左官屋ルークの日記

一左官職人が愛犬「ルーク」の名を借りて、本業の左官職や趣味、家族愛について語る。

2010-09-25 23:46:07 | 日記
夢はそれを見た人に喜怒哀楽の感情を突然もたらす。
夢の中の自分が「これは夢だったんだ」とか「夢であってほしい」
というような思いさえ起こさせる。

この日の晩、ルークは主人の愛娘が夢を見て泣いているのを見た。
同じ部屋で寝ていた姉が心配して主人を呼ぶ。
「パパ早く来て。妹が夢を見たの・・・パパが死んでしまった夢だって」

ルークの主人はテレビを見ていたが、その声を聞きすぐに娘たちの寝ている部屋に
入ってきた。そして、涙ぐむ愛娘を抱き寄せ「大丈夫だよ。パパはここにいるよ。
死んでなんかいないからね」と優しくささやいた。愛娘は安心して寝てしまった。

ルークは思う。なぜか悲しく思う。親子愛ってなんて深いんだ。
でも僕の親は今どこにいるの。ひどく会いたくなってしまったのである。