お座敷都市開発

計画性のない箱庭的乱開発でおうちの中が増々カオス。

京阪3000系(初代)テレビカー

2013年10月24日 19時37分30秒 | レゴ(オリジナル)
今年の春、京阪から遂に引退しちゃったのですね、旧3000系…。窓パーツに頼らないビルドの習作として、中間車だけのつもりだったのですが、思い出の多い電車だったので…ついつい夢中になって1編成作ってしまいました。



JAMの時に持って行ったサロ153-900番台(サロ110-900番台)のように、1x2クリアブロック順組で簡単に作る事も出来るのですが、もっと大人のホビーとして楽しめる表現が無いものか…と、色々考えてみました。

高価なトレイン窓を大人買いして、力技で長編成に仕立てるのとは違った、もっとミニマルな「作る」を味わおう…といったアプローチです。今回は意地でもトレイン窓を含む、窓パーツは使わないルールで。大人の余裕のような言い方ですが、実際は修行のような鬼ビルド(笑)。



説明しにくいので…三枚おろしにしてみました(笑)。

一番手前のグループは、車体とはポッチで接続されていないユニット群です。鍵状、あるいはコの字になっているので、スポっとはめて、最後に屋根で押さえると、抜け落ちる事はありません。



さらに狭窓間の細い柱にあたるユニットを取り出してみました。内蔵部分(笑)は、外から見えにくくする為に黒ブロックで組んであります。

2ポッチ=5プレートの法則が基本ですが、1プレート単位で送られている窓は、車体側のポッチと一致しないので、ポッチ接続をしないはめ込み技が必要になってきます。

窓間の柱は3方向から押さえつけられていて、本当は全部をまとめて接続する必要はありません。必要の無いブロックを抜いてもっと軽量化する事は出来ると思いますが、その辺は実際にブロックで組んで、強度と相談しながら、いわゆるアンコ抜きをしていく事になります。

…ただ、まとまったスペースを捻出する事は出来ないので、PFシステムで動力化する事は不可能です。



3ポッチ幅の客用ドアを何とかする、というのも今回の目標です。1x2x2クリアパネルを使うと、残りの1ポッチを左右に振り分ける事になります。ブラケットの薄い部分が0.5プレートなので、これを利用して1プレートと1.5プレートに割り振っています。

1x2x2の窓枠を使うと、もっと奇麗に納める方法があるのですが、今回は使用禁止です…まぁ、そもそも黄色が存在しないですけど…。

顔は普通に順組でも良かったのですが、パノラミックウィンドウのガラスが、少しだけ内側に凹んでいるのを表現したかったので、貫通扉と乗務員扉を巻き込んで横組ユニットにして、腰板部分に少しだけ角度を付けてみました。

…因に、鳩マーク(蝶ですがw)は今の所、白は生産されていないようです。オデコのカーブスロープも、生産されるまでポチスロ代用ですね。



取り敢えず、3000(Mc)+3100(M)+3500(Tc)の3輌ですが、内蔵がギッシりテンコ盛りな関係でPF機器を搭載するスペースがありません。一時期あった8000系のT車(8500形8550番台)を組み込んで、そこに機器を搭載するか、…やっぱりダブルデッカーを作るか…ちょっと楽しい悩みではあります。

狭窓ズラリの車輌は上品でいいです。国鉄20m級よりも短い車体なので、ほぼスケール通りの全長38ポッチにしましたが、713系やクハ111よりも長く見えますね。