左官屋ルークの日記

一左官職人が愛犬「ルーク」の名を借りて、本業の左官職や趣味、家族愛について語る。

主人の話

2005-09-10 23:12:01 | 日記
今日は僕の主人がやけに意気込んで僕(ルーク)と、弟(エル)を一緒に散歩に連れて行ってくれた。

通常僕達は別々に散歩に連れて行かれるが、なぜか今日に限って一緒だ。主人は何を考えているのだろう。しかも散歩に行く前からやたらと厳しい。もともと僕達は性格が全く異なっていて、一緒に行くといつもトラブルを引き起こす。

例えば途中で他の犬に出くわすと、トラウマというかフラッシュバックというか(過去の出来事は秘密)、僕はすごく怖くなる。それがきっかけで、我を忘れしきりに吼えまくるのである。だから飼い主にとっては迷惑と言うか、いわゆる「うざい」ようだ。それに反し弟のエルは犬が大好きで、散歩で出会う全ての犬と仲良しになりたいのである。  

このような二ひきを一緒に連れて行き、突然他の犬に会うと、僕は吼えまくり弟は「クンクン」言いながら出あった犬に近づこうとする。どんな状況が起こるか想像がつくであろう。

しかしそれにもかかわらず、今日は一緒に連れていかれた。散歩に出る前から、主人は手厳しい監督のように、何度も号令を掛け二匹一緒に従わないと、散歩が始まらないしまつだ。

僕達は早く散歩に行きたいので理不尽な号令にやむなく従った。

ようやく散歩が始まったが、しかし!!この日に限って、3回も他の犬に出くわしてしまったのだ。僕達は違う意味でお互い興奮したが、主人のボルテージはマックスに達し、結局一番興奮していたのは主人だった。