何とかなるものです。困った時の1x2クリアブロックに1x1ブロックが各1個、1x2プレートと1x1プレートが各2個…と、1枚の硝子を表現するのにえらくコストが掛かるっぽいですが、なんか、結構イイ感じです。

窓廻りの赤帯は、実車に倣ってキハ65よりも上端を1プレート低くしてあります。これで、165系や113系と並べても矛盾は無い筈です。



キハ58(左)の顔は、パノラミックウィンドウの後期型を想定しているので、キハ65(右)と基本寸法は同じです。

この微妙な後退角!(笑)…113系では0.5ブロック(=1.25プレート)分の後退でしたが、今回は0.5プレートという、絶妙な後退角にしてみました。この差分のしわ寄せは屋根に来てしまうので、いつも吸収させるのに苦労しますが、なんとか問題無く隙間無し仕様で。

運転席窓周辺を囲む赤い塗り分けは、乗務員ドア(窓)の横組と組み合わせて、エッジにRがついているように見える細かい配慮をしてみましたがどうでしょう。

客用扉は、引き戸であるキハ58(左)は0.5プレートの凹み、折戸であるキハ65(右)は0.5ブロック(=1.25プレート)の凹みとして差を付けてあります。

ステップ部分は台車側マウントです。上記5項目にはありませんが、台車の違い(コイルばねと空気ばね)も簡単に表現してあります。



こだわりの床下機器(笑)…これがやりたくて作った、とも言えます。

奥が横置きのDMH17Hエンジンを2機積んだキハ58。シリンダーヘッドと反対側の狭いスペースにそれぞれ燃料タンクがあり、そのセットが車体中心に対して点対称に配置されています。中央にあるのはラジエーター。エンジンは一見4気筒に見えますが、実物も2気筒で1ブロックに見える構造になっています。DMHの「H」は8気筒という意味です。

スペースが無いので、燃料タンクはエンジンと一体に作ってありますが、外観上は問題無いと思います。細かい機器は省略していますが、ツメツメ。こうやって見ると、2エンジン車に発電機を積めない理由が分かります。

手前は水平対向12気筒のDML30HSDエンジンを積んだキハ65。こちらのエンジンは1気筒1ブロックに見える構造なのですが、1機エンジンとはいえ、12気筒全部を表現するスペースは無いので、省略した表現にしてあります。

燃料タンクは横置き、その後方には発電機があります。勿論、キハ28に代わってキハ58にも給電可能です。



真夏のクソ暑い日に限ってこういう編成がやって来たりするんですよね~(笑)。迷わず冷房付きのキハ58に飛び乗ったら…あれっ? …冷房効いてないやん!

発電機の無いキハ58だけでは、屋根に乗ってるクーラーは只の死重にしかなってないのです。

まぁ、今だったら、窓を全開に出来るので、却って嬉しいかも知れませんけどね。

※キハ35のエンジン、こちら側はクランクケース側なので、シリンダーヘッドは見えない筈…なので間違いです。以前の記事中画像も同様です…すみません。



最終的にはキロ28を加えたキハ58系&キハ65で編成を組んだ急行列車にしてみたいのですが、気動車の醍醐味はゴジャ混ぜデコボコ編成にありますね。

好きな輛数にアレンジ出来るので、曲線抵抗が大きくてパワーが厳しい時や、電池が減って来た時でもすぐに減車出来ますしね(笑)。