「ぷにょぷにょ ふわふわ もっこり」
これらの表現はお客様の頭の中にあるイメージなのである。
最近、施工した塀の左官工事、お客様の意向は
「ぷにょぷにょ ふわふわ もっこりでお願いします」というものだった。
「ぷにょぷにょ ふわふわ もっこり・・・ですか?どんな感じですかね」。
とルークは聞き返した。
お客様は「はい、ぷにょぷにょ ふわふわ もっこりという感じです」と言われる。
いったいお客様の頭の中にはどんなイメージがあるのだろうか。
左官工事で時々困るのはこのようなイメージをかたちにする時だ。
ルークは思った。人の頭にもUSBポートのようなものがあり、自分の頭のそれとラインで結んで、
コピーできたらお客様のイメージを鮮明に理解できるのに。それができないのが人間だ。
ルークは聞く。 「例えばどんな感じでぷにょぷにょ ふわふわ もっこりなんでしょうね」
こんなことを何度か繰り返すうちに自分の頭の中にイメージが膨らみ、
お客様の頭の中にあるそれが見えてくるのだ。
「あ~なるほどなるほど。ぷにょぷにょ ふわふわ もっこりだったんですね」 という感じだ。
人間の頭はある意味すごいのである。
最初はこんな感じ
完成しました。