左官屋ルークの日記

一左官職人が愛犬「ルーク」の名を借りて、本業の左官職や趣味、家族愛について語る。

パスモはもうパス、モ

2007-10-18 23:10:34 | 日記
先日会社のお付き合いで、台場にあるホテル内のレストランへ「お食事会」に行った。仕事仲間とその家族との親睦会のようなものである。

それはともかく、ルークは普段から公共の乗り物は利用していない。と言うか得意ではない。このような時はいつも緊張するのである。家族はそれを見越してか、ルークに「パスモ」というカードをあてがってくれたのである。パスモ

説明によると、パスモカードをお財布の中に入れたまま改札の機械にかざす、そだけで通過できるらしい。確かに便利かもしれないが、パスモ未経験者にとってはかなりの不安材料なのである。

とりあえず家族には「高速道路の料金所で例えるならETCみたいなもんなんでしょ」と、いかにも知っているフリをした。家族のだれもが「そうそう、そうよ簡単なもんヨ」と実に簡単に理解してくれたわけである。

「そうか、かざすだけで通過できるのか、便利なものがあるもんだ」とかなり感心したのである。さていよいよ実戦。もちろん頭には「ETCのような感じ」というイメージがあるわけで、とりあえず改札の機械に向かってパスモもの入った財布をかざした。

しかし、通過しようとしたその瞬間、ゲートは開かず扉に激突したのであった。おまけに妙なインフォメーションが鳴ってしまい、一瞬パニックに陥ってしまったのである。

「エ!何がいけないの?」と当惑するばかりのルークであた。仕方なくもう一度出直し、機械に付けるようにさいふをかざし、やっとのことで入場できたのである。

もちろんそれで安心できるわけがない、頭の中は次に改札を出るときの心配で憂うつになってしまったのである。カードを財布から出し、手で持って改札を出るのも悔しいし、誰もそのようなことをやっていないからである。

そうか!財布の一番端っこにカードを入れ替えて、改札の機械に近づければいいのだ。と考えたのである。往復で乗り換えが6回もあるので失敗するわけにはいかない。最初の改札出口直前にカードを財布から出し、パスもカード入れ替えたのであった・・・。ヤレヤレ、無事通過。

その日の往復計5回は無事通過できたのである。ヤレヤレ。しかし、帰宅して家族に事情を話すと・・・「機械に軽くタッチするくらいがいいのよ、離し過ぎたんじゃないの?どれくらい離したの?」と結構微妙なことを質問をされたのである。

ルークは「ほら、言ったじゃない、ETCぐらい離してもいいのかと思って・・・20センチぐらいかな・・・」実は30センチ以上は離していたのだった。その時の記憶は未だ鮮明に焼き付いているルークなのである。